【福岡観光の新提案】いちご狩りや桜の名所、ウイスキー蒸溜所&体験型ショップまで。今、朝倉が面白い!

公開日

ライター森絵里花

カメラマン森絵里花

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1. いちご狩りで旬を満喫!
2. 筑前の小京都「秋月」を散策
3. 桜の名所も点在!
4. 水の回廊をめぐり「三連水車」へ
5. 朝倉市の新名所「SHINDO LAB」

福岡市内から少し足を伸ばして日帰りドライブへ。糸島やうきは、太宰府も良いけれど、これからの季節におすすめしたい観光・お出かけスポットといえば、朝倉エリアです。

道の駅「原鶴」前に咲き乱れる、約80万本の菜の花

市内から車で1時間弱とアクセス良好ながら、まだまだ穴場とも言えるこのエリア。ベストシーズンを迎えるいちご狩りに、筑前の小京都と呼ばれる「城下町・秋月」、菜の花や桜の名所も点在。さらには、創業230余年の老舗蔵「篠崎」が手がける朝倉市の新名所「SHINDO LAB」にも大注目です。早速、春を先取りするプチトリップへ出かけましょう。

1. いちご狩りで旬を満喫!

「らいおん果実園」いちご狩りシーズンは12月中旬~5月中旬 ※変動あり

一年を通してさまざまな果物が栽培される朝倉は、福岡が誇るフルーツの里。何といっても、春はいちごの季節です。「らいおん果実園」「手づみ農園 モカ」「花立山ファーム」「タナベ ベリー ファーム」「果樹蔵ファーム 朝倉」など、朝倉エリアにはいちご狩りを楽しめる観光農園も点在。詳細をチェックして、ぜひ出かけてみてください。

2. 筑前の小京都「秋月」を散策

秋月城の裏御門であった「長屋門」。秋には紅葉の名所に

いちご狩りを楽しんだ後に訪れたいのは、朝倉市の北部に位置する「秋月」。戦国時代から城下町として栄えた歴史があり、筑前の小京都と称される美しい町並みに癒されます。苔むした石垣や掘割に歴史のロマンを感じる「秋月城跡」、桜並木に飲食店が軒を連ねる「杉の馬場」など、ゆったりと散策を楽しめます。

城下町・秋月の中で、武家屋敷の様相を残す数少ない家屋「秋月武家屋敷 久野邸」(写真)も見どころの一つ。600坪を越える広い敷地には、母屋、蔵資料館、離れ座敷、池泉回遊式庭園などを有し、当時の姿が忠実に再現されています。

3. 桜の名所も点在!

左下から時計回りに「甘木公園」「秋月杉の馬場の桜」「草場川の桜並木」。「山田堰」(写真右下)の側にある「木の丸公園」でも桜を楽しめる

さらに、朝倉エリアは花の名所としても有名です。2月中旬~3月上旬ごろには、道の駅「原鶴」前の菜の花畑が満開に。3月下旬~4月上旬になれば各所に桜も咲き誇り、美しい春絶景を目にすることができます。

4. 水の回廊をめぐり「三連水車」へ

三連水車/三連水車の里あさくら

朝倉は豊かな水に恵まれた土地。「秋月城下町」「山田堰」「原鶴温泉」「小石原ダムを含む3つのダム」といった水にまつわる観光名所を繋ぐルートは「水の回廊」と呼ばれ、朝倉市のシンボルである「三連水車」もその一つ。すぐ側にある物産館「三連水車の里あさくら」では、新鮮な地元野菜や特産物もゲットできますよ。

5. 朝倉市の新名所「SHINDO LAB」

最後にやって来たのは、朝倉市の新名所として話題の「SHINDO LAB」。ここは、江戸時代後期より酒造りを続ける老舗酒造「篠崎」が手がける、新たな酒造り文化の発信地です。

約5500坪の広大な敷地内には、福岡初のクラフトウイスキー蒸溜所や樽熟成庫、ワインの醸造場などを有し、2024年7月には体験型コンセプトショップ「SHINDO LAB STAND」もオープン!

「SHINDO LAB」全体のクリエイティブディレクションは「Concept Conception* Inc.」の創設者で、アパレルブランド「UNTRACE(アントレース)」も手がける小野清詞さんが担当。ショップの空間デザインは、インテリアデザイナーであり、ポストロックバンド「toe」のギタリストとしても活躍する山嵜廣和さんによるものだそうです。あまりにもおしゃれすぎて、ワクワクが止まりません!

体験型コンセプトショップでお買い物

「SHINDO LAB」のコンセプトは、「THE QUEST FOR THE ORIGINAL=独創性の追求」。ショップ内には、常識にとらわれない自由な発想と情熱、最新の技術をもって生み出されたお酒がズラリ!

写真は左下から時計回りに、地元のブドウを使用して可能な限りナチュラルに造られた「SHINDO WINES」のワイン、樽熟成した麦焼酎ベースのリキュール「朝倉」、ジャパニーズクラフトジン「Jin40」と「Freeee!!!」、ボタニカルリキュール「geek cello(ギーク チェッロ)」です。

嬉しいことに、試飲サービス(1人500円・お猪口付き)も用意されていました。「あまおう梅酒」はトロッとジューシーでアイスクリームにかけてもおいしそう。イタリアで親しまれている「チェッロ」を独自にアレンジして造られた「geek cello 茴香」は、上品なフェンネル(ウイキョウ)の香りがかなりクセに。色々飲み比べてから購入できるのがいいですね。

また「ハンドルキーパーだからお酒が飲めない」という方もご安心を。うきはの名店とコラボした特別メニューにも注目です。

ドリンクなら「ゼルコバコーヒー」に「篠崎」をイメージしてブレンド・焙煎してもらったというコーヒー(アメリカーノ600円・カフェラテ680円)を。その場で食べるならジェラート店「ソルベッチ do うきは」×「篠崎」を代表する商品「国菊あまざけ」のコラボで生まれた「国菊あまざけ アイス」(350円)をぜひ! 手土産には、冷蔵状態で販売されている「RIVER WILD × SHINDO LAB」のオリジナルソーセージ(1,500円)もおすすめですよ。

店内の一角には「Concept Conception* Inc.」のディレクションにより生まれたオリジナルのアパレルのコーナーもありました。Tシャツやキャップに加え、帆前掛けもすごくオシャレ! ぜひ現地で実物をチェックしてみてくださいね。

「SHINDO LAB STAND」ではさらに、ウイスキーを樽から瓶詰めできる「ハンドフィル体験」や、ウイスキー蒸溜所ツアーも実施されているのですが、あまりに魅力的すぎてここにはまとめきれず……。次回の記事で、その全貌を徹底レポートしたいと思うのでお楽しみに!

*取材、写真提供の協力「あさくら観光協会

店舗名

SHINDO LAB STAND(シンドウ ラボ スタンド)(店舗写真

ジャンル

  • 食物販店

住所

福岡県朝倉市比良松626-1

電話番号

0946-23-9006

営業時間

10:00〜16:00

定休日

水、木曜

メニュー

試飲(オリジナルお猪口付き)500円、SELKOVA COFFEE600円〜、国菊あまざけ アイス350円、「RIVER WILD × SHINDO LAB」オリジナルソーセージ1,500円、ウイスキー・ハンドフィル体験12,000円(ウイスキー11,450円、ボトル550円)

喫煙について

禁煙
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  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
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  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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