念願の「クモノウエ」（北九州市八幡西区）を遂に訪問

11月 28日
北九州市八幡西区鷹の巣にて話題の佐賀ラーメン「クモノウエ」にようやく訪問することができました。佐賀のいちげんさんで修行されたとか、以前食べた時に美味しかったので、期待大で、のり玉ラーメンを注文しました。
海苔は、2種類(焼きと干し)から選べるが、チョイスしようがなく、店員さんにおすすめを聴くと干し海苔との返答があり、干しをチョイス、すぐにサービスされて、海苔の食べ方のPOPが出てきて着丼を待つ。

外観は、うっすらと茶色を帯びた灰白色で、色から美味しさが伝わってくる、卵黄と薄切りのチャーシュー、ネギそして、別皿にて干し海苔が4枚、いかにも佐賀ラーメンらしい出立ち。
スープは、優しい口当たりなのに、豚骨の旨味が充分に引き出されていて濃度も感じる、元ダレもしっかりしていて、シャープな塩味を感じるが、後味にエグさを感じないギリギリの塩梅でスープの旨さを後押ししている。
本家よりは、やや旨味が穏やかに感じるが、レンゲが止まらない美味しさがある。

麺は、やや太さのある中細のスクエアなストレート麺は、中までしっかりと火が入れられているは、コシがあり、ツルツルした食感は、スープとのバランスも良い絡み方、途中で、干し海苔を50秒ほどつけて麺と一緒に食べると、潮の香りを纏ったスープと麺が美味い。
チャーシュは、薄いが旨味はしっかり感じるタイプで、スープに馴染んで存在感も感じる、これをまた海苔と絡めて食べてみると最高潮の美味しさに。
最後は、玉子の黄身を壊して食べると、黄身の甘さと、スープをよりまろやかにしてくれる味変が楽しめる。今回入れ忘れたが、コショーを振ったらさらに美味しく感じたかも。
佐賀まで足を運ばなくても、北九州で、佐賀ラーメンを食べれるのは嬉しい限りです。

12月12日
福岡市中央区薬院にある「磯LABO」にて鯛そば塩を初体験。
みやび鯛という天草で養殖されている、天然鯛の3倍ものアミノ酸が含まれているとか、その鯛から3日かけてスープを作られているとか。
外観は、照り輝きのある透明感あふれる黄金色のスープに、鶏レアチャーシュー、ほうれん草、鯛のほぐし身、ネギ、そしてアクセントにあおさ海苔がのっている。
鯛の優しい出汁の香りが優しく立ち上がり心地よい。
スープは、香り同様に優しさに満ちている、少しは臭みを感じると思ったが、全く生臭みがなく、丁寧に処理をして良い仕事をしてあります。
大島の塩ということですが、後半にこの旨味を伴った滋味な味わいが口中に広がっていきます。

麺は、国産小麦全粒粉を使用している、ツルツルとした食感に、しっかりと小麦の香りを感じる麺は、この優しいスープにバランスよく寄り添っている。
けっこうヴォリュームもある麺。
チャーシュは、柔らかで、スープの旨味とのバランスも良く、鯛のほぐし身とあおさ海苔を一緒にスープを啜ると、塩と潮の香りが倍増して広がって楽しくなる、途中で柚子胡椒で味変しながら、最後まで楽しく食べることができた。
メニューで迷った鯛茶漬けも食べて見たかったが、それは次回の楽しみとしよう。