東区の路地にある隠れ家そば店でふっくらきつねそば

　国道３号線から福岡市のゴミ処理施設「グリーンパーク臨海」に続く片側一車線へ入り、更にその途中の細い路地に入り込んだところにある、隠れ家的立地。なれど、本日も正午前なのに店内は満席状態の超人気店。
　どうにかこの季節にふさわしい寒風にひんやり気分の我が身の欲求の赴くままに、温かけ蕎麦「きつねそば」をお願いする。

　色薄めのスメは一見所謂関西風。なれど、絶妙に抑揚具合が整えられた醤油カエシとダシの効き具合が、ならでは＆オンリーワン。
　ふっくらきつね揚げの甘めの煮汁が溶け出すことで、徐々にスメの味わいが変化する様も楽し旨し。そして揚げに添えられた大根おろしが良い仕事しまくり。爽やかな辛味が揚げの甘みを際立たせ、スメの風味を引き締める。
　そして何より、肝心の蕎麦。スメを豊かに絡め取りつつシュルルと口へと収まり、むちっシャクシャクと解ける食感。と、噛み込むほどに広がる蕎麦の風味。
　メニューは蕎麦メインだが、うどんでもいただける。そしてレジ横には「本日の蕎麦　鹿児島産、本日のうどん　佐賀県産」の張り紙。うん、次回は是非ともうどんも啜りたいっ。

ランチ営業では専門店さながらの旨しラーメンが楽しめる中央区薬院「鍋と酒菜はま岡」で、冬季限定？「味噌らぁめん」。
　先日啜った「山椒香る塩らぁめん」や「煮干しらぁめん」の印象から、てっきりスキッと淡めの味噌かと思っていたが、然にあらず。醸した感さえ感ずる密なる風味うま味と、それと対等に渡り合うプリプリ中太麺。

　そしてコレだけ濃い味だが、様々豊富な野菜の具に、チャーシューも豚バラ？と鶏ムネ肉の２種持ってあり、食べ合わせで都度都度口内がリフレッシュされ、最後まで食べ飽きる事なく、うっとり完食。

中央区薬院「麺道はなもこし」が月に一度のうどんみたいなの＆そばみたいなの専門店「もしもこし」営業。
　とても我がツボなコロッケと「釜揚げ蕎麦みたいなの」で、芋お湯割を楽しみたい。と、関東立ち食い蕎麦屋の定番メニュー「コロッケそば」の様に食べられる様にと、釜揚げ用の辛汁を温かけツユに変えて、そこにコロッケがつけ易いようにと大きめの器で供してくれる心遣いも味のうち。

嗚呼旨かったぁと、持ち帰り蕎麦みたいなの「ざる麺」とオリジナル辛味ダレ「もこしのやくみ」を購入し、中央区舞鶴「おめんやsiki」で購入した「水キムチ」で「水冷麺みたいなの」。我が麺名店同士を勝手にコラボ、なのでソリャ旨いに決まってる「我がツボ二乗」。