スイーツからジビエまで！大丸福岡天神店の70周年創業祭グルメ

福岡を代表する百貨店のひとつ、大丸福岡天神店では現在１年を通して70周年創業祭を開催中です。春の創業祭に続き、６月からはじまる創業祭のテーマは“70周年記念の特別なグルメ企画でおもてなし”。今回はこの中から特におすすめのグルメを紹介します。

九州初出店の「パティスリー GIN NO MORI（銀の森）」から、まるで宝石箱のような森の恵みが詰まったクッキー缶「森の恵みクッキー プティボワ」（150サイズクッキー14種3,888円）が登場します。プティボワはフランス語で“小さな森”という意味で、クッキー缶の中には豊かな森の食材がぎっしり詰まっています。

他のスイーツではなかなか見られない個性豊かな食材が隠れていて、いろいろな素材の食感や香りを楽しむことができる、まさに小さな森を再現しているクッキー缶です。

パティスリー GIN NO MORI（銀の森）
■出店期間： 6月7日(水)～20日(火)
■場所：本館B2 菓子売場　イベントスペース

創業祭のグルメ企画のひとつ「八女びらき」は、昔ながらの食の知恵やそこから生まれた新しい八女を届けてくれるイベントです。「八女のお八つ処 ふる川」の「よもぎまんじゅう」（172円）で使われているよもぎは、八女市矢部村の山に自生する、3月〜5月中旬までの新芽のみを丁寧に手摘みしたもの。奥八女産のよもぎをふんだんに使用した矢部村名物です。

生よもぎを練り込み、ひとつひとつ丁寧に手づくりされた「よもぎまんじゅう」は、よもぎの香りを存分に味わえる逸品。また、よもぎを使ったカステラ、クッキー、ポン菓子などもあります。「お茶の千代乃園」の「和紅茶」（702円〜）や「煎茶」（918円〜）などと一緒にいただくのもおすすめです。※お茶は茶葉の種類によって値段が違います。

また、八女の猟師宮川さんが、犬猟でストレスを与えずに仕留め、自らすぐに捌いた猪肉と鹿肉を商品化している「奥八女ジビエ食肉センターくろ木」からは、低温管理して数週間熟成した「熟成猪ロースのスライス」（100g864円）や、しっかり味がありパンに挟むのもおすすめな猪肉の肩ロースやランプの「熟成猪ハム」（100g702円）、猪肉をじっくりと煮込み、ごろっと70ｇもたっぷり入れた熟成猪肉カレー「THE 猟師缶」（1,382円）など、食通をうならせる商品を用意しています。

八女びらき
■出店期間： 6月14日(水)～20日(火)
■場所：東館B2　イベントステージ

大丸の菓子バイヤーが九州を旅し、おすすめのスイーツを紹介する「Sweets Journey in KYUSHU」。福岡はスイーツの激戦区として知られていますが、今回は天神の街が生まれ変わる中で、福岡のスイーツ文化をアピールしたいという思いから「福岡パティシエズリレー」を開催します。福岡で活躍するパティシエたちがひと月の間に入れ替わりで自慢の一品を提供します。

オープンして23年になる博多区千代の人気店「ラ・フェ・ブルー」のシュークリーム「千代の華(か)おとこシュー」（173円）は、パティシエの進藤さんがヨーロッパ在住時によく見かけていたキャラメルをかけたシュークリームを、日本人にも食べやすいようとシュー生地の上にザラメとアーモンドを振りキャラメルがけのイメージで作ったもの。
シュー生地の中に入っているクリームを、カスタードに生クリームを少し混ぜ優しい味にしているのは「おとこシュー」の名前の通り、“見かけはゴツゴツしているけれど実は優しい博多の男衆”をイメージしているのだそう。また「エクレールショコラ」（432円）は、クッキー生地で覆われたシュー生地に、濃厚なクリームがたっぷりなので片手で持って食べられ、しっかりショコラの味がするけれど甘すぎない人気商品です。

