珍店名の店でエスプーマ仕立てのラーメンを

福岡市東区箱崎にある珍しい名前の「へらへらあ麺研究室箱崎店」でエスプーマ仕立てのラーメンを。
1月にオープンしたお店。元はスープ工場としていた場所を店舗営業できるようにしたようです。メニューは2種類あり、豚骨えすぷーまらあ麺とイタリアの風バジルらあ麺があり、いつもならベーシックな麺を頼む自分ですが、今回はイタリアの風バジルらあ麺をお願いしました。

フワフワと泡だったクリーミーな乳白色スープは、微かにグリーンがかって見える。
そして大判なチャーシュー、カイワレ、ネギ、セミドライトマトにブラックペッパーが振られている。
スープは優しい豚骨味ではあるが、泡立ってフワフワした軽やかなスープ、ややとろみの効いたスープで、鶏も使っているということから、風味は複雑で美味しい。途中でブラックペッパーを追加すると味わいがしまってバランス良く感じられる。

麺は細麺のストレートで、普通でお願いした。コシがあって小麦の香りもしっかりあり、ややとろみのあるスープが絡みながらスープと一体感があって美味しい。
チャーシューは低温で調理されて薄いが歯応えもあり、スープと一緒に食べるとさらに美味しい。

替え玉と追いパルメジャーノチーズをお願いする。チーズの風味がさらにスープを複雑にして旨味が増す。なんの抵抗もなく軽いスープを飲み続けるが、何かが足りないなと思っていたら、メニューに「ニンニクお申し付けください」。あ〜これだと、ニンニクを追加で入れていたら、もっとイタリアを感じるスープになっていたかな。次回は、最初からニンニクを入れてもらおう。
なかなかオリジナリティがあって楽しめました。

福岡市中央区春吉に3月15日にオープンした「家系ラーメン 王道家 ふじい」を初訪問。以前「うどん栄」があった場所にオープンしています。
福岡でも増えている家系ラーメン。注目のお店なのか、かなりの行列でした。
ランチセット８５０円というお得なセットがあり、こちらを注文しました。

鶏油が浮いたやや茶色がかった乳白色のスープは、醤油豚骨らしい色合い。たっぷりのほうれん草、チャーシュー、そしてランチセットは8枚も海苔がのっている。濃厚でありながら、重たくはないガッツリと醤油のパンチが効いている。九州に合わせたような甘さは感じられないバランスの良いスープに仕上がっている。

中太の麺は、香りもあってプリプリっとした食感で、この濃厚なスープにも負けていない主張のある麺。やや粘性のあるスープにまとわりつくように絡んで美味しい。
チャーシューは厚みもあって、ホロリと溶けるような食感であり、噛みごたえもあって美味。スープの醤油感とも馴染んでいる。
スープの濃さは聞かれず、卓上のラーメンタレで調整するようだが、個人的にはいらないかな。ほうれん草は口をさっぱりとさせてくれるアイテムに感じられた。

ご飯は豆板醤や、ニンニク、マヨネーズなどで食べることをおすすめしていたので、豆板醤を少々スープを入れて、海苔をスープに浸してご飯と共に、これがなかなか美味しかった。
福岡らしく替え玉まで用意しているようだが、そこまではいけなかった。次回は細麺使用の替え玉も食べてみたいと思った。

福岡市中央区六本松の平日ランチ限定の「イナズマラーメン　六本松ランチ店」。本店は那珂川市にあり、長浜ラーメンを提供しているが、
3月1日より平日だけここで間借り営業している。
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メニューから煮玉子ラーメンを注文する。
外観はシンプルな長浜ラーメンらしいベージュ色に適度な脂を感じるスープ。チャーシューとネギは多めにトッピングされていて、いかにも長浜ラーメンらしい盛りつけだ。

香りは豚骨アロマが心地良い。最近は非豚骨が多かったので、久しぶりにこの香リを楽しむことができた。
臭みのないややとろみのある円やかなスープは、コクもあるがスッキリとした味わいだが、豚骨感もしっかり感じられて、いかにも長浜らしい味わい。

細麺のストレートは、茹で加減は普通でお願いする。啜り心地も良く、鼻に抜ける小麦の香りも良いサクッとした食感で歯切れが良い。
チャーシューは食感もあって、下味もバランスよく、スープにも馴染んでいる。どさっと盛られているネギもサクサクとした食感があって良いアクセントになっていた。
替え玉も半替え玉があるのは嬉しいところだが、今回は次の予定があったので替え玉は断念。
次は本店でも食べてみたい。