麺道楽「への」の外麺家麺山麺
「かなで」の新店、今度は豚骨×魚介スープと存在感のある平打ち麺
公開日
ライター升谷知夫
カメラマン升谷知夫
升谷知夫
福岡のガラケーならぬ、ガラ麺ブロガー。「への」のアカウントでブログというシステムが始まる前から日記サイトで麺日記を発信し続けて20年以上。最近はSNSで福岡の居酒屋やスイーツ、家飲みのアテや山で食べる麺など、福岡喰いしん坊情報も発信中。Instagram:henokyon
天神にできた「かなで」の新店
2011年、豚骨で春日市に創業。
鶏だし、煮干しを経て、第4章は「豚と節」。
九州一の繁華街、天神の外れに7月29日オープン「中華そば かなで 〜豚と節〜」。
ラーメン屋で「豚」とあれば「白濁豚骨スープで、麺は細麺」と考えるのが博多の必然。ところがどっこい屋号にウソはなし、スープは煮干しの風味×豚のコクの醤油。そして麺はペラペラスルスル食感悦楽な中太平麺の噛むほどに豊かな風味。更にワンタンの一旦木綿状のドゥルリン艶旨っ。
底浅い大口径ドンブリでスープは最小限で主役はあくまでも麺。
「ぶっかけ」やスープオフの「油そば」にも通ずる今時な提供スタイルも楽し旨し。
「ラーメンという料理がやりたい」が信条の店主・松尾龍太郎さんの面目躍如たる一杯。
「黒だし」「白だし」の両方味わえる新うどん店
宗像市くりえいとに、先月オープンらしき「麺屋now noodle」。
うどんは具のバリエーションに加えて、スメを「黒だし」or「白だし」から選ぶ楽しみ。
そして天むすにぎりも、塩、天ツユ、マヨ、旨辛味噌から選ぶオペレーション。
店一推しらしき「肉肉うどん」の黒だしに「海老天うどん」の白だし。それぞれの味わいと、細角うどんや具との相性。
薬味で供されるおろし生姜と、練り辛味。
これ正に今時な「now noodle」。
老舗ちゃんぽん店。店頭は変化しても味は変わらず
老舗に惹かれる。
で、岡垣町に昭和52年創業「ちゃんぽんの松露」。
久方ぶりに訪ねると店頭に変化あり。
コロナ禍対策で店内営業は自粛し、代わりに持ち帰り需用を換起すべく多くの飲食店頭に設置が広まった、自店商品の冷食自販機が置いてある。
しかし「ちゃんぽん」は揺がぬ旨さ。
あっさりと素直なあま味のスープは丁寧な仕込みの賜物か。
麺も変わらぬ細めの蒸しチャンポン。
ザワザワツと唇を擽りつ収まり、ホクホクと芳香する独自の風味。
こんもり盛られた野菜も絶妙な炒め加減でパリパリシャキシャク、あまいうまい。
へのさんのfacebook(https://www.facebook.com/tomoo.masutani)からご本人の承諾を得て転載しています。
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- ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
- ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
- ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
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- ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
- ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
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