ケーキショップの新顔！旬のフルーツタルトと種類豊富なチーズケーキがズラリ

2021年、別府に誕生した「CHEESECAKE LEMON」は、2023年に博多店もオープンした、いま人気のチーズケーキ専門店です。今回は今年8月に誕生したばかりの３店舗目となる「pâtisserie GREEN LEMON（パティスリー グリーン レモン）」に行ってきました。

場所は早良街道の飯倉二丁目の交差点そば。ドアを開けるとスタイリッシュで広々とした空間が広がります。広いカウンターには色とりどりのケーキが並び、その奥で作業中のパティシエの様子も見ることができます。20席あるカフェスペースは、大きくとった窓から光が入るとても気持ちのいい雰囲気です。

オーナーはウェディング施設や人気ビストロ「Yorgo」で腕を磨いた亀田涼翔さんです。亀田さんがコロナ禍のなか、“テイクアウトできるおいしいもの”をと手がけた種類豊富なチーズケーキが評判を呼びます。

ショーケースには「バスクチーズケーキ」（500円）、「ピスタチオバスクチーズケーキ」（580円）、「キャラメルチーズケーキ」（580円）といった日替わりのチーズケーキが5種類ほどラインナップ 。季節に合わせた限定チーズケーキも登場します。さらにこちらの店舗は、チーズケーキ以外にもフルーツタルトやガトーショコラなどさまざまなケーキがズラリ。九州産の卵やフルーツをたっぷり使った、素朴でシンプルなケーキに目移りするのは最高に楽しい時間です。

まずご紹介したいのが「シャインマスカットとオレンジのレアチーズケーキ」（780円）です。一口食べると、弾けるようなシャインマスカットと生クリーム、チーズクリーム、さらに爽やかな酸味のレアチーズが一体となって思わず悶絶！　さらにオレンジ果汁を絞ったタルト生地も風味抜群です。

また亀田さんの出身地である行橋産イチヂクを使った「とよみつひめのタルト」（720円）もぜひ食べてほしい一品。クリーム部分は一見一種類に見えますが、バニラビーンズを贅沢に使うカスタードクリーム、マスカルポーネ入りのチーズクリーム、さらにカスタードとチーズクリームを合わせたディプロマットクリームの３種のクリームを使用。イチヂクの甘さとクリームの相性がよく、国産バターをたっぷり使ったタルト生地との一体感もたまりません。

シンプルイズベストな「ベイクドチーズケーキ」（500円）は、濃厚なチーズ感と丁寧に裏ごししたしっとりとしたなめらな食感が特徴です。糸島産レモンをシロップで仕上げた、さっぱりとした味わいでいくらでも食べられそう！

レモンやオレンジでフレッシュな香りを加えたり、クリームを使い分けたり、どれも重くなりすぎず軽やかな味わいに仕上げているのが「GREEN LEMON」の魅力です。またスコーンやフィナンシェなどの焼き菓子もあるので、カフェを利用した後、おみやげも買って帰れますよ。