季節ものらしきひやかけの「しじみそば」が罪作り

中央区白金「江戸蕎麦佗介」で蕎麦屋酒。今日は軽く酒一合のつもりが、〆にたのんだ期間限定らしき「しじみそば」のひやかけ蕎麦が罪作り。

しっかり冷水で締められた二八蕎麦のコキコキ＆ワニワニ＆旨甘風味と、佗介ならでは？”甘”辛汁に映える蜆のほろ苦＆旨味に誘われて、ついつい冷酒を半合追加

飯塚市忠隈の大人気うどんそば店「めんの里あぐんちゃ」。「与秀庵」「百花亭」にここと、飯塚市内で３店舗を営むオーナーは与論島出身。店名の「あぐんちゃ」は与論島の方言で「友達」という意味で、気軽に訪れてほしいとの思いから店名にしたのだとか。
畳一条ほどの看板に、写真入りのメニューとその食券。好みの食券を取り、レジでさ精算するセルフ形式のオペレーション。

代表メニューは「しあわせうどん」。ごぼ天、肉、イカ天にわかめがのったおご馳走うどんらしいが、我が気分は「きつね」。キリリとダシが効いたスメと、プリリン細うどんと、気持ち甘炊きのきつね揚げが2枚。ゆるゆるとウハウハと。

７月、西区横浜にオープンした「古式長浜ラーメン 元祖長浜ドラドン」で「ラーメン並」。ここはかつて、西日本に２０数店舗展開する「博多・金龍」の一店舗。且つ、「金龍」に「長浜ドラドン」と「龍」繋がりの店名。
　白地に黒、赤、緑の中央区長浜「元祖長浜屋」トリコロールカラー的な店頭看板に、ボタン大きめの店頭食券販売機に、広めの店内に並べられた真紅のテーブル席。
　そして食券販売機筆頭ボタンに配された＝代表メニューと思しき「ラーメン並」は、良い感じにシャバシャバなスープ。今の若者世代にとってはきっと物足りない。が、我がロートル世代には、中央区長浜「元祖長浜屋」へのオマージュ含めて、なんだか嬉しく楽しい。

　唯一、オマージュ気分として残念なのが、ペラペラチャーシューの塩分の低さ。元祖長浜屋ばりの塩分濃度が有れば、食べ進むうちに徐々に塩分がスープに映り、味わいがグングン増してくる移ろいが満喫できるのだが。いや待てよ、健康的気分としては塩分摂取が気になるお年頃、なのでコレはコレで歓迎すべき味わいか。