待望の復活&再スタート!“蒸し”をテーマにした大人の酒場が高砂に誕生

公開日

ライター森 絵里花

カメラマン森絵里花

高砂 MUSUMATSU 料理

高砂

MUSUMATSU

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福岡のグルメ通や同業の料理人にも愛されてきた高砂の「エムズグリエ」が、2023年12月30日をもって閉店。そんな突然の知らせにショックを受けたのも束の間、そこには、往年のファンにとって嬉しい報告も添えられていました。

――また個人でチャレンジしたいという思いで、今回業態を変更し、以前運営していた「MUSUMATSU」として再スタートいたします。

高砂 MUSUMATSU 外観

炭火を使う“グリエ”を主役にした店として始まり、中華を取り入れたスタイルに進化して、14年間走り続けてきた「エムズグリエ」。その姉妹店として、約11年前に渡辺通で営業していたのが「musumatsu」でした。
「エムズグリエ」の閉店は寂しいけれど、お店の場所は変わらずでよかった。また「musumatsu」としての料理を楽しめる――! そんな気持ちでワクワクしながら高砂の路地裏へやって来ました。草木に囲まれたアプローチを抜けて店内へ入ります。

高砂 MUSUMATSU 内観

「いらっしゃい!」と笑顔で迎えてくれたのは、オーナーの松田康宏さん。2024年2月3日に新装開店した店内には、かつて使っていた「musumatsu」の暖簾が掲げられていました。「tsu」の部分に「2」のワッペンが縫い付けられているのがニクいですね。ちなみに店名は、以前との区切りを付ける意味で大文字表記に変えたそうです。

再スタートの理由を、松田さんはこう話します。
「独立し、エムズグリエを開店したのは29歳の時でした。あれから従業員も増え、法人化してたくさんの人に支えられ、組織・グループでしかできない経験を積むことができました。エムズグリエとしてできる事は全てやり切ったと同時に、今度はこじんまり、居心地のいい酒場を一人でやりたいなぁという気持ちが沸々と湧いてきて。自分自身もいい感じに歳をとってきて、中華は大好きだけど油分が重たいと感じることも増えてきました。その点、蒸し料理は余分な油を使わないところがいいですよね。『MUSUMATSU』をもう一度やりたいという思いはずっとありましたが、今がその時だと思ったんです。今こそ酒場のおっちゃんに戻る時だ!とね(笑)」

高砂 MUSUMATSU 店内

そうして「基本は一人で店を回す!」と決意した松田さん。それと同時に「ワンオペでもお客さんに快適に過ごしてもらいたい」と考え、注文にはモバイルオーダーを採用しています。ドリンクの提供方法も工夫し、瓶ビールや一律1本5,500円のナチュラルワインは冷蔵庫から自由に選んで楽しめるセルフスタイルに。何度もおかわりの注文をせずに済む「角ハイボール5杯分セット」(3,300円)も用意されていました。ちなみに、ズラリと揃うナチュラルワインは「I.N.U.wines」セレクト。「住吉酒販」をはじめとした酒販店から厳選する日本酒は、「天酒堂」の「SHUWAN(酒碗)」で味わえますよ。

musumatsu 新メニュー表

さぁ、気になる料理をいただきましょう。グランドメニューには「エムズグリエ」が得意としていた中華・エスニックと“蒸し”を掛け合わせた、“新星・MUSUMATSU”の料理が勢揃い。しぼり豆腐に麻婆ソースを絡めて蒸し上げる「蒸し麻婆豆腐」や、蒸して炙った豚バラ肉にセミドライトマトと特製の黒酢ソースを添える「黒酢豚」(各770円)など、定番の中華もひと味違います。

高砂 MUSUMATSU 料理

本日のおすすめとして壁に掲げられた旬野菜や魚介系のメニューも気になるものの、まずは名物の蒸し豚料理からいただきました。こちらは自信作の「バッテラこんブー(ヒレ)」(770円)です。低温で蒸し上げた自然豚のヒレ肉はツヤツヤのピンク色で、柔らかくしっとり。上にのせたバッテラ昆布は寿司職人直伝だそうで、甘酢の風味が豚の旨味に寄り添います。これは日本酒もワインも進む〜!

高砂 MUSUMATSU 料理
高砂 MUSUMATSU 料理

大きな檜のせいろで蒸し上げる点心も外せない一品です。「シュウマイ」(2個220円)は、包丁で粗く叩いた豚肩ロースの食感と旨味が格別。餅米をまとわせて蒸した「真珠蒸し」(2個264円)の香りとモチモチ食感もたまりません。1個110円で追加できるのも嬉しいですね。

高砂 MUSUMATSU 料理

蒸し料理に加え、麺・飯料理も見逃せません。こちらはシメよりもアテにぴったりな「汁なし坦々ペンネ」(S 1人前770円)。中華麺ではなくパスタ?と少し不思議に思ったものの、食べて驚きました。太いリガトーニのムチッと噛み応えのある食感がクセになる〜! 爽やかな青山椒の辛味が広がる藤椒油(タンジョウユ)を効かせた特製ダレ、ヤーツァイやエシャロットの香味を隠し味にした挽肉がまた美味しくて、相変わらずのセンスの良さに唸りました。「少し冷めても、食感と香りがより鮮明になってウマいんよ」と松田さんはニヤリ。これをチビチビとつまみながら、オレンジワインや紹興酒を飲むのも良さそうです。

夏に向け、タイ料理テイストの一品も増やしていく予定だそうで、まだまだ進化は続きそう。「エムズグリエ」&旧「musumatsu」ファンの方はもちろん、居心地のいい酒場を探している方も、ぜひ出かけてみてください。

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店舗名

MUSUMATSU(店舗写真

ジャンル

  • 居酒屋

住所

福岡市中央区高砂1-22-24桜木町倶楽部1F

電話番号

092-401-0282

営業時間

18:00〜OS翌1:00(水曜22:00〜OS翌2:00)

定休日

日曜、月1回不定

席数

  • カウンター6席
  • テーブル12席

個室

なし

メニュー

シュウマイ2個220円、真珠蒸し2個264円、バッテラこんブー(ヒレ)770円、雲白肉ウンパイロウ(バラ)770円、蒸し麻婆豆腐770円、汁なし坦々ペンネS 1人前770円、L 2人前1,320円、魯肉飯(ルーローハン)660円、ナポリタンムスマツ990円

喫煙について

喫煙可能スペース有り/屋外(24:00以降は店内喫煙可)
  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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