人気店との強力タッグで、福岡の“うまいもん”を世界へ発信

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最終更新日

ライター毛利 智子

カメラマン毛利智子

キヨトク

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旨辛調味料「ソースコ」や「GARAM」「ダメヤ」のカレー、「月や」の豚そばなど、行列のできる超人気店とのコラボ商品で注目を集める「キヨトク」。どのようにしてこれらのヒット商品が生まれたのか、代表の渡邊清久さんにお話しを伺いました。

20年前、菓子の卸し販売からスタートしたという「キヨトク」。「ソースコ」は10周年を機に自社で初めて作ったオリジナル商品だそうです。最初の商品がいきなりヒットとは!
「ちょうど『ユズスコ』『カボスコ』など、タバスコに代わる日本の辛味調味料が注目され始めたころでした。せっかく作るなら日本だけでなく、世界にマーケットが広がるものがいい。和食そのものは海外に広がっているのに、辛味調味料は日本製のものがなかったので、それなら作ってみよう!と思い立ちました」と渡邊さん。いきなり世界を見据える視野の広さにびっくりです。
「ソースコ」はその名の通り、ソース味の調味料。辛党の我が家では「ソースコ」との出会いによって食生活に革命(少々大袈裟ですが……)が起こりました。フライや焼きそば、ハンバーグ、ちゃんぽんは断然コレ! 最初からかけてもいいし、途中で味変を楽しむのもオススメです。飲食店にももっと「ソースコ」置いてくれたらいいのになぁ。

「ソースコ」はソース系料理が多い関西地方で特に人気で、アメリカやシンガポール、ヨーロッパでも愛用されているとか。発売から10年ですっかり福岡が世界に誇る一品になっているなんてすごい! 「キヨトク」ではこれを皮切りに「UMAKARA(ウマカラ)」シリーズとして「ウマカラゆず&オニオン」(594円)、「ウマカラミックスソース トマト&オニオン」(594円)、「ウマカラわさび&チリソース」(648円)、「ゆず香るウマカラ焼肉のたれ」(648円)など、日本ならではの食材を使ったソースを展開。それぞれに合う料理を見つけるのも楽しそうです。

「キヨトク」のもう一つのヒット作が「GARAM」と「ダメヤ」のレトルトカレー。「世界各地で販促活動を行うなか、海外の人から“日本人が普段食べている美味しいものが知りたい”“今日本でどんな食べ物が流行っているの?”と聞かれることが多かったので、福岡の美味しいものをぜひ世界に紹介したいと思ったんです。今ではすっかり全世界で知られる「豚骨ラーメン」も、もともとは福岡のもの。ローカルな料理が世界で認知されるケースもありかな……」と渡邊さん。そこで目を付けたのが「カレー」だったとか。全国的に見ても、今、福岡のカレーシーンはかなりの盛り上がりぶり。その中でも「GARAM」と「ダメヤ」は、必ず名前が挙がる名店。2店とも渡邊さんがオープン当初から好きで通い詰めていた店で、ぜひ商品化を実現させたいと店主に直談判したそうです。

現在カレーは「『GARAM(ガラム)』監修 職人仕込みのポークビンダル」(950円)、「『ダメヤ』監修 職人仕込みのバターチキンカレー」(950円)、「『ダメヤ』監修 職人仕込みの辛口ビーフカレー」(999円)の3種。「並々ならぬこだわりを持つ店だけに、納得のいく商品ができるまでには相当な苦労がありました。レトルトは店で作るのとは全く作り方が異なるので、まずはレトルト用にレシピを開発してもらいました。また、レトルトカレーは味が似通ってしまいがちなので、それはなんとしても避けたい。店の個性が食べる人にしっかりと伝えたいという強い思いをもって商品を作りました」。なるほど、レトルトと侮ることなかれ! 口に入れた瞬間、作り立てのようにフレッシュなスパイスの香りに感動。それぞれいい意味での “クセ”もあるし、なにより温めるだけで並ばずに人気店のカレーが食べられるのはうれしい限りです。
「最初にこだわりの強い方々とご一緒して納得のいく商品ができたので、注目もされましたし、信頼してもらえるようになりました。これをきっかけに「『豚そば 月や』クリア豚骨ラーメン 3食入」(1,512円)や「『さめじま精肉店』のビーフジャーキー」(1,620円)なども作らせてもらい、好評をいただいています」。どちらもお気に入りの店だそうで、店のセレクトからも渡邊さんの食いしん坊ぶりが伺えます。

キヨトクより提供

「キヨトク」の商品はHPやスーパー、デパートはもちろん、駅や空港などでも購入することができます。今後もいろいろな商品の販売を予定されていて、近々発売されるのが「manu coffee」×「GARAM」監修の「カレー鍋のつゆ」。「manu coffee」では大量に発生するコーヒーかすを肥料を使って野菜を作っているそうで、その野菜を美味しく食べるためのつゆにしたそうです。キャンプに持っていくのによさそう…。

渡邊さんに今後の展望を伺うと、「いつか、これぞ“福岡みやげ”と言えるような銘菓を作りたい」と。「キヨトク」だったらどんな福岡銘菓をつくるのか⁉ ワクワクします。

イメージ:キヨトクより提供

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