子どもたちに忘れられないクリスマスプレゼントを！「美味しい体験」フードフェス開催中。

町中にイルミネーションが灯り、1年で一番キラキラした季節。多くの子どもたちはサンタクロースにプレゼントのリクエストをしたり、ごちそうを楽しみにしたり、ワクワクしながら心躍る日々を送っていることでしょう。その一方、家庭の事情で悲しい思いをしている子どもたちもいます。

そんななか、すべての子どもたちに笑顔でクリスマスを過ごして欲しいと、九州大学芸術工学研究院が産学官+市民の取り組みとして「FUKU OKA Chiristmas Festa 2024実行委員会」が発足。「子どもたちに忘れられないクリスマスプレゼントを」というテーマのもと、「美味しい体験」と「楽しい体験」ができるさまざまなフェスを企画しています。

なかでもおなかいっぱいの幸せを感じてもらうために企画された「フードフェス」は、福岡市内の約100の団体が参加。各飲食店、ショップ、こども食堂が「クリスマスのごちそう」を用意して、たくさんの子どもたちを待っています。

「フードフェス」の実行委員である「やまや」の西嶋友和さんにお伺いしたところ「協賛いただいた皆さんが、子どもたちに元気になって欲しいという熱い思いをお持ちでした。『何かしたかったけれど今までどうしてよいかわからなかったので、声をかけてもらってうれしいです』と感謝の言葉をいただくことが多かったです。すぐにすべての問題が解決するわけではないのでしょうが、ひとりでも多くの人が意識を持ち、身近なことからアクションを起こすことの大切さを感じました。いろいろな見えない壁をなくしていきたいですね」。とお話しいただきました。

※「フードフェス」への参加に関しては「FUKU OKA Chiristmas Festa 2024」のサイトをチェックしてください。

「フードフェス」のほか是枝裕和監督や常盤貴子さんが来場する「フィルムフェス」や町なかが美術館になる「アートフェス」も開催。全国的にも珍しい試みとして注目を集めています。期間中は「フードフェス」を支援するためのクラウドファンディングサイトも開設されています。

ひとりでも多くの子どもたちが幸せなクリスマスを過ごし、心に温かい火を灯すことができますように！