やまや「Made in Kyushu」物語【第1話】

プチっと弾ける音がする。できたてめんたい、なぜうまい?

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最終更新日

ライター森絵里花

カメラマン森絵里花

辛子明太子のやまや できたてめんたい

東区松島

やまや本店

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先日いただいた「やまや」の辛子明太子。もう何年ぶり? というくらい 久しぶりに食べたのですが……。

――これがびっくり。……やまや、こんなに美味しかったっけ!?

驚いていると、やまやの広報室からさらに連絡が。

明太子は突然に……

辛子明太子のやまや できたてめんたい

「うちの明太子は、まだまだこんなもんじゃありませんよ」と、種類の違う明太子も送られてきたではありませんか。

物腰はまろやか、でもピリッと芯のある、美しい明太子のような広報室の太田さんが言うにはこうです。

「漬け上がったばかりの、一番美味しい状態の明太子、食べたことありますか? 熟成後、一度も冷凍することなく直送する、やまや自慢の“できたてめんたい”です。きっと、さらに驚きますよ!」

辛子明太子のやまや できたてめんたい

早速開けて見てみると、もう断面から様子が違います。圧倒的な粒感。キラキラと輝く、粒という粒たち。炊きたてご飯にそっとのせて頬張れば……。

辛子明太子のやまや できたてめんたい

――プチッ、プチプチッ!

びっくり、うっまい。
噛む度にプチっと弾けて、音が聞こえるんです。
皮は薄くてハリがあり、際立つ粒感。柚子の香りは鮮明で、先日食べた明太子よりもより一層深いコクと旨味。味付けが上品で塩っ辛すぎないので、1人一腹、余裕でいけてしまう……。(食べすぎてはいけないと思いながらも止まらず、ご飯2杯をぺろり)

美味しさの秘密を、工場見学で探れ!

福岡・博多 辛子明太子のやまや
福岡・博多 辛子明太子のやまや

“できたてめんたい”の美味しさの秘密が気になった私。すると今度は「まずは作っているところを見てみませんか?」と取材のお誘いが……!

早速、東区松島にある「やまや本社工場」にて、工場見学をさせていただきました。

工場内は私の想像を遥かに超える明るさで、ピッカピカです。工程ごとに部屋やブースが分かれており、皆さんのテキパキと無駄のない動きは見ていて気持ちがいい!

福岡・博多 辛子明太子のやまや

通常は立ち入り禁止、最重要箇所である「調合液室」にて迎えてくれたのは、調合液担当の西村誠さん。この青い帽子は、特別なライセンスを持つ精鋭の証。本社工場に4人しかいない、ベテランの明太子職人です。

早速、美味しさの秘密を伺うと……。

「やまやの明太子は、まず“原卵”が違います。すでに塩漬けされた状態の汎用たらこを購入し、漬け込むのが一般的なやり方。しかしうちは、社員を『技術指導員』としてこれまで何度もスケトウダラ漁に派遣し、辛子明太子に最適な『真子』を自社で吟味。“やまや専用の塩漬けたらこ”を作るところから行っているんです」

福岡・博多 辛子明太子のやまや

「次に、“匠のたれ”の素材です。お酒は八女の銘蔵元『喜多屋』を選り抜き。糸島の山田錦を使った明太子専用の特注酒をふんだんに。九州産の香りが強い柚子胡椒、オリジナルブレンドの唐辛子、肉厚で旨味が濃厚な羅臼昆布も、惜しみなく使用。新しい漬け込み液に、以前から使われているタレを継ぎ足していくことで、芳醇な味わいが生まれるのです」

福岡・博多 辛子明太子のやまや

「そして最後は、漬け込み時間。2、3日漬け込むのが一般的ですが、うちはその倍以上の約7日間・168時間漬け込み、低温熟成を行っています。168時間という時間も、“旨味成分が増すには……”という研究の末にたどり着いた数字です。水を使わず、酒100%で作るタレだから、奥深いコクが生まれるんですよ」

――なるほど。あの圧倒的な粒感と、上品な香り、深い旨味には、そんな秘密があったのですね。漬け込み液作りから漬け込み、選別までは、こちらのダイジェスト動画もどうぞ。1つずつ、丁寧な手作業で行われています。

こうして明太子は、私達の元へ……

通常の明太子は包装された後、冷凍庫へ。しかし、“できたてめんたい”は、この冷凍の工程をすっ飛ばし、直接販売店へ届けられるというわけです。

福岡・博多 辛子明太子のやまや
福岡・博多 辛子明太子のやまや

数あるやまや販売店の中でも、一番最初にできたてが届く場所。それは、本社工場の隣にある販売店「やまや本店」(東区松島)です。

「できたてめんたい」は出荷日が決まっており、オンラインショップでは完全予約制で販売。「やまや本店」には、基本的に水曜と金曜の午後に入荷し購入できますが、こちらも予約が確実です。

辛子明太子のやまや できたてめんたい

直営販売店である「やまや本店」「天神本店」「大牟田店」「大川店」、東京の「玉川高島屋S・C店」の5店舗では量り売りも行っており、1本から購入可能。

私が冒頭で食べていたのは「できたてめんたい」の切子が入った小パック(230g 1,980円)です。

贈り物用のギフトBOXとして、可愛らしい「繭玉箱」(200円・写真)も用意されています。博多駅や福岡空港では、この繭玉箱入りの「できたてめんたい 切子」(150g 1,680円)も販売されているので、チェックしてみてくださいね。

おまけ:冬季限定のできたてめんたい、 だと……?

辛子明太子のやまや できたてめんたい

冬季限定、予約制で販売される「できたてめんたい 昆布入り 中辛」(310g 5,400円・送料込み)。ひと足早く、実食させていただきました。福岡県知事指定の伝統工芸品の一つである「八女手漉和紙」で、特別包装されています。(明太子カラー、かわいい!!)

辛子明太子のやまや できたてめんたい
辛子明太子のやまや できたてめんたい

開けてみると……、んん?明太子が見えない!?

予約日に応じて、11/20(土)以降から発送される冬季限定品。違いは、ズバリ昆布です。“匠のたれ”に使われている羅臼昆布を、刻んで添えてあるのです。食べれば肉厚、タレの旨味が染みて、唐辛子がほんのりピリリ。

辛子明太子のやまや できたてめんたい

羅臼昆布も、うっまい。やまやよ、なぜ、この昆布をいつも添えてくれないんだ……。

そう思う反面、冬季限定でしか味わえないという特別感が、またいいんですよね。昆布とぴったり密着していたせいか、できたてめんたいの旨味と風味もさらに増しているような気がします。

昆布=よろこんぶ=喜ぶ。お世話になったあの人の、喜ぶ顔も浮かびます。
注文の受付終了は、12/9(木)となっているのでご予約はお早めに。
この記事は「明太子のやまや」の提供でお届けしました。

店舗名

やまや本店

ジャンル

  • 食物販店

住所

福岡県福岡市東区松島5丁目27−5 辛子明太子のやまや 本店

電話番号

0120-985-857

営業時間

9:30~18:30

定休日

なし

メニュー

工場直送できたてめんたい(切子230g)1,980円、辛子明太子・美味(箱入り)1,080円〜、うまだし(10包)700円・(30包)1,944円、めんたいチューブ756円

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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