日本酒とアテを楽しんだ後、キリリと冷えた蕎麦でシメて、長居せず(もちろん泥酔もせず)、さっと店を後にする……、そんな「蕎麦飲み」ができるようになったら一人前の左党ってもの。「石臼挽きそば 石月」はそんな粋な愉しみ方ができる店です。まずオーダーしたのが「本日のおつまみ 4点盛り」(1,100円)。
※右写真店舗より提供
竹籠に入って盛られたおつまみの美しいこと。蕎麦の香りがほんのり広がる「蕎麦豆腐」、原料に鱧を使った贅沢な蒲鉾「鱧板」、春らしい「ウドと新ゴボウのきんぴら」、プリプリの「タチウオの刺身」。お酒は糸島・白糸酒造「田中六五」(1,100円)をセレクト。自分も大人になったものだ(十分すぎるほど大人だけど)と改めて実感します。
一品一品、丁寧につくられていることが伝わる旨い肴をつまみながら、誰にもペースを乱されず、ひとりで飲む日本酒の美味しいこと、美味しいこと。休日の贅沢気分が膨らんでいきます。
今日はお腹がすいていたので、天ぷらがついた「海老と春野菜のおろし天せいろ」(1,870円)をチョイス。蕎麦はキリリと冷たい二八蕎麦、天ぷらはカラッと揚がっています。備長炭で炙った厚削り本節と羅臼昆布でひいただしに、数種類の醤油をブレンドしたかえしを加え、2日ほど寝かせた蕎麦つゆは大人の味。まだまだお酒が進みます。
ここの蕎麦の風味がいいのは、毎日店内の石臼で蕎麦を挽いているから。熱による劣化を避けるため、10kgの蕎麦を6時間かけてゆっくり挽いています。蕎麦は茨木県のものを中心に、全国からその時々の出来のいいものだけを入荷。そば職人歴27年の光山幸成さんのお眼鏡に叶ったものだけを使っています。
東京の名店で修行後、ご両親が暮らす福岡へ移住した光山さん。「しっかりつながっていて、香り高く、しなやかなコシのある蕎麦」を心掛けているそうです。
「石月」では冷たい蕎麦より温かい蕎麦が人気なのだとか。こちらは人気の「鴨南蛮そば」(1,870円)。ネギ・三つ葉・柚子の香りがふわっと広がります。
格子戸の向こうは4名まで利用できる個室(夜のみ利用可)。夜は、4点盛り・本日のお造り・天ぷら(海老と野菜2品)・もりそば(またはかけそば)・甘味がついた「ちょっとコース」(2,860円)や、さらに豪華なコース(4,400円・要予約)もあるので、美しい夜景をのぞみながら、友人同士でしっぽり飲みもいいですね。
お店は落ち着いた印象ですが、実はファミリー利用も多いので、気軽に出かけてみてください。
この記事はJR博多シティの提供でお届けしました。
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店舗名
石臼挽きそば 石月(店舗写真)
ジャンル
- 蕎麦
住所
福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ シティダイニングくうてん9F
電話番号
営業時間
11:00〜OS22:00
定休日
施設に準ずる
席数
- テーブル48席
個室
2〜4名
メニュー
もりそば770円、辛味おろしそば1,100円、鴨せいろ1,760円、かけそば770円、天ぷら550円〜、そば前御膳(昼)2,420円、ちょっとコース(夜)2,860円
喫煙について
- ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
- ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
- ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
- ※OSはオーダーストップの略です。
- ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
- ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
- ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
記事に関する諸注意
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