今行くべき旬のグルメスポット!福岡大名ガーデンシティの注目店へ【3】
福岡の新たなランドマークとして旧大名小学校跡地に誕生した「福岡大名ガーデンシティ」。6月8日、その商業フロアである「ビオスクエア」に12店舗の飲食店がオープンしました。UMAGAではその中の6店舗を3回に渡りレポート。
第1回・第2回と続き、最終回となる第3回はパティスリー「ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA」と中華バル「jiubar FUKUOKA」、ともに西日本初上陸となる話題店をご紹介します。
全国に熱狂的なファンをもつパティスリーが上陸【ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA】
2階へ上がり最初に訪れたのは、シェフパティシエールである岩柳麻子さんの名を冠した「ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA」。東京・世田谷区等々力で3店舗を展開している「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」の都外初進出店です。早速店内を覗いてみましょう。
店舗より提供
東京の3店舗と同様、建築家・宿澤巧氏率いる社内デザインチームが手掛けたという空間はグレーを基調とした都会的な雰囲気。店内の中心に据えられたガラスのショーケースには、焼き菓子やタルトなどが美しく並んでいます。
入口から向かって左手前には、約16人が座れる大きなベンチスペースを用意。購入したお菓子やテイクアウトメニューはこのベンチスペース、または屋外(1階)のガーデンでも味わうことができます。さらに奥は「サロン・ド・テ」スペースとなっており、明治通りを望むカウンター席やテーブル席でイートイン限定メニューやバータイムのメニューを楽しめますよ。
店舗より提供
さぁ、まずは「サロン・ド・テ」スペースで味わえる「ASAKO IWAYANAGI」の代名詞、予約制の「パルフェビジュー(R)」をご紹介しましょう。全国各地から選りすぐった特上の果物をテーマに創作するパフェはまるで宝石のよう。果物の旬に合わせてラインナップは変わり、写真は7月から登場の「パルフェビジュー(R) ペシュ」(ドリンク付き6,160円)です。使用するブランド桃は「加納岩白鳳」「なつっこ」「川中島白桃」といった品種を中心に厳選。桃を引き立てる自家製のソルベにジェラート、多彩なソース、クリーム、ジュレ、生麩……と、パーツの数はここに書ききれません! 別添えのジンやセットドリンクとのマリアージュで味わいや香りはさらに変化。他にはない繊細かつ巧妙な構成に唸ります。
「パルフェビジュー(R)」は同店のインスタグラムに掲載の「サロン・ド・テ予約ページ(テーブルチェック)」にて事前予約を。当日分も若干数は用意されているそうですが、確実に味わうために予約はマストですね。
次にテイクアウト商品もチェックしましょう。ショーケースに並ぶのは、「パルフェビジュー(R)」をテイクアウト用に再構築した「パルフェ ア アンポルテ」(1,836円〜・写真)。濃厚なピスタチオに甘酸っぱいフランボワーズを合わせた「ヴェルピスターシュ」など約6種類が揃います。
その他、東京店でも人気の焼き立てクレープ(864円〜)や「トロピカルマンゴー」「オリーブオイル」「ピスタチオ」といった約8種類のジェラート(1スクープ594円〜)もオススメ。ジェラートは「パルフェ ア アンポルテ」にトッピングすることもできますよ。
さらには写真のスコーンやカヌレをはじめとした焼き菓子、パテ・ド・カンパーニュなどを挟むサンド、キッシュなどの軽食メニューまで多彩に用意。中でも、ココナッツやドライパイナップルなどが香るオリジナルケーク「シュマン ダイミョウ」(2,160円)と、「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」を代表するプティガトー「クレア」を焼菓子に落とし込んだ「焼きクレあん」(4個入り1,944円)は福岡店限定商品です。手土産にもきっと喜ばれますよ。
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また、20時以降は福岡限定となるバータイム営業を実施。夜の景色を望みながら、自家製ジェラート(1スクープ825円〜)を中心としたスイーツやお酒のペアリングを楽しめます。ジェラートや旬のフルーツを取り合せたバータイム限定のメニュー「ジェラートパルフェ」(2,750円〜・写真)も見逃せません。スイーツと相性の良いワインや日本酒に加え、デザートワイン(1,540円〜)が充実しているのもポイント。スイーツに合わせて季節ごとにセレクトするシングルオリジンのスペシャルティコーヒーや紅茶もありますよ。
ちなみに9月以降は東京の店舗同様のグランドメニューに加え、ランチやアフタヌーンティーなどの福岡限定メニューも登場予定だそう。インスタグラムで最新情報をチェックしてお出かけください。
スタイリッシュな中華バル【jiubar FUKUOKA】
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続いて、同じく2階フロアにある「jiubar FUKUOKA」へやって来ました。こちらは食べログの中華百名店にも選出される「jiubar」(東京・神楽坂)が手掛ける中華バルです。モノトーンにまとめられた店内には24席のカウンターと4名まで座れる落ち着いた個室を用意。店名は酒場やバーを意味する中国語の「酒吧(ジュウバー)」に由来し、メニューには中国の日常的な料理「家常菜(ジャーチャンツァイ)」とヴァンナチュールをはじめとしたドリンクがズラリと揃います。
