地下鉄駅直結！福岡市の中心にある「天神イナチカ」のオススメ昼飲みスポット

4月にオープンした「天神ビジネスセンター」の1階・地下２階レストランフロア「天神イナチカ」。オープン時は大賑わいでなかなかお目当ての店に行けなかったという人にオススメなのが、昼のピーク時を少しはずした“イナチカ昼飲み”です。14時過ぎまでのランチメニューをがっつり食べながら飲むもよし、通常メニューをつまみに飲むもよし、昼からかなり贅沢な気分に浸れます。1日通しでオープンしている店もあるので、カフェ利用するのも手。駅やオフィスから地下でつながっているので、日差しや雨を避けて行けるのもいいですね。

まずは1階の「DA BOCCIANO」へ。本場ナポリでチャンピオンになったという福岡出身のピッツァ職人・有光浩全さんのピッツァ「カンピオーネ2012」（2,090円）は言わずもがなですが、明るくオープンな雰囲気で、居心地のよさが抜群なのもこの店の魅力です。

普段から天神でお茶できる気持ちのいい店がないな～と思っていたのですが、ここは超穴場。休みなく1日中オープンしていて、何時でも通常メニューが楽しめますが、15時までのランチタイムに間に合えば、ランチも楽しめるし、14～17時限定で「DOLCE SET」（990円）もあります。「DOLCE SET」は、ティラミス、パンナコッタ、焼きプリンなど6種のデザートと好きなソフトドリンクから選べます。デザートはボリュームあります。
ちょっとした打ち合わせにも使えそうです。

そうそう、昼飲み目当てだったら、アンティパストをつまみながらイタリアビールというのもいいですね。本日のおすすめから「ブラータチーズのカプレーゼ」（1,480円）を注文しました。生クリームがとろけ出す真っ白なブラータチーズとカラフルなトマト、見た目も涼しい一品、冷えたビールや白ワインによく合います。道行く人を眺めながらの～んびり、あ～至福の時間。お隣のビルは工事中で、天神でこんな広い空が見えるなんて気持ちいいですね。

ゆっくりしていたら、お腹もすいてきたのでシメに夏オススメのピッツァ「ディアボラ」（1,848円）をいただきました。「ディアボラ」は、細切りサラミがたっぷりと乗ったトマトソースのピッツァ。唐辛子がピリッと効いていてクセになりそうです。

地下2階も昼飲みスポットでオススメの店がいろいろありますが、「ISOKAJI」もそのひとつ。福岡の老舗「磯貝」と「かじしか」がコラボした居酒屋さんで、こちらの看板メニューは「炉端おでん」。「炉端？おでん？どんなお料理なんですか？」と料理長にたずねると、旬の素材を炭火で焼く「炉端焼き」のように、旬の素材をお出汁でさっぱりと煮たので「炉端おでん」と呼んでいるのだとか。普通のおでんネタもありますが、「オクラと梅肉」「とうもろこしとすり身」「地たこ」など、旬ネタがあるのが「炉端おでん」の特徴です。枕崎産の本枯節、あご、昆布などでとった出汁が、とにかく美味しい！　さっぱりとしていて、夏の疲れた身体に染みます。ランチタイムの「本枯節とおでん定食」（1,650円）や「ひまつぶし海鮮丼」（2,178円）はつまみにもなるし、食事としても大満足です。

こちらのお店のもう一つのこだわりが、選びに選び抜いた日本酒のラインナップ。福岡や富山から季節のおすすめ限定酒など、ここでしか飲めない珍しいものを取り揃えているので日本酒好きの方はぜひ試してみて。つまみには「磯貝」名物の「まとう鯛のみそ焼き」（1,408円）を。しっかりとみそ味のついた脂の乗ったまとう鯛と日本酒の相性は抜群です。

シメは「焼きさばと明太子の土鍋ごはん」（1,628円）。注文が入ってから炊き上げるので、早めに頼んでおくのがよいかも。土鍋ごはんの具も仕入れによって変わるので、行くたびにどんな土鍋ごはんがあるのか楽しみになります。

次は夏らしいカクテルを求めて「勝手場ごった」へ。女性スタッフの塚本ゆきなさんが「とにかく飲んで欲しい」とオススメしてくれたのが、ざく切りしたキウイを漬け込んだウォッカをトニックで割った「フレッシュキウイトニックサワー」（638円）。果実たっぷりで爽やか！　フルーツ好きにはたまりません。ほかにも、「スパイシー塩パインサワー」（638円）や「ハイビスカスカルピスレモンサワー」（638円）と、見た目もトロピカルなカクテルをラインナップ。8月末までの夏限定なのでご注意を。

「勝手場ごった」といえば、珍しい「一升瓶ワイン」（グラス605円～）がいただける店。常時約15種揃っていて、一升瓶から注いでもらうととなんだか日本酒のようで不思議な感じです。「一升瓶ワイン」は、寝かせずにフレッシュなまま飲むミディアムボディのものが多いのだとか。今の季節にオススメです。

料理は肉を中心に、ちょっとつまむのにいい単品メニューが揃っています。「丸ごとトマトのお浸し」（638円）や「ゆかり豆腐」（418円）など、味はもちろん、見た目も涼しげで、映えるメニューが揃っています。

切りたての生ハムや生サラミが楽しめる「Pinceria Disco（ピンセリア ディスコ）」も昼飲みにイチ押しの店。産地や部位、製造方法の違うイタリア産のハムやサラミが気軽に楽しめるとあって、オープン時から話題です。

まずは「ディスコの生ハム・サラミ盛り合わせ」（1,800円）をオーダー。6種のハムやサラミ、ソーセージが長いプレートに盛られてやってきます。一緒に「ニョッコフリット」（300円）という揚げパンを注文するのをお忘れなく！揚げたての温かいパンの上に生ハムを乗せると、いい具合に脂が溶け、さらに美味しくいただけます。フワッとしたパンとトロけるようなハムにワインが進みます。

「ディスコ」では、樽詰めのワインやランブルスコ（各600円～）が楽しめます。有田焼のお椀でいただくというスタイルもユニーク。ガブガブ、ゴクゴク飲んでしまいそうです（笑）。昨今、いろいろなクラフトビールが話題ですが、こちらには九州初というイタリア産“樽生”クラフトビール（990円）もあるので、そちらも是非お試しあれ！

たらふく食べて飲んでも、やっぱりシメはラーメン！という博多っ子も多いはず。最後は「天然とんこつラーメン専門店 一蘭 天神店」へ、自然と足が向かいます（笑）。
友だちとさんざんおしゃべりした後、一人「味集中カウンター」でラーメンに集中するというこのギャップもいいんですよね。
ちなみに、いまだに一人で食事をするのに少し抵抗があるのですが、こちらだとすべて一人席なので、“おひとりさま”でも心置きなく食事が楽しめるので助かります。

すっかり“世界の一蘭”になりましたが、いつ食べてもどこで食べても同じ美味しさなのは驚きです。のど越しよい細麺がクセのないスープによく絡みます。秘伝の赤いタレがアクセントになって、最後まで美味しくいただけます。

シメまでいただいて大満足の「天神イナチカ」昼飲みで、夏の暑さを吹き飛ばしませんか⁉

この記事は株式会社エフ・ジェイエンターテインメントワークスの提供でお届けしました。