西山健太郎の福岡フルーツカクテル紀行【30】
「BAR P’s PLACE」の「イチゴのショートケーキカクテル」
大名
BAR P’s PLACE
西山健太郎
福岡市役所に勤務するかたわら、2017年2月に樋口一幸氏(Bar Higuchi 代表)と非営利団体「福博ツナグ文藝社」を設立。福岡・博多の地域文化の魅力について独自の切り口で発信している。
BARをこよなく愛するライター西山健太郎が、福岡・博多のオーセンティックバーを訪れ、旬のフルーツカクテルを紹介する連載コラムです。今回は、大名「BAR P’s PLACE」の「イチゴのショートケーキカクテル」をご紹介します。
コーヒーと一緒に味わいたいデザート感覚のフルーツカクテル
今回は大名の「BAR P’s PLACE」を訪問。
オーナーバーテンダーの平田雄二さんは、ホテルニューオータニ博多のバー「カステリアンルーム」で研鑽を積み、2022年4月に「BAR P’s PLACE」をオープン。
「ホテルを訪れるお客様だけでなく、より幅広い層にバーや洋酒の魅力を知っていただきたいという思いが募り、40歳となる節目の年に独立を決意しました」と語る平田さんの言葉どおり、カジュアルな雰囲気の店内には20代から40代を中心としたお客さんたちが、思い思いの会話を楽しみながらグラスを傾ける光景が見られる。
平田さんとともにカウンターに立つ中上直紀さんは、昨年11月に開催された、若手バーテンダーの登竜門「第11回HBAジュニアカクテルコンペティション・キリンカップ2022」に九州代表として出場。その腕もさることながら、クールな平田さんとの両輪でこのバーの雰囲気を高めるムードメーカー的存在だ。
今回オーダーしたのは、「BAR P’s PLACE」オリジナルの「イチゴのショートケーキカクテル」。
ケーキスポンジを漬け込んだラムをベースにイチゴと氷砂糖のみで作ったシロップを合わせてシェイクし、無加糖のホイップクリームを添えて完成となる一杯。
口に含むと、イチゴのフレッシュな香りと甘み、バターの効いたスポンジの風味をホイップクリームの泡が包み込み、まさに「飲むショートケーキ」と呼ぶに相応しいカクテルだ。
「イチゴ以外のフルーツを使ったバージョンもこれから試していきたい」と語る平田さん。新規開業も相次ぎ、多ジャンルの飲食店で賑わう大名エリアにあって、食後のひとときを愉しみたい方にぜひお薦めしたいバーである。
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店舗名
BAR P’s PLACE(店舗写真)
ジャンル
- バー
住所
福岡市中央区大名1-8-34 ARTK’S大名 4F
電話番号
営業時間
18:00~翌3:00
定休日
月曜
席数
- カウンター11席
- テーブル16席
個室
なし
メニュー
チャージ600円、イチゴのショートケーキカクテル1,500円、フルーツカクテル1,500円〜、カクテル1,200円~、カクテルコンペティション受賞カクテル1,500円〜、ウイスキー1,000円〜
喫煙について
- ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
- ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
- ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
- ※OSはオーダーストップの略です。
- ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
- ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
- ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
記事に関する諸注意
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