早起きして糸島へ！　産直巡りモデルコース

糸島の産直はどこも朝からたくさんの人で賑わっていて、夕方行くと「あれ？何にもないじゃん」ということもしばしば。肉に野菜、魚などなど、やはり早ければ早いほど商品もたくさん揃っています。ということで、今回は産直を目指して早起きドライブコースをご紹介します。大きめのクーラーバッグを用意して、いざ糸島食材探しへ出発！

まずは、9時オープンの「トラヤミートセンター」へお肉を買いに出発！　糸島産の牛・豚・鶏から、イノシシ、ジビエ、カエル、ワニまで、その名のとおりあらゆる種類の精肉を扱っています。種類の豊富さはもとより、部位のバリエーショの多さも驚き！　さらに、塊肉が欲しいとかミンチにして欲しいなど、細かいリクエストにも応えてくれるので、スーパーっぽい雰囲気でありながらお肉屋さんのようなショッピングが楽しめるのも魅力。さらに、惣菜のコーナーの充実ぶりも特筆すべき点で、「メンチカツ」（216円）や「スタミナ丼」（389円）などテイクアウトしたくなる出来立て料理がズラリと並んでいます。BBQの予定があるなら、まずはココをチェックするのがおすすめです。

つぎは糸島の定番スポット「JA糸島産直市場 伊都菜彩」へ。「糸島に行ったらここに寄らずには帰れない……、というほど、朝から夕方までたくさんの人で賑わっています。肉、魚、野菜、加工品、スイーツ、花などなど、メイドイン糸島のあらゆる食材が集まっていて、見ているだけでも楽しいスポットです。普段は買い物についてきたがらない子どもも、お目当ての「伊都物語」のミルクを使ったソフトクリームを買ってあげたら大満足で、食べながら買い物しているのを待っていてくれます。
昼どきに行くときは、隣接する食事処「伊都菜彩まるいとうどん」のうどんと「伊都菜彩」で買ったお寿司を食べるというのが我が家のお決まりのコースになっています。

前原IC近くにある「Boulangerie NOAN」の姉妹店。とはいえ、こちらは製法が異なる別ブランドで、全粒粉やライ麦、モチ麦など、身体によさそうな粉をふんだんに使ったパンが揃っています。すべてのパンに自家製酵母を使用していて、発酵を抑えめにすることで穀物の味わいを最大限に引き出しているのだそう。確かに、噛めば噛むほど穀物の味が口に広がります。食事パン、惣菜パン、スイーツ系など、幅広いラインナップも魅力です。いつも「NOAN」か、こちらか迷ってしまいます。

毎日、福吉漁港に揚がる魚や地元の採れたて野菜が並んでいて、オープン前から行列ができるほどの人気ぶりです。魚コーナーと野菜コーナーに分かれていて、魚コーナーは、週末は昼頃に売り切れてしまうこともあります。確実に魚を買いたかったら、朝1番にここに行くのがよいでしょう。
敷地内にある海鮮レストラン「旬菜旬魚ふくふく」のランチタイムを目指すのもおすすめ。水揚げされたばかりの地魚を刺身、煮物、天ぷらなどの定食が味わえます。「海鮮丼」（1,400円）は味噌汁と漬物付き。
こちらは、広々とした菜の花畑があることでも知られていて、菜の花のシーズンは窓一杯に広がる花畑を眺めながら食事ができるのでおすすめです。

最後は、「持続可能な農業」を目指し、糸島でオリーブや甘夏みかんを栽培する「わかまつ農園」の直売所兼カフェへ。ここは「自然と共存し、人と人がつながる場所を」と作られていて、農薬や化学肥料に頼らない有機農法で作られた野菜や果物などの販売のほか、それらを使ったスイーツや食事が楽しめます。夏は地元糸島産の果物を使い、手作りの無添加製法で作られた「特製 かき氷」（990円～）がおすすめ！果物の美味しさを堪能できます。
また、「わかまつ農園」で育てられた甘夏から作った「甘夏みかん洗剤」や「水蒸気蒸留法 甘夏精油」などの生活用品も販売しています。
もともと材木置き場だったという店内は天井が高く広々としていて、ショッピングの後にゆったりとくつろぐのに居心地抜群です。

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