デビ高橋の「ごぶさたしてます」【27】
希少な高森和牛が食べられる、洗練された雰囲気の鉄板焼き店
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薬院
鉄板焼 曉
デビ高橋
福岡グルメや福岡ランチを紹介しているブログ「デビログ」を運営。「お肉博士1級」の資格も持ち、グルメ関連のキュレーター・講師・審査員を務めたり、福岡のテレビ・ラジオで活躍中。著書は「15年間毎日外食して、1万軒を食べ歩いた『デビログ』が見つけた福岡グルメの答え全100店」(KADOKAWA)。インスタID:devi_takahashi
![外観](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_15-800x533.jpg)
![外観](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_15-800x533.jpg)
地下鉄の薬院大通駅から平尾方面へ歩いて5分くらいのところに、今回の店「鉄板焼 曉 (あかつき)」はある。
![内観](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_02-800x533.jpg)
![内観](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_02-800x533.jpg)
店内は白やグレー、黒を基調としたモノトーンカラーに木の素材を使ったイスの組み合わせが洒落ていてかっこいい。
![半個室](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_03-800x533.jpg)
![半個室](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_03-800x533.jpg)
ここにはオープンして5ヵ月後くらい経った頃、友人に「鉄板焼きの洒落た店ができたから一緒に行こう」と連れてきてもらったのが最初だったが、店主の藤田剛平さんの明るい接客や料理の美味しさ、店のかっこよさに魅了されて、ついつい続けて通ってしまったのを覚えている。しかし、時の経つのは早いもので、最後に来てからもう5年も経ってしまった。
「デビです、ずいぶんご無沙汰していてすみません。」
「もうすっかり忘れられてしまったのかと思ってました。」
と藤田さんはカウンター越しに、ニコニコしながら答えてくれた。
![店主](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_04-800x533.jpg)
![店主](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_04-800x533.jpg)
藤田さんは北九州出身で、最初は中古車雑誌の出版社に勤めていたそうだ。それからいろいろな職を転々として、28歳の時に鉄板焼きの店で働いたのが飲食店の最初だったらしい。
そこからいくつかの店を経て34歳の時に独立して「鉄板焼 曉」をオープンした。
![レンジフード](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_05-800x533.jpg)
![レンジフード](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_05-800x533.jpg)
オープンが2015年5月31日なので、すでに8年半ほど経っているのだが、そうとは思えないくらい綺麗で、手入れが行き届いていた。特にレンジフードや鉄板、通気口などがピカピカなのには驚いた。
この店では年間120頭しか生産されない山口県産の高森和牛が食べられるのだ。高森和牛は山口県岩国市で育てられている黒毛和牛で、飼料に日本酒「獺祭」の酒粕を使っており、脂の口どけが良く、肉質が柔らかくて旨味があるのが特徴だ。この希少銘柄の高森和牛が食べられるのは、どうやら九州ではここだけらしい。以前働いていた店で知り合ったお客の縁で、高森和牛を取り扱えることになったそうなので、人間関係は大切だとつくづく思う。
ここではアラカルトでも食べることができるが、コースが断然お得だ。コースは6種類あるが、今回は8,800円のコースにしてみた。
品数は「サラダ」「本日のおすすめ鉄板料理」「名物焼きチーズポテトサラダ」「本日のおすすめ海鮮鉄板料理」「焼野菜」「厳選黒毛和牛ステーキ2部位食べ比べ」「あっさり塩昆布チャーハン」または「関西風お好み焼き」の7品だ。
![サラダ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_06-800x533.jpg)
![サラダ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_06-800x533.jpg)
「サラダ」は、今回は野菜のクルトンとホエー豚のベーコンのサラダだったが、野菜で作ったクルトンは彩りも楽しいし、食感はカリカリで、初めて食べたかもしれない。
![せせりの塩焼き](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_07-800x533.jpg)
![せせりの塩焼き](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_07-800x533.jpg)
「本日のおすすめ鉄板料理」は「せせりの塩焼き」で適度な歯ごたえと柔らかさが特徴だ。
![名物焼きチーズポテトサラダ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_08-800x533.jpg)
![名物焼きチーズポテトサラダ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_08-800x533.jpg)
「名物焼きチーズポテトサラダ」は、外側の焼いたチーズがカリカリで、中のポテトサラダとの食感のコントラストが面白い。
![ぷりぷりエビマヨ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_09-800x533.jpg)
![ぷりぷりエビマヨ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_09-800x533.jpg)
「本日のおすすめ海鮮鉄板料理」は「ぷりぷりエビマヨ」で、その名の通りぷりぷりの海老にかかっているマヨネーズソースがたまらない。
![厳選黒毛和牛ステーキ2部位食べ比べ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_10-800x533.jpg)
![厳選黒毛和牛ステーキ2部位食べ比べ](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_10-800x533.jpg)
「焼野菜」はレンコンで、メインは「厳選黒毛和牛ステーキ2部位食べ比べ」。食べ比べのステーキの部位は「佐賀牛のミスジ120g」(写真左)と「高森和牛のインサイド(ウチハラミ)120g」で、ミスジは柔らかく、インサイドは肉々しくて歯ごたえが良い。
![あっさり塩昆布チャーハン](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_11-800x533.jpg)
![あっさり塩昆布チャーハン](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_11-800x533.jpg)
シメは「あっさり塩昆布チャーハン」か「関西風お好み焼き」を選べるので、今回はチャーハンにしてみた。大葉やネギが入ったチャーハンは塩昆布の塩味がちょうどよく、パラパラで美味すぎる。
鉄板焼きの醍醐味はなんといっても目の前で調理されるライブ感を楽しめることだろう。
藤田さんは慣れたもので、フランベする時は、動画が撮れるように前もって教えてくれるようになっていた。以前はそんな事はなかったので、ずいぶんと変わったね。
![店主と奥様](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_12-800x533.jpg)
![店主と奥様](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_12-800x533.jpg)
今回は久しぶりの訪問だったが、8年半経っても、ご夫婦で一緒に明るく働いている姿を見たら、なぜだか安心した。今後は通信販売にも挑戦していくようなので、どのようなものが販売されるのか楽しみだ。
![メニュー1](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_13-800x1000.jpg)
![メニュー1](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_13-800x1000.jpg)
![メニュー2](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_14-800x1000.jpg)
![メニュー2](https://umaga.net/wp-content/uploads/2023/11/teppan_akatsuki20231115_14-800x1000.jpg)
表示価格は税別価格です。
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店舗名
鉄板焼 曉(店舗写真)
ジャンル
- ステーキ
住所
福岡市中央区薬院3-12-22 美山ビル1F
電話番号
営業時間
18:00~OS23:00
定休日
月曜
席数
- カウンター6席
- テーブル16席
個室
なし
メニュー
8000円コース7品、10000円コース6品、15000円コース7品、12000円コース6品、18000円曉プレミアムコース6品、20000円曉スペシャルコース7品、あかつきサラダ1000円、活きアワビ9800円、フォアグラの照り焼き あかつき特製ソース4000円、砂ずり塩焼き780円、一口黒豚餃子(8ヶ)680円、関西風お好み焼き 豚玉980円、とんぺい焼き980円、ガーリックライス1280円
※価格は税別価格
喫煙について
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記事に関する諸注意
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