明太子かけ放題も！？蔦屋書店内のめんたいパスタ専門店がすごい！

めんたいこ大好きさん、集まれ〜！　見逃せない新店が糸島エリアに誕生しましたよ。4月8日にオープンした店の名は「めんたいＢＡＳＥ by やまや 九大伊都 蔦屋書店」。そう、辛子明太子でお馴染みの「やまや」が手がけるめんたいパスタのテイクアウト専門店です。“明太子屋が本気で作るめんたいパスタ”というだけでも期待十分ですが、注目はそのメニュー。なんでも“明太子かけ放題のパスタ”や、自分好みにカスタムオーダーできるめんたいパスタがあるそうなんです。

さらに驚くことに、その店は糸島エリアで話題のスポット「いとLab＋」の「九大伊都 蔦屋書店」内にありました。「いとLab＋」は “研究開発次世代拠点”として、九大伊都キャンパス側に誕生した複合施設。広大な敷地内には「九大伊都 蔦屋書店」や家具・インテリアブランド「LOWYA」初の実店舗といった生活利便施設、飲食店やレンタルラボ、賃貸住宅棟などが点在しており、まるで一つの街のようです。

「蔦屋書店内にパスタの店？」と少し驚きましたが、足を踏み入れてなるほど納得。約900坪もある広々としたフロアには「めんたいＢＡＳＥ by やまや」や、ベーカリーといった8つのショップを併設しており、店全体が巨大なブックカフェとなっていました。高い天井とガラス張りが印象的な店内は、実に開放的でスタイリッシュ。約18万冊の書籍に加え雑貨や食品なども販売しており、１日中だって楽しめそうです。

店内の各所には200席ほどの客席が用意されており、本や購入したフード、ドリンクを自由に好きな席で楽しむことができます。一角には心地よいテラス席もありましたよ。

お目当ての「めんたいＢＡＳＥ by やまや」は「スターバックスコーヒー 九大伊都 蔦屋書店」の側にありました。こちらはやまや初のめんたいパスタの“テイクアウト専門店”。地行浜にある「めんたいＢＡＳＥマークイズ福岡ももち店」とはまた違ったこだわりのめんたいパスタをテイクアウトできる新業態です。「“やまやらしさ”と“魅せること”」に力を入れたというメニューを早速チェックしていきましょう。

まずは「その日の気分で選ぶ“わたしだけの”めんたいパスタ」（1,380円）を注文しました。これはカスタムオーダーで自分好みの味を作れるパスタです。最初に４種類のソースの中から１つを選び、続いてメイン具材を１つ、最後にサブ具材を２つ選んでオーダーは完了！

程なくして提供されたテイクアウトカップを開けると、上段にトッピング用の明太子と選んだ具材、下段にソースを絡めた生パスタが入っていました。ジャバラ状になったカップはお皿のように広がるので、食べやすく見た目もオシャレ。食べる直前に具材をのせることができるので、彩りが損なわれないのもいいですね。

１つ目はトマトの酸味とオマール海老が香るソース「めんたいクリーム“赤”」をチョイス。具材は季節によって内容が変わるそうですが、この日はメイン具材にえび、サブ具材にブロッコリーとパプリカを組み合わせてみました。

麺は生パスタ専門店「淡路麺業」謹製のリングイネで、もっちりとした弾力が格別。テイクアウトしても美味しさが損なわれないようにと茹で時間も研究されたそう。少し冷えてもモチモチ食感が持続しているのに驚きました。生パスタは茹で上げた状態で1人前180gほどになり、十分に食べごたえがあります。

こちらはやまやのうまだしに柚子香るポン酢を合わせた「和風ソース」のパスタ。メイン具材はチキン、サブ具材はミニトマトとしめじを選びました。明太子とうまだしの旨味、隠し味に加えているバターのコクも相まって、これはクセになる美味しさ！「和風」には糸島産を中心としたサラダリーフも入っており、サラダパスタ感覚で味わえるのも嬉しいですね。

ちなみに、ソースと具材の組み合わせは約400通りにも上るそうですよ。次回は柚子胡椒がほんのり香る「めんたいクリーム “白”」や、ほうれん草の旨味が広がる「めんたいクリーム “緑”」のソースも試してみたいなぁ。

さらにはもう一つの名物「めんたい釜玉パスタ」（580円、麺1.5倍680円）も忘れてはいけません。こちらはなんと、やまやの明太子をはじめとしたトッピングがかけ放題に！　カウンターにズラリと並ぶボトルから、好きなものを好きなだけのせることができます。野菜チップの種類は季節によって変わり、この日はゴーヤやレンコン、フライドオニオンなどが並んでいました。

※価格は7月より変動の場合あり

オーダー後、程なくしてバターやうまだしを絡めた熱々の麺、生卵、ネギが入ったテイクアウトBOXが提供されました。ここにセルフでトッピングをのせていきます。かけ放題の明太子はオリーブオイル漬けにしてあり、これがパスタによく合うんです。カウンターの端には、ペッパーボトルに入ったやまやの「うまだし」も置いてあり、ふりかけのようにかけるとさらに旨味や風味が増しますよ。

私はここぞとばかりにすべてのトッピングをのせていただきました。具材との相性を考え、釜玉パスタにはイタリア産の乾麺を使用しているそう。茹でる前にとある下処理を施し、モチモチの食感に仕上げています。最初はパリパリ、食べ進めるほどに水分を吸ってしんなり……と、変化する野菜チップの食感も楽しい！　１食分のパスタは茹で上げた状態で120ｇほどあり、こちらも食べごたえがありました。

その他、チキンやワッフルポテト、オニオンリングといったサイドメニュー（420円〜）や、お得なセットも揃っていますよ。夏には凍らせたミックスベリーとザクロビネガーを合わせた「ポムソーダ」（左）や、凍りパインとリンゴビネガーが香る「アップルパインソーダ」（右）などの「フルーツビネガーソーダ」（480円）もオススメです。

季節によって内容が変わる数量限定メニューもあり、写真は土日限定の「パスタパフェ」です。カップに入るメニューやドリンクは淡い明太子カラーの「アミタイ カップホルダー」に入れて提供するなど、見た目の可愛らしさと環境にも配慮。7月後半からは「高菜チャーハン弁当」も登場予定だそうですよ。

「蔦屋書店」内で食べるのはもちろん、糸島へのドライブがてらに立ち寄りテイクアウトしてピクニック気分を楽しむのも良さそう。味よし、見た目よし、食べやすさにもこだわった“明太子屋が本気で作るめんたいパスタ”、ぜひ味わってみてください。