私、この店、大好きなんです【16】
食材と顧客を引き立てる、「わさび」のような居酒屋
公開日
ライター後藤暢子
カメラマン篠原隆人

福岡という街は、実におそろしいところだとたまに思う。街の至るところ、すみずみまで、どの飲食店をとってもハズレに当たるほうが難しいからだ。たまに出張先で晩御飯を食べる際、地元の人に聞くと「だったらここに」という定番があるものだ。もちろん、福岡にもそうした「マストもの」はないわけではない。いや、むしろ多いだろう。しかし、観光客や出張者が選ぶ定番中の定番の飲食店以外の、いわゆる「地元の人しか行かない店」であっても、しっかりと外部から来た人をもてなすポテンシャルを備えている。

冷泉公園を目の前にできる環境が気に入り、店屋町に事務所を構えて5年が経った。そんな私にとって、ランチでも夜でも、お肉でもお魚でも、会食でも飲み会でも利用できるご近所さんが、「めし・魚処 わさび」。先の「地元の人しか行かない店」のひとつとカウントしていいのだが、ここで紹介することで、地元以外の方々に目をつけられたら困るな、と、ちょっとヒヤヒヤしながら筆を進めている次第。

ここ店屋町近辺は、お昼時になると「どこにそんなに人がいたのだ?」と思うほど、ビジネスマンであふれかえる街でもある。「わさび」も多分に漏れず12時すぎには長蛇の列になるので、弊社スタッフは11時半か13時以降を狙って行くことが多い。一方、夜はお通しがお鮨という時点でハートをわしづかみにされる。たっぷりのネギをスプーンですくって食べる「極みの胡麻さば」、伊万里牛と長浜直送ウニが店屋町で出合う「ウニの肉巻き」など、九州の肉魚それぞれの食材を活かしたメニューたち。しかし、「看板メニュー」で推すスタイルではなく、九州の恵みをしっかり活かし、ただひたすらに「うまいものを出す」に徹するうえ、接客がほどよくフレンドリー。熱すぎず、つやーにもせず、気取らないのにしっかり「うまい」、まさに食材の旨味を引き立てるわさびのような存在。最近、博多区役所前に2号店「大人のわさび」ができた。こちらもしっかりお鮨のお通しからのスタートである。
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店舗名
めし・魚処 わさび(店舗写真)
ジャンル
- 居酒屋
住所
福岡市博多区店屋町3-21
電話番号
営業時間
11:30〜OS13:15/17:00〜OS22:30(金曜はOS23:30、土曜はOS23:00)土曜は夜のみ営業
定休日
日曜
席数
- カウンター9席
- テーブル6席
- 掘りごたつ52席
個室
4〜12名
メニュー
極みの胡麻さば1280円、チキン南蛮 自家製タルタルソース900円、ウニの肉巻き(1個)900円、炙り牛トロ刺1,300円、福田ホルモン580円、お刺身盛り合わせ1〜2人前1,780円、ふつ〜うサラダ680円、天ぷら190円〜、自家製さつま揚げ580円、みんな大好きアジフライ500円、寿司盛り合わせ(3貫)80円(全て税別)
喫煙について
- ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
- ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
- ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
- ※OSはオーダーストップの略です。
- ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
- ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
- ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
記事に関する諸注意
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