全国から空輸される新鮮な魚を使った超人気寿司店が福岡初上陸！

東京駅構内の「グランスタ東京」で年間売上ナンバーワンを誇る超人気寿司店「羽田市場」が、博多駅地下街に福岡初上陸！　今まで九州には宮崎県にしかなかったので、待ち望んでいた寿司ファンも多いことでしょう。

「羽田市場」の何がすごいかというと、全国の漁師と直接契約を結び、市場を通さずに新鮮な魚介類を空輸するシステムを自社で確立するによって、他では真似のできない圧倒的なコストパフォーマンスを実現しているところです。３月末のオープンから少し落ち着いた時期を見計らい、満を持して博多駅地下街を目指しました。

まず圧倒されるのは、メニューに記された品数の多さ。寿司、一品料理、つまみなど、トータルすると優に100を超えています。まずはビールのつまみとして、「生エビユッケ盛り」（1089円）と「貝のなめろう」（715円）を注文しました。
韓国料理をヒントにしたユッケ盛りはピリ辛の味つけで、卵黄を崩しなら海苔に巻いてパクリといけば、のっけからビールが進みます。なめろうは新鮮なホタテやツブ貝を細かくたたいて信州の白味噌と混ぜたもので、こちらは日本酒と相性が良さそうです。

酒のつまみといえば、「あて巻き」も見逃せません。アテにぴったりな10種類以上の細巻き（1本385円〜）から、１人１皿限りの数量限定という希少なかわはぎの肝を使った「かわはぎ肝ポン酢」（660円）をセレクトしました。他にも「まぐろ酒盗キュウリ」や刻んだわさびを巻いた「なみだ巻き」など、酒飲みのツボを押さえたメニューが揃っています。

今回のお目当てのひとつが、オープン記念サービスとして提供されている「超特大 気仙沼産フカヒレ姿煮寿司」です。中華料理の技法である特製紅焼醤（ホンシャオジャン）でじっくり煮込んだ最高級フカヒレを江戸前赤酢のシャリに乗せたもので、これがなんと通常価格5,500円のところを2,189円で食べられるという太っ腹な企画です。
大人の手の平サイズほどもあるフカヒレを中華あんかけご飯風にアレンジした新発想の寿司は、ちょっと想像を超えていました。フカヒレの在庫がなくなり次第終了の期間限定サービスなので、ぜひお早めに！

さて、メインの江戸前にぎりですが、全国の漁港から直送されてくる本まぐろにサーモン、白身、光りもの、えび、いか、たこ、さらにうにやいくらの軍艦巻きなど、１貫80円から豊富に揃っています。好きなネタをお好みでも注文できますが、今回は初訪問ということもあって「超特選にぎり」をオーダーしました。

天然本まぐろの大とろ・中とろ、煮穴子一本付け、有頭大赤海老、生うに、いくら醤油漬け、とろサーモン、北海道たこ、アジ、イワシ、マダイ、カンパチの12貫に、まぐろの中落ち、厚焼き玉子、天然岩もずく酢が付いた超豪華版！　一般的な寿司屋でお好みで注文したら一体いくらになる？という内容で、4,300円というお値打ち価格です。各テーブルに関東の辛口醤油と九州の甘口醤油が用意されているのも、地元・博多に配慮した嬉しい気づかいです。

地下鉄七隈線の延伸でますます利便性が高まった博多駅という抜群のロケーションで、圧倒的なコストパフォーマンス。ランチタイムは周辺のビジネスマンや観光客で満席必至なので、ちょっと時間を外してヒル飲み、スシ飲みを始めるのがおすすめです。