名店や本場中国で修業した店主によるわんたん麺

博多区美野島の「四川料理 巴蜀」だった店舗に昨年４月オープンの「一輩子 吉華」。「webてんじん」によると『「一輩子 吉華」は、四川料理の父と言われる陳建民氏の愛弟子、久田大吉氏に師事し、東京の老舗四川料理店「上野毛 吉華」や中国で20年以上修業を積んだ明石圭一郎さんが手掛けるお店』。
ランチメニューの「わんたん麺」は、鶏清湯だろうか？端正な味わいのスープに、カリカリに揚げられたフライドオニオン？の香ばしさや甘さと豆もやしの風味が代わる代わる顔を出す滋味。

最適アルデンテ状に茹でられた中細麺の小麦風味と相性抜群。アン多めのワンタンの、トゥルトゥル皮の奥から溢れ出す肉の甘みとの味わいコラボもググッと我がツボ。

赤星に付いてきた搾菜も自家製だろうか？　発酵感ある酸味とあま味がコレまた我がツボ。次回は夜営業のコース料理で「中国から取り寄せる本場の香辛料にこだわった”香る”伝統チャイニーズ料理」をアレコレ食べてみたいっ。

2年前に11種類の麺メニューでオープンした中央区舞鶴「おめんやsiki.」。その後も7種(?)の季節限定メニューを発売してきたが、3年目に入るや最新メニュー「煮干しラーメン」を発売。

迫力満点の灰色スープだが、イリコ特有の強い金気や塩味とは無縁の、豊かな煮干しの風味。そして一足遅れて顔を出す柔らかなあま味に、ふと鯛カブトの酒蒸しのツユを思い出す。
そして合わさる麺も我が好物の中太縮れだし、チャーシューも豚(?)と鶏胸肉の2種に、薬味もシナチクに玉ねぎ、貝割れが盛ってあり、手が込んでいる。

そして極め付けが具のイリコ。素揚げしてあるのだろうか？　カリッと香ばしい口当たりと共に香ばしく花咲く風味が絶好のアクセント。気分一新一気完食。
昨年から何度も試作を重ねて、自分達の理想とする煮干しラーメンに近づけてこられたという力作。様々な工程を経ているため、仕込みの都合上、提供日＆数量限定になるとの事。

「ワインド」＝「和」＋「インド」、店主自ら ♪ インドの山奥で 修行したぁ ♪ (本格愛の戦士レインボーマン主題歌調で)本格スパイシー、且つ、テーブル席がメイン＝家族連れ客に優しい、子供にも美味しいあま味を併せ持つカレーに、プラスで別提供されるうどんのスメの和テイストを客の好みで調整し、各々好みの味わいを楽しめるオペレーション。

それぞれの持ち場に熱中しつつ、来客への心配りも大切に、ハキハキと和かに、声がけを疎かにしない接客も味のうち。大声の声がけは元来苦手だが、そこに愛がリアルに感じられれば、これほど気持ち良く感じられるのか？！

①中華麺を指定時間より短めに硬茹でする
②同時に中華鍋で牡蠣をオリーブオイルとニンニクで焦がし焼きして器に取る
③その中華鍋に卵を割り入れ炒り卵にし皿に取る
④①の中華麺を湯切りして、細もやしも加えて中華鍋で焼く
⑤程よく焼けたら、麺つゆで調味して器に盛る
⑥そこに②③を盛れば完成