間借り蕎麦屋の松茸と鴨肉南蛮に悶絶

中央区梅光園「蕎麦切りかんべえ」店舗で、日曜日限定間借り営業されている「蕎麦、酒、綾部」で至福蕎麦屋昼酒。
営業日ごとに時々の旬の食材の仕入れにこだわってられるが、本日のテーマ食材？は「栗」。栗と柿と春菊の白和えに始まり、栗と銀杏饅頭、栗ごはんと、栗好き垂涎もののアテがずらり。

そして「松茸と鴨肉南蛮」。蕎麦つゆで煮て？、ネギを添えた一品だが、鴨肉の旨みと脂の甘みとツユのうま味。更にプラスして、鴨を噛むほどに豊かに＆蜜に香り立つ松茸フレイバー？！
松茸実食経験が乏しい＆貧乏舌の我ゆえ、話半分に聞いてほしいのだが、松茸料理がこれほど旨いっ！と痛感した経験は、かつてない。熱燗最高のアテ、ウハウハと平らげるも、これだけ旨い料理のツユを残すのは忍びないぃ…。

そこで、蕎麦のみ追加で、結果「松茸鴨南蛮蕎麦の台抜き」後、残ったツユで〆蕎麦。と、これが旨いのなんのっ。みっちり旨い残りツユに負けずと、己の風味を主張する太打ち蕎麦。あまりの旨さに思わず酒を追加注文。

東区和白丘「麺屋丸福」で期日限定「淡麗豚そば」。
豚骨スープ＝「白濁＆臭い」のイメージだが、昨今人気は「透明感＆臭わない」クリア豚骨タイプ。

中華料理で透明感あるスープ・清湯を取る技法として、火加減に気を付けて白濁しないようにスープをとる毛湯（マオタン）と、最初に白湯スープを作り、そこに挽肉を加えて濁りを取りのぞく掃湯（サオタン）があるらしい。
旨みが強いこのスープは掃湯だろうか？ほくっと解ける麺との相性良好。1センチはありそうな厚切りチャーシューを齧りつつ、ゆるゆる啜る楽しさ旨さ。

雷山山頂で日清の「完全メシ キーマカレーメシ スパイシー」のつもりが、写真撮影が楽し過ぎて大幅遅行。雷山展望台でネット天気予報をチェックすると、1時間半後には雨の予報。
で、雷山山頂は諦めて、最短コースで登山口へと戻り、旨し昼麺啜りたひっ！と早良区次郎丸「ラーメンツミキ」。

若き店主は博多一風堂出身らしいが、店イチオシらしき「豚骨ラーメン」はアンビリーバボーな旨さ炸裂。
豚骨店に有り勝ちな嫌な臭いはナシ。なのにスープは濃いダシ風味＋深いコクを導くタレの調理技？
スープがコレでもかと旨い。かつ、中細麺がひたすら我がツボ。ポクポク＆ポキポキ、踊る。