本場の人気商品が満載！　アジアなスーパー&ミニフードコートで旅気分

東京や横浜に店舗をもつ“アジア物産”「友誼商店」が、2021年7月、福岡に初上陸。中国や台湾、タイ、ベトナムなどアジアの食材や加工食品、調味料、菓子、お茶、酒などが店内にぎっしりと並び、その数は約2,000種以上！　まるで現地のスーパーを訪れたような気分に浸れます。

オーナーにお話を聞くと「日本の皆さんにアジアの味を届けたいのはもちろんですが、コロナ禍でなかなか帰省できない海外の方にも喜んでもらえたら」とのこと。その言葉を証明するかのように、店内では外国語が飛び交い、アジアのお客さんがカートいっぱいに買い物をする姿も。

福岡市内にもアジアなスーパーはいくつかありますが、こちらはミニフードコートを併設しているのが特徴。入り口から入ってすぐ、ミニフードコートがあり、「毎日来ても飽きないよう、3つの味を楽しめる３店舗を用意しました」と頼さん。

その３店舗とは、豆乳と台湾スナックの「友誼食府」、四川料理の「金鼎」、台湾料理の「台湾好吃」です。夜市や屋台気分で、リーズナブルにこだわりの味を楽しめるのは嬉しい限り。全店、全品テイクアウトも可能です。

まずは台湾の朝食系メニューが揃う「友誼食府」へ。店内で生地からこねて毎朝揚げる「中華揚げパン」（200円）と「中華手作り豆乳」（200円）をいただきました。九州の大豆を使った豆乳は、作りたてでスッキリとした味わい。とても飲みやすく、あっという間に飲み干してしまいました。

四川料理を楽しめる「金鼎」では、北天神にある「本格四川料理 三鼎」の奥さん・シュウさんが腕を振るってくれます。おすすめは「手作り水餃子」（６個入り660円）。つやつやの餃子は、モチモチでつるんとした皮の中に熱々の肉汁がたっぷり！　山椒の効いたピリ辛ソースがかかっていて、いくらでも食べられそうな一品です。

他にも「本格四川坦々麺」（750円）や「紅湯ワンタン麺」（850円）など馴染みのある麺料理や、「薬膳烏骨鶏スープ」（850円）といった本格的な中国料理から、おつまみメニュー（380円〜）や「杏仁豆腐」（350円）などデザートまで揃います。

フードコートの一番奥が台湾料理の「台湾好吃」となっています。

面白いのがアルミ製のお弁当に入った「台湾の駅弁」（830円）。このお弁当のフタを開けると……？

ジャジャーン！　１段目は台湾のソーセージや煮卵、キクラゲや厚揚げなどおかずがてんこ盛り。２段目はご飯の上に台湾唐揚げ「ジーパイ」、「鶏モモ煮込み」、「ルーロー（豚肉の煮込み）」がのって、台湾名物メニューが一度に味わえます。

「台湾の駅弁は蒸して温め、温かいまま売られています。濃い味のおかずと相性の良い蒸し野菜は味付けも薄めに仕上げていて、野菜本来の甘みを感じられると思います。優しい“家庭の味”を楽しんでください」とスタッフ。

また「牛肉麺」（950円）は、醤油ベースのスープに特注のモチッとした麺が相性抜群の人気メニュー。柔らかい牛肉がゴロゴロッと入っていて食べ応え充分です。

さらに奥に進んで物産コーナーへ。オーナーのおすすめを聞いてみると「台湾夜市の定番・餡入りの白玉団子『ごまタンエン』（330円）や『紫芋入りタンエン』（290円）が人気です」とのこと。

「それから縁起が良い時に食べる台湾のぜんざい『八宝粥』（170円）も人気です」と教えてくれました。

台湾茶は最高ランクの商品を百貨店の約半値で販売。北京ダック用のアヒル一羽まるごとやアヒルの爪、皮付き豚肉など「どうやって食べるの⁉」というディープな食材も多数。

冷凍・冷蔵コーナーでは、餃子ひとつをとっても10種以上揃うなど、とにかく充実&オトクな品揃えで“爆買”してしまいそう！　3,000円以上の購入で保冷バッグがプレゼントされるなど嬉しいサービスもあります。

今後は、フードコートにスイーツメニューが増えるなど、ますますパワーアップしていく予定だとか。公式S N Sをチェックしてイチオシ商品を買うもよし、気になる商品をパッケージ買いしてもよし、アジアの刺激的で奥深い食文化の豊かさ、楽しさを感じながら新しい出合いにワクワクしてみませんか？