伝統と進化をミックスしたネオメキシカンが大橋に!

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ライターモリカワ カズノリ

カメラマンモリカワ カズノリ

大橋

Beer & Mexican EL BAILE(エル・バイレ)

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大橋駅から徒歩2分、大通りから一本奥に入った路地に佇む「EL BAILE」。かわいい子どものイラストの看板(アニモちゃん)と暖簾がわりの国旗が目印のメキシコ料理店です。
本場メキシコと福岡の名店にインスパイアされた本格派の料理とこだわりのビール、さらには店内装飾に至るまで、新しさに満ちたお店がオープンしたとのことで、さっそく伺ってみました。

国旗の暖簾をくぐって入店すると、異国情緒漂う空間に包まれます。多彩な照明や太陽のモニュメント、置物、絵画など、店主の川崎修二郎さんがメキシコで調達したインテリアで彩られています。ディープな雰囲気が漂いながらも、笑顔で迎えてくれる川崎さん夫婦が営むアットホームな空気感もどこか落ち着きます。川崎さんが「店名はスペイン語で『ザ・ダンス』という意味で、『心躍る大人の遊園地』のような場所を目指しています」と話す通り、店に一歩踏みこんだだけで別世界に迷い込んだような錯覚を覚えます。

エルバイレ_内観

店づくりからして、メキシコに心酔していることが窺える川崎さん。そのきっかけとなったのは会社員時代。転勤で訪れた京都でテキーラにハマり、地元福岡での勤務時代には福岡の名店「エルボラーチョ」に衝撃を受け、ついには現地にまで行き本場の料理と風土を体験したのだとか。
「『エルボラーチョ』さんに出会い、メキシコ料理とその世界観に魅了されました。そして、現地で実際にいろいろ見て体験することで、自分の理想を実現しました」と川崎さん。「YouTubeには、自分で作詞・作曲したCMソングを現地のメキシコ人とコラボして製作した動画をアップしています。エンドロールに私も出ますので、最後まで見てください!」とも話し、陽気な人柄も魅力的です。

エルバイレ_店主

料理は、看板メニューのタコスやマリネーラをはじめ、イワシのマリネやチキンウイング、ステーキなどもあり、メキシコ料理に馴染みがない人でも楽しめる構成だと感じました。

エルバイレ_メニュー1

まずは、お通しとして「サルサ&チップス」(363円)が出てきました。自家製のサルサソースは、焼いたニンニクとトマトをしっかり煮詰めて仕上げることで、ほんのりと香ばしさを感じ、完熟トマトのフレッシュさも相まってコク深い味わいでした。メキシコ産トウガラシの優しい辛味もクセになりそうです。それだけで十分ビールがぐいぐい進んじゃいますよ!

エルバイレ_ビールサーバー

ビールもまた料理と同じく、並々ならぬこだわりを持っているそうです。川崎さんは、前職の某ビールメーカー時代に、「メガジョッキ」の名付け親にもなったほど、業界の最前線で活躍した経歴があります。その経験を活かし、店内では、サンフランシスコで見つけたドラフトタワーを参考に特注したサーバーが存在感を放っています。
こちらでは、3種類の樽生ビールがスタンバイ。特に、樽生ビールよりも若干低い温度で抽出する独自のダブル冷却システムにカスタムした「キリン一番搾り」は、一味違う喉越しを実感することができ、川崎さんのクラフト魂を感じました。そのほかクラフトビールが2種類あるので、樽生ビールの飲み比べもおすすめですよ。

エルバイレ_テキーラ

テキーラは43種類がラインアップ。「まずは美しいテキーラボトルを眺めながら、ゆっくりとお食事を楽しんでください」と川崎さん。その日の気分でプレミアムテキーラの世界を堪能してみるのもいいですね。

エルバイレ_外観

入口の横には、クラフトビールの販売店「アニモ」が併設されています。海外のビールが6種類、国内は3種類を扱っており、プラス200円払えば店内で飲むことも可能です。気軽に缶ビールだけ買って帰る人も多いそうですよ。

エルバイレ_クラフトビール

定番のタコスの前に必ず食べてほしいという看板メニューが「炎のマリネーラ(2人前)」(946円)。「エルボラーチョ」直伝の料理だそうです。その名の通り火柱が上がるほど強火で火にかけることで、フライパンの中でオイルを乳化させ、タコや唐辛子の旨味を存分に引き出しています。
トマトの酸味とタコの出汁がミックスした深みあるスープに一口目からノックアウトされました。冷えたビールも最高ですが、暑い夏なら、マリネーラとテキーラでメキシコ気分を一気に盛り上げるのもいいかもしれませんよ!

エルバイレ_マリネーラ
エルバイレ_炎

自家製のトルティーヤを使った名物のタコスも必食。趣向を凝らした3種類を揃え、まずは、代表的なタコスのひとつ「パストール(手前左)」(385円)から食べてみました。具材は、特製のスパイスやフルーツと一緒に漬け込んだ豚肉がメインです。メキシコから取り寄せたマシンでケバブのように焼くことで旨味がじんわりと染み込んだ豚肉は、パクチーとパイナップルの爽やかさが加わることで、さらに食欲増進。肉の食べ応えと野菜とフルーツの歯ごたえも楽しい一枚でした。

エルバイレ_タコス

カラフルなトルティーヤを使った「タコスアルティスタ(手前右)」(462円)は、日替わりの具材で、この日は牛肉に特製ヨーグルトサルサをかけたアメリカンスタイルで、程よい酸味と牛肉の旨味がたまりませんでした。

そして、「テンプラーダス(奥)」(380円)は、同店オリジナルの和風タコス。エビの天ぷらと紅生姜と大葉のトッピングにより、完全に和風のビジュアルです。竹炭を練り込んだトルティーヤに包んで、一口頬張れば、ポン酢のジュレと大葉の風味が口に広がります。

エルバイレ_エンチラーダ ベルデ

続いて食したのは「エンチラーダ ベルデ」(858円)。鶏肉を包んだトルティーヤに、グリーントマトを使ったサルサとクリームをかけた、見た目にも爽やかな一品です。軽い酸味と程よい出汁でさっぱりとした後味を感じました。川崎さんがメキシコのレストランで教わったメキシコ伝統料理だそうです。

エルバイレ_アロス ネグロ

そしてシメには「アロス ネグロ」(968円)をいただきました。イカ墨で炊き込こみ、大ぶりのタコも入った米料理です。出汁がしっかりと効いているので、お茶漬けのようにさらっといただける食べ心地でした。
「メキシコは、先住民とスペイン人の文化が融合した料理やお酒が魅力です」と川崎さん。
店内の雰囲気から料理、ビールに至るまで、どっぷりとその世界に浸ることができました。まさに大人の遊園地。普段使いで一軒目のディナーとしてはもちろん、現実逃避したい時でも楽しめそうです。難しいことは忘れて、今宵もおいしいビールやテキーラとメキシコ料理でサルー!

エルバイレ_メニュー3
エルバイレ_メニュー4

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店舗名

Beer & Mexican EL BAILE(エル・バイレ)

ジャンル

  • ダイニングバー

住所

福岡県福岡市南区大橋2-12-12晃英ビル1F

電話番号

092-231-9468

営業時間

17:30〜OS23:00

定休日

月曜

席数

  • カウンター6席
  • テーブル14席

個室

なし

メニュー

パストール(タコス)385円、ケサディーヤ 480円、マグロのSASHIMI 858円、炎のマリネーラ 946円、アロス ネグロ 968円、ビール 550円〜

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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