西鉄の旅列車がリニューアル!「Sola」「Cernia」「Mahoro756」が料理監修

公開日

ライター鹿毛望

カメラマン鹿毛望

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THE RAIL KITCHEN CHIKUGO

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9月1日、西日本鉄道の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」が新しくなりました。これまでカフェ、ランチ、ディナーの1日3便だった運行を、ランチ2便に限定。新たにランチの時間帯に西鉄福岡(天神)駅〜花畑駅間を往復するコースができたり、運行日も増えるなど、さらに利用しやすくなりました。田園風景を眺めながら車内の窯を使ったできたての料理を味わえる列車が、運行4年目を迎えますます進化しました。

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※西日本鉄道より提供

何より注目したいのが新しくなった料理! 今回は秋メニューの試食会にお邪魔しました。

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新たに料理を監修するのは福岡を代表するシェフの御三方。ベイサイドプレイス博多のフレンチレストラン「Sola」吉武広樹さん(写真左)は、フランスでミシュラン一つ星を獲得した世界で活躍するシェフ。今年2月にうきはに和食フレンチ「Mahoro756」をオープンした井上誠さん(写真中央)は、東京やフランスで腕を磨き、フランスで日本酒レストランを立ち上げるなど豊かな経験の持ち主。イタリアンレストラン「Cernia」畑亮太郎さん(写真右)は、この春、自社農園のため田主丸に移転したことで大きな話題を呼びました。

気鋭のシェフ3人がタッグを組み、沿線に広がる筑後や九州の素材を使って「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」のためだけに考案した、前菜・魚料理・肉料理・デザートのコースを8,800円で味わえるなんて嬉しい〜!

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車内のテーブルにつくと、まずは前菜が登場。3人のシェフが2品ずつ担当した小鉢が並びます。華やかな小鉢にどれから食べようかな〜と迷ってしまいます。

「Restaurant Sola」の吉武さんは、写真右の料理を監修。「ハーブ海老のマリネ」(右上)は、トマトとコンソメのジュレがさっぱりと爽やか! 「うきはの卵のフォアグラプリン」(右下)は、卵の濃さが際立つ甘くない茶碗蒸し風の料理で、上に甘酸っぱいソースがかかり、なんだかお酒が飲みたくなる一品です。

「Mahoro756」の井上さんは写真中央の料理を監修。「原木椎茸とアオサのお浸し」(中央上)は、ほのかに香るアーモンドオイルがアオサの磯の香りを引き立てる驚くほど香り豊かな一品。「里芋と鶏そぼろ」(中央下)は、そぼろの下に、里芋にジャガイモを加えたねっとりと濃厚なピューレがたっぷり。上にのせたネギと生姜がいいアクセントになっています。

「Cernia」の畑さんは、写真左の料理を監修。秋茄子の素揚げにしっかり酸味のあるトマトソースとチーズを重ねた「ナスのパルミジャーナ」(左上)。熟れた赤ピーマンを焼いてマリネした「ツナを詰めた赤ピーマンと大豆のサラダ」(左下)。どちらも畑さんがイタリアで食べた素朴な家庭料理で、シンプルだけれどしみじみ味わい深い小鉢でした。

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次にサーブされたのは井上さんが監修する「奥日向鮭味噌幽庵焼きピスタチオ仕立て」。奥日向鮭とは宮崎の西米良で育てられた養殖のニジマスのこと。しっとりした身はくさみがなく上品な味わいで、こんな魚が宮崎で育てられていたなんて!と嬉しい発見でした。井上さんがレバノンで出張料理を作った際、好評だったという魚の鱗に見立てたピスタチオのザクザクとした食感も印象的。手前のほうれん草味噌と一緒に味わうと、甘みが加わりさらに美味でした。

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メイン料理「糸島豚バラ肉のコンフィ」は吉武さんが監修。揚げたナスやミョウガ、トマトなどの野菜の下に、低温で3時間じっくりと火入れした豚バラ肉が隠れています。ナイフがスッと入る柔らかくとろけるような身と甘酸っぱいバルサミコのヴィネグレットソースが一体となる至福の味わいです。「パンストック」のもっちりとした食感の「白ストック・プティ」も付いていたので、ソースを最後の一滴まで味わい尽くしました。

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コースの締めくくりとなるデザート「柿のスープとキャラメルアイス」は畑さんが監修。うきはは柿の名産地ですが、収穫される4割は傷が付いてしまい値段がつかないのだそう。丹精込めて栽培され、味に変わりはないのに勿体ないと畑さんは生産者に相談し、傷がある柿を集めてシナモンが香る濃厚なスープにしました。柿の甘さとキャラメルアイスのほろ苦さのバランスがなんとも絶妙! 試食会では富有柿を使っていましたが、今後は旬に合わせて太秋柿、早秋柿など品種が変わり、果樹園の旬を皿の上でダイレクトに感じることができるそうです。

三者三様の個性を生かしつつ調和したコースにうっとり夢心地……。この秋は、乗車するだけで非日常を楽しめる、美味なるショートトリップがおすすめです!

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※西日本鉄道より提供

列車名

西日本鉄道「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」

運行日

木・金・土・日曜、祝日

福岡発着 地域を味わうアーリーランチ

【木・金曜】 福岡(天神)駅10:10発→花畑駅折り返し→福岡(天神)駅12:50着/【土・日曜、祝日】福岡(天神)駅10:11発→花畑駅折り返し→福岡(天神)駅12:33着

福岡発・大牟田行 地域を味わうレイトランチ

【木・金曜】 福岡(天神)駅13:40発→大牟田駅16:05着/【土・日曜、祝日】(天神)駅13:23発→大牟田駅15:29着

料金

1名8,800円(ウェルカムドリンク、アフタードリンク以外のドリンクは別途料金)

予約電話番号

092-734-1903(西鉄旅行株式会社天神支店 ザ レールキッチンチクゴ 予約センター)

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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