天然穴子も一本ドーン! 漁師とコラボで実現「博多わたぬきの極上天丼」

公開日

最終更新日

ライター森絵里花

カメラマン森絵里花

警固 博多わたぬき

警固

博多 わたぬき-和狸

  • LINE

――1週間限定「わたぬき✕伊崎漁港フェア」の極上天丼。これで900円は安すぎる! 
3月に入ってすぐの頃、こんなインスタグラムの投稿が目に止まりました。

「博多 わたぬき-和狸」は警固本通りにある創作和食店で、「伊崎漁港」は福岡PayPayドームそばにある小さな漁港。何を隠そう、私の地元でもあります(祖父、父、弟が伊崎漁港の漁師なんです)。

“もしかして父や弟が魚を卸しているのかも?”と思い、弟に電話で聞いてみたところビンゴ。日に日に投稿数が増え話題になっていたので気になり出かけてみたところ……“こんなにサービスして大丈夫!?”と心配になるほど充実の内容だったので、その詳細を「UMAGA」でレポートしたいと思います。

警固 博多わたぬき

店内はパリッと明るく、肩肘をはらずにくつろげる雰囲気。店長の野坂健太さん(左)と、マネージャーの林田康一郎さん(右)が笑顔で迎えてくれました。野坂さんは大名の人気焼鳥店「へて」出身、林田さんは「丸秀鮮魚店」出身で、料理長は京都三大旅館の一つ「炭屋旅館」など京都で40年近く経験を積んだ大ベテランです。

警固 博多わたぬき

「料理長の確かな腕と吟味した食材が生きる割烹レベルの料理を、居酒屋の気軽さで楽しんでほしい。そんな思いで2020年4月に店を開業しましたが、コロナ禍で思うように営業できない期間も長くて……。『もう我慢ばかりは嫌だ、自分たちがやりたいこと、何か面白いことをやろう』と 1週間限定で“伊崎漁港フェア”を企画したんです」と、林田さん。

警固 博多わたぬき
警固 博多わたぬき

「伊崎漁港の漁師・森穣司さんは僕の先輩で幼馴染。父親の安二さんが獲る魚を僕もよく食べさせてもらっていたので、子供の頃から味の良さは知っています。特に伊崎の穴子は料理人の間でも有名。この美味しさをもっとたくさんの人に伝えたい、うちの店で使わせてもらえたらきっと話題になる、そう思って穣司さんに相談しました」と、野坂さん。

警固 博多わたぬき

「ケチケチしたらいかん。幼馴染価格で卸すけん、お客さんにもサービス価格で出して喜んでもらえたら嬉しい」という穣司さんからの提案もあり、大盤振る舞いを決意。そうして完成したのが「伊崎の穴子で 極上天丼セット」です。

天丼に伊崎の天然わかめを使った小鉢、新鮮で香り良いめかぶの味噌汁も付いて900円とは、まさに破格値。最初は1週間限定の予定が大反響を呼び、天丼ランチはレギュラー化することに。

警固 博多わたぬき

伊崎の天然穴子丸ごと1本、海老2本、キス、旬素材のかき揚げ(この日は桜えび)、鶏肉、ナス、レンコン、インゲン、半熟卵……。盛り込まれたネタはなんと9種類、ご飯がまったく見えません! きめ細やかな身がふわっととろける穴子の美味しさは格別で、海老もプリプリ。特製の甘だれもよく合います。

警固 博多わたぬき

ランチは2種類あり、こちらは現在提供中のAランチ「伊崎の天然わかめ 鶏卵うどんと秘伝のかしわ飯セット」。鶏卵うどんとは溶き卵たっぷりの餡がかかる京都のうどんで、料理長自慢の一品です。かしわ飯は料理上手な野坂さんのお母さん直伝で「博多 わたぬき」名物の一つだそう。鶏の旨味がしっかりと出ていて美味しい〜。

警固 博多わたぬき

麺は長崎・佐世保出身のオーナーが選んだ五島うどん。なめらかな細麺が上品な餡に絡み、伊崎のわかめ天ぷら、海老天、かき揚げも味わいに華を添えています。

警固 博多わたぬき

さらには「博多 わたぬき」の夜メニューにも注目。伊崎漁港のみならず、九州や全国各地で水揚げされる旬魚も厳選しています。愛媛の生マグロ、対馬のどぐろ、福岡のアオリイカなど、野坂さんや料理長が毎朝長浜鮮魚市場で買い付ける良質な魚介の刺身や料理を楽しめますよ。

警固 博多わたぬき

くじら串カツ、うなぎ串、豚巻き海老などの創作串や、佐賀牛・鹿児島和牛といったA5ランク黒毛和牛を使った肉料理も多彩に用意。野坂さんが5、6軒の酒販店を巡って仕入れているという日本酒のラインナップも充実しています。

また、京都の老舗米店「八代目儀兵衛」のお米を土鍋炊きで提供するメニューも準備中だそう。「八代目儀兵衛」といえば、京都・祇園の一流料亭や星付き店で愛用されている高級米。九州で唯一の取扱店となるそうで、こちらも続報が楽しみです。

警固 博多わたぬき
警固 博多わたぬき

最後に豆知識を一つ。実は国内で流通するワカメのうち、国産の天然ものは1〜5%にも満たないのだとか。旬の2〜3月に、潮の流れが早いミネラル豊富な海底で育つ真新しい新芽のみを素潜りで刈り取っている伊崎の天然わかめは貴重です。

3月末頃までの夜メニューでは、この生天然わかめと穴子をサッと出汁にくぐらせて味わう「伊崎のわかめ&穴子のシジミ出汁しゃぶしゃぶ」(1人前1,500円)も提供。爽やかな香りとしなやかな食感が弾ける、今だけの美味しさをお見逃しなく。

店舗名

博多 わたぬき-和狸

ジャンル

  • 居酒屋

住所

福岡市中央区警固2-11-10

電話番号

092-714-3113

営業時間

11:00〜OS14:30/17:00〜OS23:00

定休日

木曜

席数

  • カウンター6席
  • テーブル10席
  • 掘りごたつ8席

個室

4〜8名

メニュー

ランチ900円〜、夜:炭焼き串1本190円〜、皮から自家製しゅうまい260円、トリュフ入りたまご付き和牛すき焼き1,320円、地獄炊きうどん850円

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。
週刊「UMAGA通信」メルマガ会員登録はこちらから(毎週配信)

人気記事ランキング

  • 24時間
  • 1週間
  • 1ヶ月