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重厚感のある扉を開けて店内に入ると、L字型のカウンターに10席のみのこぢんまりとした造り。店内の照明はことのほか明るく、カウンター中央に設置された焼き台越しに店長の山田駿さんが迎えてくれた。
注文したのは「黒さつま鶏堪能コース」。鹿児島県の限られた生産者によって飼育されている希少なブランド地鶏・黒さつま鶏は一部「大名へて」でも食べることができるが、「単品だと値段が高くなりすぎるんです」と山田さんが苦笑するように、あえてコースで提供しているという。
「黒さつま鶏堪能コース」は全20品ものラインアップ。あっさりとした「ササミと山芋そうめん」から始まり、洋風の「白肝のポタージュ」や「茶碗蒸し」といった日本料理など、様々な技法を駆使して黒さつま鶏のうまさを引き出す料理が続いていく。
素揚げにした「唐揚げ」はてっきり下味が付けられているかと思いきや、なんと塩コショウだけの味付けと聞いて驚いた。黒さつま鶏の肉質と力強い味わいが最も感じられる一品だ。かたや新鮮な白肝を低温調理で火入れして出汁に漬け込んだ「肝煮」は、クセのない味わいに滑らかな口あたりが秀逸!
剛と柔を兼ね備えたような黒さつま鶏のポテンシャル、恐るべし。
メインはもちろん黒さつま鶏の串焼きで、焼鳥6本に野菜が1本付く。毎日捌く黒さつま鶏から希少部位などをセレクトし、中でも鶏モモはフレッシュな肉と一晩寝かせたものを一緒に刺したワザありの一串。食べ比べることで、熟成によって旨みが増すのを実感することができる。
〆のご飯ものは、卵黄の醤油漬けとムネ肉のタタキをパリッとした海苔で手巻きに。少々満腹感を感じながらも、葉ワサビのサッパリした風味でペロリと食べることができた。
「黒さつま鶏堪能コース」は料理のみ5,000円、フリードリンクの飲み物込みで7,000円(2時間)。その時々でレアな地酒もあり、日本酒好きにとってはかなりお得な料金設定だ。
現在はコースがメインだが、「今後はアラカルトにも力を入れていきたい」と山田さん。写真は「手羽先一夜干しの唐揚げ」(400円)と「一夜熟成の胸肉たたき」(900円)で、鶏肉の熟成にもさらに磨きをかけている。
お値打ち価格のコースも魅力的だが、早い時間や2軒目に軽くツマミながら一杯飲めるのは嬉しい限り。
賑やかな店内でワイワイと楽しむ焼鳥もいいが、落ち着いたカウンターでしっとり味わえる一軒も知っておきたい。
店舗名
本格焼鳥 経
ジャンル
住所
福岡市中央区大名1-10-6サンセーヌ大名2F
電話番号
営業時間
17:00〜23:00
定休日
不定
席数
メニュー
黒さつま鶏堪能コース(料理のみ)5,000円・(フリードリンク付)7,000円、おまかせ5串1,500円、ももつくね串350円
記事に関する諸注意
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