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川端通商店街と博多川の間にあるビルに入った「やきとり酒場 池屋」は、知る人ぞ知る看板のないお店。ちょっと勇気を出して「ローズマンション川端」の2階へ上がってみました。
店舗より提供
思い切って扉を開けると、平日にもかかわらずカウンターも奥のテーブル席もお客さんで賑わい熱気ムンムン。60年代〜70年代の懐かしい歌謡曲が流れる中、ネタケースには美しく整えられた串が並べられ、「これは良店!」と期待が高まります。
店主の池谷壮礼さんは、山梨で医療・産業用のカメラの設計に携わっていた元エンジニア。話を聞いていると「鶏の肝は凝固点を見極めながら焼いています」「もつ鍋は塩分濃度を計算していて……」など、バリバリの理系らしいコメントが飛び出します。
今年で9年目を迎える「池屋」。常連客で席が埋まるため、数年前から看板を外してしまったそう。しかし「なんだか敷居が高い店?」という心配は無用です。池谷さんもスタッフの皆さんも気さくな方ばかりで、一見客もあたたく迎えてくれます。
さて、早速お目当ての焼鳥を注文してみましょう。左から、刺し身用の肉を使った鮮度抜群の「砂ズリ」。脂身が旨い無菌豚を楽しめる「豚バラ」。肉厚にカットされた「牛さがり」は、まるでステーキを食べているような満足感です。博多弁丸出しで注文したい「しぇしぇり(せせり)」は身が締まっていて美味。「鶏きも」は、ふわふわトロットロの食感で、店の看板メニューというのも納得の一本です。
あまりの美味しさに「鶏きも」を追加で注文してしまいました。くさみのない肝に、鶏のガラや干柿などを使って1週間かけて熟成させた濃厚なタレがマッチし、とろけるような味わいです。飴色の艶にもうっとり!
店名に“酒場”が付くだけあって、一品料理も充実しています。「生き〆 サバ刺」は、毎日サバ専門店で1本丸々仕入れる五島産のみを使用。お客さんの来店に合わせてさばき始め、さばいた後もまだ心臓が動いているという驚きの鮮度です。分厚くカットした身はコリッとした強い弾力の後に、濃厚な甘みが広がり、魚そのものの旨みを堪能できます。こってりとした風味のいいごまだれもあいまって、白米が欲しくなってしまう美味しさです(笑)
醤油ベースの「もつ鍋」も、他とはひと味違います。4日かけて昆布や鰹節でとった出汁を使っているので、一口スープを飲むとしょっぱさや甘さではなく深い旨みが感じられ、なおかつ後口は飲み干したくなるほどスッキリ。九州和牛の小腸もプリプリ。ふっくらとした厚揚げ「糸島あげ」も名脇役になっています。
「うちのメニューは超オーソドックス。定番のものばかりで珍しいものはないでしょう?」と笑う池谷さん。しかし一品一品のクオリティの高さに多くの人が心を捕まれ、地元からも県外からも予約がたえません。“とびきりうまい”を叶えてくれる、心強い存在です。
店舗名
やきとり酒場 池屋
ジャンル
住所
福岡市博多区上川端町10-15 ローズマンション川端2F
電話番号
営業時間
19:00〜翌3:00
定休日
月曜、他不定休あり
席数
個室
なし
メニュー
砂ズリ180円、豚バラ190円、牛さがり480円、しぇしぇり(せせり)180円、鶏きも180円、鶏きも180円、鶏はつ180円、バリバリ鶏皮180円、しそ巻き270円、生き〆 サバ刺1,190円、もつ鍋1人前1,430円〜、有田鶏の手羽元280円、とろほっけ1,480円
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