間借り営業の蕎麦店で好物の白和え＆ジュンサイ冷かけ蕎麦

中央区六本松「蕎麦切りかんべえ」店舗を、日曜日限定で間借り営業している「蕎麦、酒、綾部」で蕎麦屋酒。
インスタで先日金曜日、いつもの通りに週末の営業情報が写真とともに更新されると、うわぁ「春菊と胡桃の白和え」がいただけるのか？！我はなにせ豆腐好き、よって白和えにも目がない。で、早々にインスタのＤＭで予約。
調理風景をカウンター席越しにライヴ感満載で楽しめる割烹スタイル。まず具の胡桃を小さなカゴに納め直火で炙る。ボウルで豆腐を滑らかになるまでよく捏ねて、春菊、胡桃と和えて、蕎麦ツユと共用だろうか？醤油タレで調味して器に盛った上に、金柑の甘露煮の種を取り除き、叩き、白和えの上に添える。
その味わいは…、モチのロンで旨ひな旨ひっ。シャキッと春菊と、カリカリッと胡桃の風味を、緩めに豆腐で和えて、ひとまとめ。更に金柑甘露煮たたきの柑橘甘み。こりゃタマランっ、自然と酒がすすみにすすむアテ逸品。

あれこれ旨しアテと酒を楽しみ、〆はジュンサイ冷かけ蕎麦。まず、一人前を小ぶりの器で、同行カミさんの分と２杯に分けてくださる心遣いにメロっ。そして極細打ちの更科冷蕎麦のコリっと、ジュンサイのトゥルルンっと、スダチのシャキッと酸味。サプライズな出会いもl味のうち、一足早く初夏気分の極楽蕎麦屋酒。

なにせワンタン麺好き、店のインスタで新メニュー「ワンタン醤油らーめん」の発売を知り、東区和白「麺屋丸福」。
「きりりと醤油を際立たせ、当店のスープと合わせ、生姜、生姜油、千切り生姜と鶏ワンタンが合わさり鶏油を浮かせまとめ上げた一品」は、マグロ節や煮干しなど１０種ほどの節と鶏ガラでとったスープが、なんとも円やか。

中太丸縮れ麺はカンスイなしの全粒粉製ゆえ、自然なもっちりコシでラーメンとすると至極新鮮な食味が楽しい。ラーメンが大好きで色々と食べ歩き、ラーメン店で働く経験はなく、独自にレシピを考案したという店主の、ラーメンに対する愛をヒシヒシと感ずる力作。

ダシと蕎麦を良いもの使い、出来合いの鯖天でタンパク質を補充すれば、宅麺でも大満足な栄養＆味わいの一杯。

１.中央区六本松「うどん日和」店頭にて購入していた出汁パック「料理のきほんだし」でスメを作る。インスタの指示通り「出汁２リットルに対し砂糖１７g【きび糖】本ミリン１０g薄口醤油７８g塩８g。塩で味を整える」。
２.早良区石窯「石釜そばひさ屋」店頭で購入した、唐津市七山「里味庵」の乾麺蕎麦「里味の香り」一束を、たっぷりのお湯で５分茹でる。
３.１と２を適量ドンブリへ盛り、中央区那の川「サニー那の川店」で購入した惣菜「サバの天ぷら」をオーブントースターで８分焼き、茹でた春菊と添えれば出来上がり。

インスタでその存在を知り、是非とも＆何が何でも啜ってみたかった博多区東比恵「中華そばかなで」の、期間＆火曜日＆夕方営業時間帯限定提供の「手作りチキン麺」。
日本最古参の即席麺「ＣキンＲメン」をオマージュしたという一杯は、その美しい盛り付けに萌える。先ずはスープとひと啜りすれば、確かにＣＲベクトルな味わい。かつ、出汁の奥深い風味とコクと旨みっ。

合わさる麺もＣＲ同様に平麺で、即席油揚げ麺特有のモワッと甘い後味さえ感じさせる完コピ味わいながら、更に如何にも生麺から茹でました的モチっと感。スープを豊かに絡ませ口へと収まり、コレまた旨いっ。
そして更に、とある仕掛けがなされてあり、そのトリガーを引くと、あらま？おやおや？？味わいが「Ｄ前Ｉ丁」に一気に変化するではないか？！
わぁオモロイっ、これ旨いっ。大衆即席ラーメンの手軽な旨みを、今時の調理技法も駆使しつつ、高級感あるオマージュ手作り再生されたこの一杯。考案されたという店スタッフのスーパーラヲタ三浦さんのラーメン愛をヒシヒシと感じる一杯にメロメロ完食。