シニアソムリエのラーメンテイスティング

小郡のカスタマイズが楽しい塩ラーメン

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最終更新日

ライター黒木昭博

カメラマン黒木昭博

ヒカリノサキ 特製塩ラーメン

黒木昭博

「レストラン花の木」シニアソムリエ
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小郡市の「ラーメンラボ ヒカリノサキ」にて特製塩ラーメン

3連休明けで、小郡市に新しく出来たラーメン店を目指すも、本日定休日の看板があって、場所を変更、以前から気になっていたヒカリノサキに

ヒカリノサキ外観

特製塩ラーメンは、麺、チャーシュー、油を自分でカスタマイズするラーメン、今回は、麺は中太麺のストレート、チャーシューは、鶏チャーシュー、と豚肩チャーシュー、そして油は、鶏油をチョイスしてしばらく待って着丼
外観は、液面がキラキラと輝く黄金色のスープ、チャーシュー、穂先メンマ、ネギというシンプルで綺麗な盛りつけ。
スープのアタックは、非常に優しく熱々、ホタテ、昆布そして節で出汁を取ったスープは、ジワジワと旨味の塊として押し寄せてくる感じ、とても繊細なスープを塩で微妙な味わいに仕立てている。

ヒカリノサキ 麺

麺は、京都の棣鄂製は、ストレート麺、縮れ麺、中太麺からで、今回は中太麺を選んだ、国産小麦100%の麺は、ツルツルした触感でもちもちとして、旨味の強いスープにも風味で負けていないバランスの取れている。
チャーシューは、鶏チャーシューは、低温調理でしっとりとした食感で、ブラックペッパーの味がアクセントになっている、下味控えめで、スープの旨味と共に味わい深く食べられる。豚肩チャーシューは、じっくりと火を入れていてタレに漬けられており、こちらは噛みごたえのある味わい。
穂先めんまは、コリコリしていて控えめの味で、スープの旨さを引き立てている。
スープの旨みが、長く口に残っていて、このスープもついつい飲んでしまう味わい。
他のメニューも気になるし、また塩ラーメンで、違ったカスタマイズをして、どう味が変化するかも見てみたいと感じた。

北九州市小倉に復活した「東洋軒」

2021年夏に、何の前触れもなく、閉まった東洋軒、当初は、改装のためとか言われていたが、創業60年の老舗の閉店は、けっこうショックだった。
それから直方、折尾で復活をしていたが、小倉北区の黄金町に、復活を果たしたようで、ようやく伺えました。
戸畑の龍王同様に、元ファンが、消してはいけないとプロジェクトを立ち上げたみたいです。
東洋軒と言えば、ワンタン麺ということで、チョイスしました。

外観は、東洋軒のシンボル的な、紅生姜のようなタケノコ、チャーシュー、ネギ、海苔がのる、乳白色でやや脂も感じる。
スープは、心地良いトンコツフレーバー、口に含むと、旨みがしっかり感じられると同時に、やや強めの塩味が出ている、見た目よりはあっさりしていて、やや強めのアタックから、後半は、さっぱりとした美味しさ、鶏も使われているような、トロミのある味わいは、長く口の中に残る。

東洋軒の麺

麺は、博多の人からするとびっくりするほど、中太でスクエアな麺は、しっとりとした食感で、モッチリ感とたおやかさを感じられる。スープの旨味と相乗して相性抜群。
チャーシューは、歯応えがある、昔ながらのガッツリした噛みごたえのあるチャーシューが2枚入っていて食べ応えもある。
ワンタンは、トロトロの皮が印象的で、スープと相まって印象的であった。
ピンクのタケノコは、食感を与えていて、ネギもよりスープをスッキリとさせる役割を果たしているように感じた。

以前の東洋軒とは、全く同じとは言えないかもしれないが、経験を重ねるうちに、近づいていけるでしょう。
やはり東洋軒は、小倉で食べたいし、またこれからも食べれることは嬉しい限り。
食べ終わった後に移動中も、口の中に長く余韻として旨みが残っていたのが印象的だった。

黒木昭博さんのfacebook(https://www.facebook.com/chateau.akizou)からご本人の承諾を得て転載しています。

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

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