45年続く老舗小料理で舌鼓

今夜は会長の行きつけのお店「お食事処 政」で仕事関係の人たちと晩ご飯。
博多区東比恵の場所で創業45年。元々は女将さんとご主人がされてたんだけど、今では息子さんがお母様とやってらっしゃるんだって。
45年前からってことは僕がここの近くの会社で社会人をスタートさせた時にはもう営業されてたのね。そう思えば僕もこの場所に来た記憶があるが、その時から「お食事処 政」だってことか。もちろん女将さんは僕が働いていた社名をご存知だった。その頃の上司も通ってたんだろうなぁ。

お食事処って書いてあるけど、最初にお通しを見た瞬間、お食事処？いや違う、居酒屋？いや違う、これは本格的な小料理屋だと思った。さらにそのあと出てきた刺身盛りを見た瞬間、「あ、本物だわ～！！」と認識。

7月22日から「福岡コロナ特別警報」の発動が発表されたのでまたまた飲食店も厳しい状況のようだ。この近辺もオフィスが多くてビジネス利用が多いので、【お食事処 政】の女将さんも「予約キャンセルが相次いで大変です」と嘆かれていた。特に大手企業は社内的に飲み会禁止通達とかが出るからねぇ。

北九州名物の“ぬかどこ”や、自家製明太子も美味しかった。松茸は持ち込みして特別に焼いてもらった。そして、馬刺も最高。予算は4,000～6,000円くらいかな。ランチもやってるみたいだから今度お昼にも行ってみよう。プライベートの友達との利用にもどうぞ！！

店名：お食事処 政（まさ）
住所：福岡市博多区東比恵2-17-23 ローズマンション第1博多 1号館
電話：092-472-4205
時間：11:30～14:00／18:00～22:00
店休：日曜日・祝日
※喫煙可のお店です。

十数年前に最初にここに来た時に「家鴨軒カレーってアヒルの肉を使ってるんですか？」って聞いたら「いえ、違います」って言われたのを思い出す。今なら逆にアヒル肉のカレーって売れるかもしれんね。

ちなみにWikipediaによると『アヒルはマガモを品種改良した家禽品種で生物学的にはマガモの1品種であり、その交配であるアイガモもまたマガモである。「マガモ」、「アヒル」、「アイガモ」という呼び変えは生物学的なものではなく、歴史的伝統による文化的な呼称、あるいは商業的な理由によるものである』とのこと。そやったんやー。

ところで、家鴨軒のことを「あひるけん」と読めずに「かもうけん」と呼ぶ人も多かった。普通は家鴨って漢字はあまり見ないもんね。それにしてもなんで【家鴨軒】って店名にしたんやろ。店主が元フレンチレストランで働いてたことに関係あるんやろか。今さらやけど今度聞いてみよう。

通常のカレーの他にハンバーグカレーとカツカレーがあります。昔材料を聞いたけど野菜やら肉やらすごいたくさんの種類が使われてて深みのある優しいカレーです。カレー粉が前面に主張していなくフレンチカレーって感じ。ハンバーグは長年ハンバーグ定食として人気の柔らかめの手作り。お店が出来て15年くらいだっけ？もうすぐ志免町のソウルフードになることでしょう。

水曜日と土曜日は夜営業もやってる【じゃらん食堂】で初めての毛蟹カレー。あ、蟹が入ってるわけではないよ。見かけが毛蟹なだけ。そして足に見えるのはイカリング。甲羅に見える手作りハンバーグは相変わらず美味いね。