早速注文していきましょう。まずハズせないのは、「jiubar名物 肉団子」(880円)。コロンと丸めた豚モモの挽肉を一度揚げてから蒸し、「魚香(ユイシャン)」やフレッシュトマトなどを合わせて作る自慢のソースを絡めた一品です。「魚香」とは、豆板醤や多彩な薬味、甘酢を合わせて作られる中国・四川省の調味法のこと。甘味と酸味のバランスがよく、仕上げにかけた青胡椒の香りも食欲をそそります。嬉しいことに、料理はすべてハーフポーションでの注文も可能! 1人飲みにも重宝しますね。
ちなみに昼の時間帯(16時ごろまで)は、卓上にあるQRコードを読み取り、自身のスマートフォンで注文するモバイルオーダーシステムも導入しています。とはいえ、もちろん口頭での注文もできますよ。
続いて注文したのは、ゲストの目の前でソースをかけて仕上げる「よだれ鶏」(869円)。低温調理を施した柔らかくジューシーな国産若鶏のモモ肉に、香辛料の効いた甘辛いタレが良く合います。熱々の片手土鍋に入って登場した「麻婆豆腐」(1,298円)は、ぐつぐつと煮えたぎる音、花椒油のシビレと山椒の香りがたまりません。甘味を抑えたコクとキレのある本格的な味わいも個人的に好みでした。
具材はサツマイモと豚肉のみで、塩味をベースに作られる「白い酢豚」(1,298円)や、一つ一つ手作りする「茹でワンタンアーチファーム産パクチーのせ」(759円)など、気になるメニューはまだまだ盛りだくさん。麺を揚げ焼きした「痺れるヤキソバ」(1,078円)や「台湾の屋台飯!ルーロー飯」(869円)など、シメにぴったりの一品も揃っていますよ。
中華バルなので、もちろんドリンクもしっかりと満喫。多彩なヴァンナチュールに加え、自家製シロップや紹興酒、中国茶などを使ったカクテルも充実しています。岡山県アーチファーム産のフレッシュなパクチーの香味が中華料理と抜群に合う「岡パクモヒート」(748円・写真右)や、香り高く爽快な喉越しの「ジャスミン茶ワー」(638円)もクセになる美味しさでした。
また、11時から16時は「昼飲みプライス」と題した、一部ドリンクメニューが特別価格となるサービスを実施! 昼飲みや0次会、2、3軒目としても気軽に立ち寄れる、東京の人気店に福岡らしさをプラスした“新しいjiubarスタイル”をぜひ楽しんでみてください。
「福岡大名ガーデンシティ」には、今回ご紹介した以外にもグルメなお店がたくさん! ガーデンに面する1階にオープンした「Pizzeria Da Gaetano」や「The CRAFT Bar and Grill」など、人気店や九州初上陸店が目白押しなので要チェックですよ。
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店舗名
ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA(店舗写真)
ジャンル
- スイーツ
- カフェ
住所
福岡市中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア 2F
電話番号
営業時間
11:00〜23:00(デイタイム〜OS18:00/バータイム〜OS22:00)
定休日
不定(月、火曜は11:00〜18:00の「サロン・ド・テ(イートイン)」のみ休み)
席数
- カウンター6席
- テーブル18席
メニュー
【テイクアウト】パルフェ ア アンポルテ1,836円〜、焼き菓子324円〜、クレープ・あんバター1,080円 【イートイン】パルフェビジュー(R)ドリンクセット6,000円前後 (予約制)※価格は内容により変動 【バータイム】ジェラートパルフェ」2,750円〜、グラスワイン1,320円〜
喫煙について
店舗名
jiubar FUKUOKA(店舗写真)
ジャンル
- 中華料理
住所
福岡市中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア 2F
電話番号
営業時間
11:00〜フードOS22:00、ドリンクOS22:30(昼飲みタイム〜OS16:00)
定休日
施設に準ずる
席数
- カウンター24席
- テーブル4席
個室
2〜4名
メニュー
jiubar名物 肉団子880円、よだれ鶏869円、うまい焼売682円、海老のチリソース、白い酢豚、麻婆豆腐各1,298円、台湾の屋台飯!ルーロー飯869円、グラスワイン682円〜、自家製レモンサワー638円
喫煙について
- ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
- ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
- ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
- ※OSはオーダーストップの略です。
- ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
- ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
- ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
記事に関する諸注意
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