鹿児島の行列店の味を福岡でも！　黒豚の極上とんかつに舌鼓

「今日は絶対にとんかつが食べたい！」という時のために覚えておきたいのが、博多駅ビルのレストランフロア「くうてん」9階にある「鹿児島 黒かつ亭」です。鹿児島中央駅そばに本店があり、地元客が行列を作る人気店の味を福岡でも楽しめるなんて！　喜び勇んでお邪魔してきました。

店に入ると元気のいいスタッフさんが迎えてくれます。和を感じる明るい店内にはテーブル席とカウンター席があり、女性のおひとり様も多く、気軽に入りやすい雰囲気です。

注文したのは、豚１頭につき10食分しかとれない希少なロースを味わえる「特上ロースかつ定食」（2,090円）。「肉厚なので少しお時間いただきますね」というスタッフさんの案内に、待つ時間もワクワクが止まりません。

こんがりと揚がったとんかつのビジュアルに「これこれ〜！」とテンションアップ！　220gとボリュームも満点です。一口食べると、粗めに引いた生パン粉を使った衣のサクッとした食感が最高！　黒豚の上質な脂身の甘さとやわらかな肉質を生かすため、料理人が感覚を研ぎ澄まし、絶妙な火加減で火を入れたとんかつは、噛むほどに黒豚の力強い旨味が口いっぱいに広がります。キャノーラ油で揚げているので後味もスッキリ軽やか。最初の一切れは梅塩でさっぱりと、次はフルーティな黒ソースとすりごまを合わせて、最後は大根おろしポン酢で3つの味わい方を楽しめます。こんもりと盛り付けられたキャベツは、なんとおかわり無料という嬉しいサービスも！

副店長の津留朱里さんにお話を聞くと、「黒豚は旨味が濃縮された熟成肉だけを使っています。さらに食感や歯切れを良くするために、丁寧に包丁を入れて“筋切り”しているんです」と美味しさの秘密を教えてくれました。

そして声を大にしてお伝えしたいのが、定食に付くご飯の美味しさ！　米どころとして有名な鹿児島・伊佐の釜炊きご飯を味わえます。お客さんが入店すると、オーダーが入る前に１人前ずつ炊き始めるのだそう。ツヤツヤでふっくら粒がたったご飯は甘みたっぷり。黒豚とお米、どちらも鹿児島産で、相性の良さは言わずもがなですね。

定食を食べた後にまだお腹に余裕があれば、溢れ出す肉汁が自慢の「かごしまメンチカツ」（写真左・390円）はいかが？　「かごしまメンチカツチーズ」（写真右・450円）はとろけるチーズと黒豚のハーモニーが絶品です。

鹿児島の焼酎でトロトロに煮込んだ「黒豚の角煮」（750円）などの酒のアテにぴったりな単品も豊富。17時からは、「黒豚ひとくち餃子」（650円）や「地鶏の皮酢」（450円）などさらにメニューが増えるそうです。

定食スタイルでリーズナブルに上質な黒豚のとんかつを1日中楽しめ、夜は黒豚料理でちょい飲みも可能。上質な黒豚の底力をとことん満喫しちゃいましょう！

この記事はJR博多シティの提供でお届けしました。