やまや「Made in KYUSHU」物語【第12話】

できたてめんたいと釜炊きご飯。究極の博多ランチ見つけました

公開日

最終更新日

ライター森絵里花

カメラマン森絵里花

春吉 やまや別邸 西中洲

春吉

やまや別邸 西中洲

  • LINE

福岡ナンバーワン辛子明太子ランチ決定戦があるとするならば、私は間違いなくこの「できたてめんたい膳」を一等賞に選びたい――。それほど、抜きん出た辛子明太子ランチに出合ったのでちょっと聞いて(読んで)ください。

春吉 やまや別邸 西中洲

東京から福岡へやって来た友人とランチの約束をした私。那珂川沿いのTAMAYAビル2階にある「やまや別邸 西中洲」へ訪れました。夜のイメージがありますが、ランチ営業も行っているんです。店内は天井が高く開放的でモダンな雰囲気。個室や窓に面したカウンター席もあり、窓の外には中洲の景色が広がっています。

春吉 やまや別邸 西中洲

「博多らしいもの。でも、東京では食べられないものが食べたい」。
友人がそんなことを言うもんだから、以前こちらで食べた「青唐辛子とうまだしのもつ鍋」をご馳走しようとやって来たはずだったのですが……。

ランチ限定のプレミアムメニュー!

春吉 やまや別邸 西中洲

メニューを開いて見つけてしまったんです。ランチでのみ登場するという、何とも贅沢な「できたてめんたい膳」(2,000円)を! 「できたてめんたい」とは、熟成後、一度も冷凍されずに店舗へ届けられるやまやの辛子明太子。すなわち、漬けあがったばかりの一番美味しい状態の辛子明太子というわけです。

そんな一番美味しい辛子明太子を、炊き立てご飯と味わえるランチと言われたら……そりゃもう頼むしかないでしょう! しかもご飯は釜炊きです。釜は1人1台ずつ卓上コンロにセットされるので、友達と取り合いになることもなし。最初に運ばれてくる「うまだし茶碗蒸し」を味わいながら、炊き上がりを待ちます。

春吉 やまや別邸 西中洲

「うまだし茶碗蒸し」はフルフルと滑らかな口溶け。北海道産昆布や焼きあごなど6種類の国産だし素材をブレンドして作るやまや特製の「うまだし」が味の決め手だそう。豊かな風味が口いっぱいに広がって、小松菜のソースと梅干しのアクセントも合う〜。

春吉 やまや別邸 西中洲

おしゃべりに夢中になっているとあっという間に15分……ご飯が炊き上がりました。「できたてめんたい膳」の料理がすべてそろうとこんな感じです。木箱に入った「できたてめんたい」と炊き立てのご飯がツヤツヤと光を放っています! この日は写真のために“明太子を切らないでください”とワガママ言いましたが、通常は食べやすいよう一口大にカットされていますよ。

粒・粒・粒、圧倒的な粒感!

春吉 やまや別邸 西中洲

まずは「できたてめんたい」の断面をご覧ください。際立つ粒感、キラキラと輝いています。皮が薄く、粒が大きくハリのある上物の「真子」から作られている上に、熟成後一度も冷凍していないので卵一つひとつが潰れていないんですね。

春吉 やまや別邸 西中洲

ツヤツヤな炊き立てご飯にのせて頬張ると……うっまい。これは間違いなくうまい。ふわ〜っと広がる柚子の香りと奥深い旨味、そしてこの音。噛む度に「プチッ、プチプチッ!」と音が弾けるんです! 

「そんな大げさな。トビコじゃないんだから」と怪訝な顔を見せた友人も、次の瞬間には目を見開いて大喜び。「なにこれー!?こんな明太子はじめて!」と、ご飯が止まらない様子でした。

めんたいとご飯をアシストする名脇役も

春吉 やまや別邸 西中洲

小鉢の煮物は季節や日によって内容が変わり、この日はプリプリのモツを煮込んだ「もつの味噌煮込み」でした。透き通った「イカ刺し」はそのままでも、めんたいを絡めても美味。サッパリとして食感のいいお漬物や、「うまだし」に福岡県嘉麻市の「古処味噌」を溶いたお味噌汁も「できたてめんたい」とご飯の美味しさをアシストしてくれます。

春吉 やまや別邸 西中洲

さらには海苔佃煮、大葉とレモン、梅はちみつといった3種類の薬味と、うまだし入りの「山芋とろろ」までセットに。薬味を「できたてめんたい」に混ぜて味変を楽しめます。私はイカめんたいにして、柚子皮と大葉を添え、山芋とろろをかけて小どんぶり風に。これも美味し〜。

福岡で生まれ育ちうん十年……「福岡の人は、1人で明太子一腹も食べんよ」と、うそぶいてきた私ですが「できたてめんたい」は例外でしたね。味付けが上品で塩っ辛くないので、一人一腹は余裕。それどころか無限に食べられそうで困ります。

春吉 やまや別邸 西中洲

気づけば釜の中はすっかり空っぽで友人も大満足。「できたてめんたい」と釜炊きご飯って、究極の組み合わせなのでは? 県外の方はもちろんのこと、地元民にこそ食べてほしいランチです。辛子明太子のイメージが変わるかもしれませんね。

窓の向こうには、タモリさんが欄干のプレートに揮ごうしたことでも話題になった「春吉橋」を望め、ゆったりとした時間を過ごせました。“ちょっと贅沢に、ゆっくりと美味しいものを味わいたい”なんて集まりにも重宝しそうです。

この記事は「明太子のやまや」の提供でお届けしました。

店舗名

やまや別邸 西中洲

ジャンル

  • 郷土料理
  • 日本料理
  • もつ鍋

住所

〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉3丁目12−1 2階

電話番号

092-721-0808

営業時間

11:30〜OS14:00/17:00〜OS21:00(金、土曜は〜OS22:00)

定休日

月曜

席数

  • カウンター14席
  • テーブル38席

個室

2〜8名

メニュー

黒毛和牛のもつ鍋4種 各1人前2,000円、選べるもつ鍋付き九州の美食コース1人前3,500円、炊き立て土鍋ご飯(できたてめんたい、辛子高菜添え)750円、できたてめんたい膳2,000円(ランチのみ)

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
週刊「UMAGA通信」メルマガ会員登録はこちらから(毎週配信)

人気記事ランキング

  • 24時間
  • 1週間
  • 1ヶ月