博多駅直結の魅惑のグルメ

列車に乗る前に買いたい駅グルメ4選

公開日

最終更新日

ライター毛利智子

カメラマン高倉勝士・藤野拓人

博多駅

いっぴん通り

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博多駅構内、筑紫口から入って左手にある「いっぴん通り」は、福岡はもちろん、九州から選りすぐったスイーツや弁当の店が軒を連ねています。ここに行くと、今福岡でどんなものが流行っているのかが一目でわかり、のぞいてみるだけでも楽しい気分に。おみやげにもよし、自分用にもよし、列車に乗る前や博多駅にショッピングに来た時には必ずチェックしています。
今回は、話題を集めているニューショップに行ってみました。

旬のフルーツをしっとりフワフワパンでサンド。「FRUITS GARDEN 新SUN」

行列ができるショップが多い「いっぴん通り」ですが、こちらもその一軒。「FRUITS GARDEN 新SUN」は、佐賀に本店を持つフルーツ専門店が手がけるフルーツサンドの店です。ショーケースには九州をはじめ全国の採れたて&食べごろフルーツを使ったカラフルなフルーツサンドが毎日12種前後並んでいて、どれにしようかとテンションが上がります。
よく見ると、どれもフルーツが大きい! 「チョコバナナ」(380円)や「冷し焼き芋」(580円)など珍しいものにも目が行きますが、とりあえずオーソドックスな「ミックスフルーツ」(450円)と、スタッフがオススメしてくれた「ハニーグローパインレアチーズ」(380円)をいただきます。

「ハニーグローパインレアチーズ」(左)は、「ハニーグロー」という糖度、熟度、香りの高い高品質なパイナップルを使ったサンド。ジュワ~ッとパインの甘みとチーズのほのかな酸味がナイスハーモニーを奏でます。そして「ミックスフルーツ」(右)はイチゴ、バナナ、キウィ、オレンジ、リンゴの5種がゴロゴロと入っています。
味、量ともにクリームとフルーツのバランスがよく、しっとりとしてやわらかいパンと口の中で三位一体になります。なにかが主張しすぎることなく、すべてが口の中で溶け合う感覚。カットに工夫が凝らされているからなのでしょうか、フルーツがモリモリ入っているにとても食べやすいのが不思議でした。
フルーツの美味しさ、パンやクリームとの組み合わせ、どれもさすがフルーツのプロがなせる技、行列ができるのも納得です。

人気料亭の味を家庭でも味わえる「稚加榮茶寮」

この春オープンしたばかりの「稚加榮茶寮」は、大名でランチ時に大行列ができる人気の料亭「稚加榮」が初めて手掛ける惣菜と弁当の店です。料亭の厨房で作られる季節感溢れる料理の数々を、気軽に楽しむことができるのはうれしい限り。ランチにも、夕食にも、晩酌にも、よさそうな弁当や惣菜が並びます。
「稚加榮」といえば料亭仕込みの明太子も有名です。東京の友だちに持って行くと必ず喜ばれ、「次も稚加榮で!」とリクエストされることも多いのですが、その明太子を使った弁当も並んでいます。
一番人気の「明太海苔弁当玄界産真鯵明太漬け」(980円)は、海苔弁当と言っても、もちろんただの“のり弁”ではありません。特製の明太だしに漬け込んだ玄界灘の鯵をメインに、出汁巻やきんぴら、ちくわの磯辺揚げなどなど、彩りのよいおかずが並びます。手前には鮭明太がたっぷり。子どもからお年寄りまで喜ばれそうです。鯵の代わりに華味鶏の照り焼きが入った海苔弁当もあるので肉党の方はこちらをどうぞ。

移動中に一杯! という人におすすめなのが「おつまみ八寸」(870円)。写真は博多の郷土料理がめ煮をメインにしたものですが、ほかにもあら炊きや、ローストビーフと鶏照焼をメインにしたものもあります。ビールとこれがあれば、列車旅が一層楽しくなりそうです。

ちょっとシャレた手みやげ探しは「初屋はかたろう(はじめやはかたろう)」へ

日本料理「博多廊」や中国料理「星期菜」、パンケーキで知られる「白金茶房」などを展開する「IMD Alliance」が、福岡のおいしいものを全国に広めようと立ち上げた弁当&おみやげショップ。福岡空港でも人気と聞いていましたが、昨年9月から博多駅にも出店していたんですね。
この店を知ったきっかけは、分厚い出汁巻玉子と明太をサンドした「博玉明太サンド」(760円)。ふっくらと焼き上がった出汁巻玉子は見た目も味もインパクトがあります。おやつにも酒の肴にもなって、新しい博多みやげとして人気です。
そして今それを越さんばかりの勢いで売れているのが「よだれいなり」(6個入1,000円)です。ひと口食べた瞬間、油揚げにしみ込んだ出汁がジュワ~ッと口いっぱいに広がります。ショウガやレンコン、梅などさまざまな味と食感のアクセントもいい感じです。見た目の美しさもポイントで、手みやげにも喜ばれそうです。

さらにもうひとつのおすすめは、ボリュームたっぷりの出汁巻玉子と明太子が1本ド~ンと贅沢に乗った「のり弁」(800円)。シンプルですが、これぞ“ザ・博多”なお弁当、このわかりやすさがいいですね。何度も試作を重ねて出来上がったという明太子をたっぷり味わえます。ほかにも博多や九州の美味しいものを詰め込んだお弁当が揃っています。
一度見たら忘れられない(⁉)オリジナルキャラクター「初屋はかたろう」を目印にショップを探して!

イタリアンのシェフがプロデュースする「糸島おむすび ふちがみ」

櫛田神社近くにある知る人ぞ知るイタリア料理店「fucigami.(フチガミ)」の渕上兼督シェフが手掛ける、少し変わったおむすびが味わえるおむすび専門店「糸島おむすび ふちがみ」。丹精込めて育てられた糸島の「天領米」のごはんに、さまざまな具を混ぜ込んだ色とりどりのおむすびが並びんでいます。その鮮やかな色合いは、ショーケースだけを見るとスイーツが並んでいるように見えるほどです。
なかでも印象的なのが、ビーツで赤い色をつけた「梅」玄米むすび(200円)。梅の酸味がきいていて、さっぱりとしています。おむすびは白米と玄米があり1個150円から。明太子やからし高菜を使った九州らしいおむすびも揃います。シェフのこだわりが詰まった具沢山なおむすびが並ぶなか、シンプルな白米の塩むすびがひと際目立っています。やはりお米に自信がある証拠ですね。まずは塩おむずびでごはんの美味しさを味わってみては。

おむすびと一緒に食べたいおかずのイチ押しはシェフの渾身作「トリュフ薫る特製ハンバーグ180g」(600円)。厚みのある丸~いハンバーグが2個、マッシュポテトも付いていてボリューム満点です。プラス300円で好きなおむすびが2個付けられます。お皿に盛れば、ご馳走感たっぷり! 本格イタリアンのシェフの味を自宅でも手軽に味わえます。

この記事はJR博多シティの提供でお届けしました。

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店舗名

いっぴん通り(店舗写真

ジャンル

  • 食物販店

住所

福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ 博多デイトス1F

電話番号

092-451-2561(アミュエスト・デイトスサービスカウンター・10:00~20:00)

営業時間

弁当・惣菜7:00~21:00、菓子8:00~21:00(一部10:00~)

定休日

施設に準ずる

喫煙について

禁煙
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  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

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