肉厚でも柔らかく、香ばしい。仙台が誇る人気牛タン専門店

JR博多シティが開業した頃、レストランフロア「くうてん」で１、２を争うほどの大行列ができていた「牛たん炭焼 利久」。牛タンの本場・仙台で30年以上の歴史を持つ専門店で、徹底したこだわりと重ねた技から生まれる絶品の牛タン炭火焼が看板メニューです。

今、世の中的には牛タン不足が叫ばれていますが、「利久」では長年培ってきた世界中に広がるネットワークで牛タンを確保。丁寧に人の手で処理されたタンは、とにかく分厚くて食べ応えたっぷり！　しっかりと厚みがあるのに柔らかく、噛むほどにジューシーな旨味が口の中に広がります。添えられた青唐辛子入りの南蛮味噌がピリ辛で、いいアクセント。たっぷりと添えられた白菜の漬物も、牛タンをいただいた後の口の中をさっぱりとしてくれます。あー、ご飯が進む〜、お酒も進む〜！

牛タンはカットした後、塩をし、3日間ほど熟成させてベストな状態に仕上げ、その一枚一枚を見極めながら、店で熟練の職人が炭火で焼き上げていきます。「形とか厚みがそれぞれ違うので、熱の入れ方や塩加減には気を使いますね」とスタッフの青木友和さん。ここの牛タンが格別に美味しいのは、そんな徹底したこだわりが積み重ねられているからなのでしょう。

ここには牛タンだけではなく、「刺身盛合せ」（１人前880円・写真は２人前）などの居酒屋メニューもあるんです。これなら、もし一緒に行く人が牛タンが苦手でも安心ですね。魚は毎日、長浜市場から旬の鮮魚が入荷。刺身８種がのった海鮮丼と牛タンの両方を欲張りに楽しめる「特選海鮮丼と牛たん焼定食」（2,112円）もあり、大人気となっています。こちらは１日20〜30食の限定なのでお早めに。デザートに和菓子もついていて、大満足できますよ。

スタッフの青木さんは東日本大震災の際、仙台の本店で働いていて、震災後２週間後には開店したばかりの博多店へ異動。今ではすっかり九州が大好きになったそうです。「お客様と近い距離感で接客するように心がけています」と青木さん。フレンドリーな接客も居心地の良さにつながっています。

オープン当時、なんと休日には２時間半待ちということも度々だった「利久」ですが、今は平日のランチタイムなら10〜20分待ちくらいで入れるそう。ちなみに博多デイトス地下１階にも同店があるので、こっちのお店が混んでいたらデイトス店に行くのもいいかもしれません。

この記事はJR博多シティの提供でお届けしました。