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5月30日は国際ポテト・デー」『せかいでさいしょのポテトチップス 』

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最終更新日

ライター倉成英俊

文 アン・ルノー 絵 フェリシタ・サラ 訳 千葉 茂樹『せかいでさいしょのポテトチップス 』

1975年佐賀県生まれ。コピーライターとして電通入社後、広告のスキルを超拡大応用し、各社新規事業部の新プロジェクト創出などを支援。2014年より、電通社員でありながら個人活動(B面)を持つ社員56人と「電通Bチーム」を組織。2020年Creative Project Baseを起業。2022年タイトルが良い本のみを扱う本屋「good title books」を開業。

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5月30日を「国際ポテト・デー」にする。と、2023年12月に国連総会でに決まったらしい。その2回目のポテトデーを2日過ぎてしまったが(これを書いてる今日は6/1)、せっかくなのでポテト絡みのgood titleを紹介したい。

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昔読んだ子供向けのアイデア発想の本に「世の中にあるものは全部誰かが考えたもの。ピザだってパジャマだって誰か最初に考えた人がいる。」的なことが書いてあって、いたく感銘を受けたことがある。その、世の中にあるもの、の1つ、ポテトチップスがどう生まれたか、を実話に基づいたお話に仕立てられている絵本。

発明家やお菓子メーカーが、実験室や机の上で、うんうん唸って考えて作られた…、わけではない。どこかの食品会社の社員が新商品を考えろといわれて、市場調査したりして、マーケティング会議したり、コンサルに頼んで、社長にプレゼンして作られた…、わけでもない。

ずっと残ってるものは、結構、意外なきっかけ、意外なドラマの中から生まれている。ポテチの場合は…本書を読むのを楽しみにしてもらおう。

ちょっと付け加えると、「注文」をつけられることや「やり直し」や「制約」が新しいことを生む母だってこと。それらはいつも一見嫌だけど、そのおかげで想定外のものが生まれるのは、我々の人生や仕事でだってそうだ。だから、そのちょっとしたトラブルを嫌がらない。これって逆にチャンスかも。その発想の転換を思い起こせるように、近くに置いておきたい本。

これを読んだ子供が発明家になるかもしれないし、シェフになるかもしれないし、新規事業部の大人が読んだら勇気をもらってイノベーションを起こすかもしれない。

でもまあ絵本ですから、ポテトチップスを摘みながら、ジュースやビール片手に、読んでもらうといい感じです。

ご紹介した本は、good title booksで販売中です。

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
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