「新しいご馳走の発見は、人類の幸福にとって天体の発見以上のものである」。
―ブリア・サヴァラン「美味礼讃」ー
サントリーが最良の原料と製法で完成させた“ちょっと贅沢なビール”「ザ・プレミアム・モルツ」。ビールと料理の幸せなマリアージュを紹介するのが、ザ・プレミアム・モルツ『神泡美味礼賛』シリーズです。いざ、新しいご馳走を発見すべく、お店に足を運んでみましょう。
「おたびしょ」(清川)
どんなシチュエーションでも使える“みんなの焼き鳥店”
総務省の調査によると、福岡市民の鶏肉支出額は全国1位だそうです。そんな“鶏肉大好き”福岡市民と鶏料理店(焼鳥店や水炊き店など)の話をすれば、「この店がお気に入り」と贔屓の店があったり、「家族とならココ」、「デートならココ」と使い分けていたりするものです。
今回はそんな「魅惑の鶏料理の店」をご紹介。
香り高いプレモルと一緒に味わいましょう。
2019年のオープン以来、一気に人気焼鳥店の仲間入りを果たした「おたびしょ」。
店主・藤川祐介さんは「八兵衛」「やきとり稲田」「無法松」など、焼鳥の名店で学び、31歳で自店を構えました。
その際、テーマにしたのが「いつ、誰と来ても楽しめる焼鳥店」。「最近、焼鳥ってコースのみの店や、ファミリーで行きづらい店が増えたのでうちは串一本から頼めて、子連れもOKという気軽な店にしたいと思っていました。ポジション的にはオトナ系焼鳥店と昔ながらの焼鳥の“間”かなと思っています」と藤川さん。店内はカウンターにテーブル、座敷に個室と、席のバリエーションが豊富。クリーンで明るい雰囲気が漂い、8割が女性客というのも納得です。
ちなみに店名の「おたびしょ」は漢字だと「御旅所」。
祭りの際に、神様が休憩する場所の意味で、神輿などが置かれます。「幼い頃、遊んでいた場所が“おたびしょ”と呼ばれていました。当時はその意味がわからなかったんですが、後になって知り、いい呼び名だなーと。神様が休憩されるように、この店がお客様にとってリラックスできる場所になればいいと願い、名付けました」とのこと。
さあ、猛暑の中がんばった自分を労うべく、ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エールをいただきます。唇を優しく包むクリーミーな神泡、鼻に抜けていくような独特の華やかさ、フルーティーな香りに、心まで潤います。
「僕自身、〈香る〉エール独特の香り、清涼感が気に入っています」と藤川さんもイチオシです!
串が焼きあがるまで、まずは多彩な一品料理を楽しみましょう。メニューの中で気になった「清川で一番セクシーな大手羽唐揚げ」(2本638円)をオーダー。なんとユニークなネーミング!
「2本を重ねると、足を組んでるように見えるんですよ(笑)。中骨を抜いてあるから食べやすいと思います」。プリッとした手羽元は太ももに、すっと伸びる手羽先が膝から下に見えなくもない(笑)。熱々をガブリといただきましょう。
続いて「ポテトサラダ」(528円)、「黒毛和牛ユッケ」(1188円)もテーブルに。どちらも映えますね。
「ポテトサラダ」にはカレー風味のたくあんとチーズがオン。このたくあんがいいアクセントになっています。実はこのたくあん、藤川さんがスパイスカレーづくりにハマったことから生まれたそうです。
「ポテトサラダに何かアクセントをつけたいと思っていた頃、カレーをよく作っていて。これなら食感もいいし、スパイスとたくあんが合う!と」。
このカレー風味のたくあんとポテトサラダは相性抜群。ちなみに藤川さん自慢のスパイスカレーは時々お店でも提供されているそう。次、見つけたら絶対オーダーします。
また、イクラとウニ、アボカド、卵黄をオンしたゴージャスな「黒毛和牛ユッケ」は贅を極めた味わい。鹿児島産黒毛和牛とそれぞれの素材のねっとりとした旨味の余韻が楽しめます。
いよいよ焼鳥が登場。
「豚バラ」(176円)、「砂ずり」(242円)、「むね」(209円)、「ささみ」(242円)、「鳥きも」(242円)、「和牛ビフテキ串」(638円)を盛り合わせてもらいました。
鶏は柔らかく、弾力があって旨味が強い「はかた地鶏」です。
塩はヒマラヤのピンクソルトとドイツの岩塩、長崎の藻塩をブレンド。3種それぞれの良さが引き出され、甘味と旨みのバランスのよい柔らかな味わいです。
それにしても豚バラの大きいこと!「うちのバラ厚いでしょー。噛んだ時のジューシーさや、サクサクとした食感を楽しんでほしくて」と藤川さん。肉汁と脂身の旨味とプレモルの清涼感がマッチします。
6月には六本松に姉妹店「タカマチ」もオープンした「おたびしょ」。藤川さんに今後の夢を聞いてみると、「一緒に働く人たちが働きやすい環境をつくりたい。月6〜7日はちゃんと休めるようにしてあげたいですね。お店が続けられるかどうかはスタッフにかかっていますから」とのこと。
藤川さんとスタッフのいい関係性は、ここにいるだけで伝わってきます。それもこの店の居心地の良さにつながっているのでしょう。
「小烏(こがらす)」(警固)
“自然の衣”がパリパリッ!ひな鶏の素揚げをプレモル と
