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昨今の美食ブームで世のお寿司屋さんの敷居は上がるばかりですが、そんななか好きなものを好きなだけ安心して食べられる、値段も雰囲気も気軽な日常使いのお寿司屋さんがあります。ここ「福ずし」は地元で獲れた新鮮な魚をリーズナブルに食べさせてくれる人気店。壁面にはメニュー札がズラ~リ並び、刺身、寿司、天ぷら、焼物……、なんでもござれ! の懐の深さを感じます。コロナ禍にもかかわらず、毎日10時ごろまで満席状態で、常連さんは増える一方だとか。
その人気の秘密は店主の溝上雄一さんの愛すべき人柄にもありそうです。
1985年に先代の溝上州二次郎さんが早良区原で創業した「福ずし」。
12年間原で営業した後、現在の西新商店街「New8西新」ビルに移転し、今年で35年目を迎えます。店舗は建物1階の奥にあり、商店街の通りからは見えないのですが、扉を開けてみると店内は満席! 平日週末にかかわらず毎日10時ごろまではこんな状態だそうなので、行くときは必ず予約を。特にドームで野球がある日は、夕食時だけでなく野球終了後も予約をしていないと席がないので注意しましょう。
席もいっぱいですが、厨房の中に5人も板前さんがいるのにもびっくり! です。25席に対して、店のスタッフが9人もいて、次から次へと入る注文を抜群のチームワークでさばいていきます。厨房の中央にいらっしゃるのが大将の溝上さん。手元に集中しながらも、ラグビーのスタンドオフさながら常に店全体に気を配っているのがわかります。
「福ずし」では姪浜や糸島などの市場だけでなく漁師さんたちから直接買い付けるものも多いので、より新鮮で質のよい地魚が提供できるのだとか。その鮮度のよさをもっとも実感できるのが、溝上さんが初めて来たお客さんにおすすめする自慢の4大名物です。
まずはだれもが驚く「幻の生シャコ刺」(2匹680円)。シャコは好きでも、生は食べたことがないという人も多いのでは!? トロ~リとした独特の食感で、甘味があります。幻と言われるのは、生き腐れするぐらいシャコは劣化が早いので、生で提供するのはかなり難しいからだそうです。
次は「たこおどり刺」(780円)。動いているまま出てきて、食べ終わるころにもまだ動いていました。吸盤が吸い付く感触がおもしろい! 柚子ごしょうと合います。
そして、博多名物「ごまさば」(680円)。活きたサバを夕方さばくので、新鮮そのもの。分厚く切ってあって、サバの旨味を存分に味わえます。
最後は漁師直送の「カワハギ姿造り」(1850円)。身がしまってコリコリとしているのは新鮮な証拠。まったりとした肝と一緒に食べるとより一層美味しくなります。
料理の味だけでなく、価格がはっきりしているのも利用しやすい理由のひとつです。「コーススタイルのお寿司屋さんが流行っていますが、もともとお寿司はお好みで食べていたものだから、うちでは好きなものを好きな順番で食べて欲しい。高くても安くても、値段は書いてある方が安心して食べられるでしょ」と溝上さん。確かに、食べたくても価格がわからないと不安で頼めないときがありますよね。そんなお客さんの気持ちを汲み、「福ずし」は明朗会計です。にぎりもすべて価格が記載されていて1貫140円からなので、いつもは回転寿司にしか連れて行かない子どもたちも、ここにならたまに連れてきてあげてもいいのかな(笑)。
写真は「おまかせ5貫」。この日は、手前から大トロ、イカのウニのせ、イワシ、のどぐろの炙り、別皿に焼き桜マス。極上のネタが揃っていて、迷ったらこれにするのがおすすめです。
忙しいながらも料理をひとつひとつ丁寧に説明し、それぞれのお客様に対して温かく向き合う溝上さんの姿を見ていると、この店がお客さんそして街に愛されている理由がわかりました。一度行くときっとまた行きたくなるお店です。
この記事は不動産の銀行 株式会社大央の提供でお届けしました。
店舗名
福ずし
ジャンル
住所
福岡市早良区西新5-15-28 New8西新1F
電話番号
営業時間
17:30~深夜1:00
定休日
月曜
席数
個室
なし
メニュー
カワハギ姿造り1,850円、鯨のさえずり刺身680円、車えび刺身680円、季節の旬にぎり(8貫)1,880円、にぎり1貫140円~、天ぷらの盛合せ980円
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