「川端どさんこ」と北海道で修業した行列のラーメン店

こちらのお店は、「川端どさんこ」に長年勤めていた方が、その後、北海道でも修行されてオープンされたお店だとか。
11時オープンということで、並ばずに食べて帰ろうと思いきや、すでに行列で、45分待って店内に入ることができました。
⁡
味噌ラーメンと醤油ラーメンがあり、「どさんこ」出身らしく半チャンセットが準備されている。博多の味噌ラーメンの老舗「どさんこ」出身ですから、やはり味噌からチャレンジ。
カウンター越しに鍋を振る店主のリズミカルな動きと炒めている音から、すでに食欲が増してきます。提供された炒飯から、これが米粒が光輝いていて、しっかりコーティングされてアルデンテ食感、こういう食感の炒飯は北九州の「ラーメン大師」の感じに似ている。
⁡
その間にもやしなどを炒めて味噌ラーメンが提供される、ラードが張る味噌ラーメンは熱々で冷めない、チャーシュー、もやし、メンマ、生姜、ネギがトッピングされている。
スープはどさんこよりしっかりしたテイストのスープ。味噌の香りと豚骨ベースだと思われるスープはしっかりとコクが感じられる。

麺は黄色い縮れの中太麺は、味噌の濃厚なスープが絡む、相性も良く、また熱さが良い。
チャーシューは一杯提供するごとにカットして炙る丁寧な仕事、醤油ダレによく漬け込んだ厚めの食感が味噌に良く絡んでいた。もやしも炒飯同様にコーティングされた感はシャキシャキとした食感がよかった。
途中から生姜を溶かしながら、食べていくと、生姜の香りがフワッと広がって、味変で一気に食べ進めることができた。
接客も元気よく、気持ちよく、また行きたいと思って店を後にすることができた。次は醤油ラーメンを是非とも食べてみたい。

ラーメン激戦区福岡市東区名島に、新たに3月19日にオープンした「中華そば　ひかり」で中華そばをいただく。
一風堂の出身で、春日市の味噌ラーメンの「文福」の大将の後輩だという方が、豚骨ではなく中華そばと塩ラーメンで勝負しているお店だそうです。
店内はパンキッシュなロックがＢＧＭという珍しいお店。

外観はやや濃いめの琥珀色で、表面には鶏油が浮いている、チャーシュー、ナルト 、ほうれん草、海苔、茹で卵のハーフ、ネギという豪華なトッピング。
スープは脂のおかげで、冷めずに熱々が最後まで続く。鶏をベースにして和出汁を使ってコクのある醤油が甘さとキレを出している、しっかりした味わいで、最後まで飽きさせない美味しいスープ。

緩やかにウェーブがかかった低加水と思われる麺は、存在感があって歯応えがあって、濃いめスープにも負けない風味を持っている。
バラチャーシューはホロホロとほどける溶けるような味わい、スープの旨味を吸って麺と絡めて食べると更においしさが増す。
玉子は今時珍しく、煮玉子ではなくゆで卵。黄身の感じが昔ながらな雰囲気が醸し出されている、ハーフのカットの表面も面白い切り口は、この店独自の感じが良いです。
⁡醤油感が強めで、昔ながらでありながら、現代風にブラッシュアップした一杯に感じられた。
次は塩ラーメンをいただきたくなった。
東区は「金次郎」さんなど新たにオープンするなど、ちょっと熱くなってきたエリアのように感じる、もっと飲食が盛り上がることを期待したい。

4月6日に博多区住吉にオープンした「ヒフミ」に醤油ラーメンを食べに。
住吉から美野島方面の細い道にひっそりとオープン。看板を見ると博多の人ならガンナガを思わせる佇まいに豚骨ラーメンで系列店かと思うかと。しかし、メニューは醤油ラーメンのみ。しかも麺の硬さまで書いている。
バリカタ？カタ？
思わずガンナガのパロっているからのよう。個人的に醤油ラーメンでカタのイメージがないのでヤワで注文する。周りはカタの注文が多くてびっくりです。

外観は濃い黒みを帯びた琥珀色のスープ、チャーシュー、ネギ、もやしのトッピング。
スープは優しい豚骨ベースでシンプル、まろやかで、やや甘さを感じるスープは芳醇さがあって、どこか懐かしさを感じさせるスープ。色は濃く強めの味と思いきや飲みやすいスープ。

やや黄色の中細麺は、スープとの絡みも良く、歯切れのある食感がよくてスルスルと啜れる。これがカタだったらどんな感じなのか気になりますが、最後まで楽しめた。
チャーシューは細切りの豚ロースタイプ。細切れの感じも、ガンナガを思わせるタイプで、豚の脂の風味が良い感じで、麺と一緒に食べると良い感じです。

もやしはシャキシャキした食感を残していて、ネギと一緒に食べるとあっさりと食べられる。
最近、足し算の醤油ラーメンも多いが、ここは引き算でシンプルに懐かしい感じが楽しめる一杯であった。
看板を見たら、久しぶりに長浜ラーメン食べたくなった。