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子どもたちにもお茶に親しんでもらいたい『ねこじたなのにお茶がすき』

公開日

ライター倉成英俊

ねこじたなのにお茶がすき

今江祥智 文 ささめやゆき 絵『ねこじたなのにお茶がすき』

倉成英俊

1975年佐賀県生まれ。コピーライターとして電通入社後、広告のスキルを超拡大応用し、各社新規事業部の新プロジェクト創出などを支援。2014年より、電通社員でありながら個人活動(B面)を持つ社員56人と「電通Bチーム」を組織。2020年Creative Project Baseを起業。2022年タイトルが良い本のみを扱う本屋「good title books」を開業。

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コワモテなのに、繊細だとか。小国なのに、リッチだとか。世界を面白くしているのはギャップだという、そんな意見に賛成の方は、お好きでしょうね。

お茶の雑誌「なごみ」を出してる淡交社が、子供達にもお茶に親しんでもらえるようにと出した絵本とのことですが、だいたいそういう風に企画されたものは我田引水で、事情が滲み出てつまんなくなってしまうところ、そこもギャップあり。なんとも豊かな絵本になっているのは、作家の才能か、淡交社のプロデュース能力か。

ねこじたなのにお茶がすき

お茶の世界のことだし、中身をどうこうとここで紹介し始めるのは野暮。good title booksではタイトルも中身もいい本しかオススメしないから、タイトルに心なびいた方は迷いなく手元に置いてもらえればOK。

ねこじたなのにお茶がすき
ねこじたなのにお茶がすき

お、と一目惚れしたのは、まさにお茶の産地、嬉野の名旅館、和多屋別荘の中の本屋さんだったのですが、その時にパラパラと眺めて、一番好きになっちゃったのは、この絵本に登場する、ねことご主人が一緒にお茶を飲む、その茶室の掛け軸なんですね。「心」と書かれたその佇まいに、心がなごみ(淡交社だけに)、これは紹介しなければと思い、今月ご紹介。

ねこじたなのにお茶がすき
ねこじたなのにお茶がすき

お茶好きの方は、あったかいお茶を淹れて。ねこを買ってらっしゃる方は、ぜひねこと一緒に、お楽しみください。

ご紹介した本は、good title booksで販売中です。

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
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