6月4日(日)～7日(水)
ラ・フェ・ブルー（博多区千代）
進藤 比呂志
1965年福岡県糸島市生まれ。九州大学経済学部卒業。93年、パン職人を志し、福岡市内のパン・ケーキ店で下働きを始める。96年、本場で洋菓子・製パンの原点を学ぼうと、スイス、フランスの洋菓子店やチョコレート店、パン店で２年間修業。
帰国後、パティスリー「ポワブリエール」(広島市)、「西鉄グランドホテル」(福岡市)で、パティシエとして勤務し、2001年に「ラ・フェ・ブルー」を開業。11年カフェスペースを併設した姉妹店「ポンヌフ」(博多区千代)を開店。福岡県内の専門学校や西部ガスの料理教室などで講師を勤めている。

「パティスリー ルイ」は、シェフ自らが厳選した季節の食材をフランス菓子の技術とフランス料理の技術を融合して作りあげることをモットーとする春日市の住宅街にある洋菓子店です。

今回「パティスリー ルイ」の吉村シェフが提供する「プランセス」（735円）は、クレームブリュレ、ラズベリーが入ったパイ生地の表面をキャラメリゼした「シモーヌ」という女性の名前がつけられたお菓子が元になっています。この「シモーヌ」に今が旬の桃を詰め込みブラッシュアップしたのが、“王女様”という意味を持つ「プランセス」です。

旬の桃はもちろんですが、吉村シェフが今回こだわっているのが「タヒチ産バニラビーンズ」。タヒチ産のバニラビーンズは希少で香りが強く、世界でも最高の香りの一つと言われています。王女様に生まれ変わったスイーツ「プランセス」で、吉村シェフのいつにも増して一切手を抜かない、本気のスイーツを味わえるのが楽しみです。

6月8日(木)～10日(土)
パティスリー・ルイ（福岡県・春日市）
吉村類
2003年から2011年まで熊本県阿蘇郡小国町でパティスリールイとして営業し、2011年10月27日に春日市に移転。夕方にはケーキが売り切れてしまうほどの人気店。百貨店催事やイベントにも出店し福岡でも有名なパティスリーである。

大丸福岡天神店では初めての期間限定出店！　まるで宝石のようなケーキを作る「パティスリー レジョワイオ」からは、ブルーベリー、フレーズ、フランボワーズ、カシスの４種のベリーを使ったムースに、ピスタチオのブリュレを閉じ込めた「ガトーマルティファスティドゥ」（1,780円）がお目見え。

「マルティファスティドゥ」は直訳すると“多角的”という意味で、まるでカットされた宝石のようなハート型のケーキです。4種類のカシスが入った贅沢なムースは、35％の生クリームを使用し乳脂肪を落としているので、なめらかでしっかりした口溶けが味わえます。女性に人気のピスタチオ味でプレゼントにも最適です。

また、生地の休ませ方や製法にこだわり原点回帰した、クラシックなカヌレ「カヌレヌーボー」（350円）もおすすめです。誰かにあげたくなる、レジョワイオのケーキと合わせて味わってみてくださいね。

6月17日(土)～20日(火)
パティスリー レジョワイオ（福岡市博多区）
八尋照正
1993年糟屋郡生まれ。大学を出てすぐホテルの調理部門で働いた時に、性格が細やかさや丁寧さを求められるパティシエに向いていると先輩に勧められ、2015年に福岡市内の有名菓子店にパティシエとして就職。何も知らない状態から基本的なことを一から教えてもらう。６年勤めた後、2021年より「パティスリー レジョワイオ」のパティシエとして勤務。現在はマネージャーとして製造から商品開発まで手掛けている。

Sweets journey in KYUSHU
■出店期間： ～6月27日（火）
■場所：本館B2 菓子売場　イベントスペース

今年70周年を迎えた大丸福岡天神店では、ファッションからグルメまで記念イベントが続々開催されます。今回はスイーツやジビエなど6月の創業祭からグルメな見どころをピックアップしました。どれも期間限定なのでこのチャンスを逃さないようにチェックしてみてくださいね！

この記事は大丸福岡天神店の提供でお届けしました。