さて、次に訪れたのは、2020年のオープン以来、大人気の「小烏」。
人気焼鳥店「鳥いち」の姉妹店で、こちらは焼鳥ではなく「ひな鶏の素揚げ」が楽しめます。「ひな鶏の素揚げ」って、なかなか馴染みがなかった鶏料理だけに期待も膨らみます。
まずは「むね(手羽つき)」(1000円)、「もも」(1100円)をオーダー。
素揚げなので衣はついていないのに、噛んだ瞬間、サクッ!カリッ!の歯応え。ジューシーな身の旨味が口いっぱいに広がります。
「ひな鶏の生産者探しには苦労しました。冷凍モノは使いたくなかったので、探しに探して、今は鹿児島県の生産者さんからチルドの状態で送ってもらっています」と店主・松永一平さん。
生後40〜44日で出荷されるひな鳥は、柔らかくて食べやすいものの、味は若干淡白。その美味しさを引き出すべく、ここでは2日間エイジングし適度に水分を抜くことで味を閉じ込めています。そうすることで衣がなくても、揚げた時に表面がパリッ!と仕上がるというワケです。
「自分たちは“自然の衣”って呼んでいます。食べた感じも軽いので、揚げ物独特の重さがないんです」。
そんなひな鶏の素揚げとザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エールは、ベストパートナー!
「うちの素揚げの少し淡白な味に、〈香る〉エールの軽やかさが合うんです。“食べ疲れない料理×飲み疲れないビール”という感じでしょうか。次の日に胃が疲れたり、もたれたりしない“食べ続けられる美味しさ”を追求したいですね」。
6~7分をかけて揚げる鶏は、大きく見えますが、実際に食べてみると重くないので「もも」も「むね」も完食。丸ごと手づかみが一番美味しく感じられるような気がしますが、抵抗がある人は、お願いすればカットしてもらえますよ。テーブルには、山椒・カレー・七味の薬味が並んでいます。素揚げに塩味はついていますが、味変を楽しみたかったらこちらをどうぞ。松永さんのオススメは「もも×カレー」。ももの脂とスパイスの相性が抜群です。
さらに、素揚げができるまでに楽しめる一品料理も魅力的です。
こちらは「人参と柑橘のサラダ」(600円)。本日の柑橘は甘夏です。甘夏のほろ苦さと爽やかな香りがにんじんを纏ったオトナの味わいで、いいつまみになります。
はじめて行くなら、鳥刺し・小鉢・ひな鶏素揚げ(むね・もも)・野菜1種がついた「ひととおり」(2,800円)がオススメです。
2人で行くなら、「ひととおり」1人前をシェアし、「砂ずり」や「せせり」「やげん軟骨」(各450円)などを追加オーダーするのも良さそう。
店内はカウンターのみ。冷蔵庫と厨房が壁面に配されていて、店全体がキッチンのような、なんとも潔い印象です。
ひとつひとつの料理もシンプルながら、センスに溢れていて、さすが!と思わせてくれます。
ちなみに素揚げは「もも・むね・野菜(芋)」(2,100円)をテイクアウトすることもできます。揚げたてをぜひ食べてもらいたいですが、手土産や家飲みのお供にぜひ!
この記事はサントリーの提供でお届けしました。
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店舗名
おたびしょ(店舗写真)
ジャンル
- 焼鳥
住所
福岡市中央区清川2-1-31 リバーサイド天神南 1F
電話番号
営業時間
18:00〜OS24:00
定休日
不定
席数
- カウンター8席
- テーブル12席
- 座敷16席
個室
8名
メニュー
ねぎま209円、鳥皮176円、せせり220円、豚バラ176円、名物!骨付き鶏タンドリーチキン1078円、ジャパニーズバーニャカウダ1078円、クリームチーズ豆腐748円
店舗名
小烏(店舗写真)
ジャンル
- 居酒屋
住所
福岡市中央区警固2-14-1 セントロード警固 1F
電話番号
営業時間
18:00〜OS23:00
定休日
日祝日
席数
- カウンター14席
個室
なし
メニュー
ひととおり2,800円(鳥刺し・小鉢・ひな鳥素揚げ〈むね・もも〉・野菜一種)、むね(手羽付き)、もも1100円、砂肝450円、せせり450円、野菜素揚げ300円〜、小鉢300円〜
喫煙について
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- ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
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- ※OSはオーダーストップの略です。
- ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
- ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
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記事に関する諸注意
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