住宅街に佇む隠れ家フレンチレストラン

Audiで行く週末グルメドライブシリーズ。今回ご紹介するのは、南区長丘の住宅街に佇む隠れ家のような「Chez HIGUCHI」におじゃましました。クラシカルな雰囲気の落ち着いた店内で、旬の食材をふんだんに使った料理をゆっくりといただきました。

こちらのレストランは昼夜ともに3組限定だそうで、訪れた平日のランチ時は満席。隠れ家のようだと思っていたのは私だけで、みなさんご存知の人気店です。シェフの樋口勝史さんはフレンチ一筋32年の大ベテランで、東京や大阪のフレンチレストランを経て、福岡のレストランで12年間シェフを務めた後に独立してこの店をオープン。今年で12年目になります。伝統を守りながらも、新しいエッセンスを取り入れるのが樋口流。ランチはどんなお料理が出てくるのかな？

まずはアミューズの「生ウニとズワイガニ、カリフラワーのクリーム、コンソメのジュレとキャビア添え」が運ばれてきました。ウニにカニなんてうれしい限り。スタートから贅沢な食材使いにこのコースへの期待が膨らみます。
そして2皿目の前菜が「マサバの昆布締め、焼きナスのテリーヌ、マグロのサラダ」。上にはカツオ風味の泡が添えられています。海の幸満載の一皿は、和風っぽくもあり、あっさりといただきました。

お次は「九十九島産の牡蠣と広島産ムール貝のクリームスープ」。牡蠣のシーズン到来ですね。牡蠣とムール貝がゴロゴロっと贅沢に丸ごと数粒ずつ入っていました。柚子の香りがアクセントになって、クリーム系でもすっきりとした味わいです。これまでお魚系が3皿、まだメインをいただいていないのにかなりの満足感です。
いよいよメインディッシュの「佐賀牛のステーキ」がやってきました。アンダー5,000円のランチで佐賀牛のステーキが出てきたので、正直びっくりしました。カメノコというモモに近い部位で、火入れが難しそうな赤身ですが、しっとりとしてやわらかく仕上がっています。カボチャのピューレや色とりどりの季節の野菜が添えられていて、いろいろな味が楽しめました。
樋口シェフは朝倉の出身で小さいころから獲れたての野菜や果物を食べて育ったということもあり、野菜には並々ならぬこだわりがあるとか。こちらで使われている野菜は種から無農薬で育てている農家から仕入れているそうです。
オープンキッチンなのでお料理しているシェフがそれぞれのテーブルの様子を見ながら、タイミングよくお料理を作ってくれます。お店の人との距離感がとても心地よく、ゆったりくつろげるのもこちらの魅力。幅広い層のお客さんに指示されいてるというのも納得です。

シメのデザートは「モンブラン」。栗のクリームやアイスの下に濃厚なガトーショコラが隠れていて、楽しい一皿でした。最後はコーヒーと一緒に抹茶の生チョコにマカロンが出てきてコースは終了。
季節感たっぷりでコスパ抜群のコースに大満足でした。料理も雰囲気も、特に女性に喜ばれそうなので母や友だちを連れてくるのに覚えておきたいお店です。

この記事はAudi正規ディーラーAudi福岡中央の提供でお届けしました。

今回のドライブカー
Audi Q4 40 e-tron S line

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