あんこ大好きコピーライターのヤミツキあんこ【第4回】

思わず“二度味”したくなる! 摩訶不思議な美味しさが詰まった「御菓子 TUGI」の「くろ」

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最終更新日

ライター亀井玲奈

カメラマン亀井玲奈

御菓子TUGI

白金

御菓子 TUGI(ツギ)

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甘いものが大好きで、中でもあんこはダントツ1位!というコピーライターの亀井玲奈さん。あんこの話をし始めると止まりません。そんな亀井さんに、何度もリピート買いしているヤミツキ度の高いあんこのお菓子を4回に渡って教えていただきました。今回が最終回です。

「御菓子 TUGI」の「くろ」(380円)

断言します。今までに、一度たりとも「何かのついで」にここに行ったことはありません。
私が「御菓子 TUGI」に行くのは、絶対的に「御菓子 TUGI」のお菓子が食べたいから!
この一言に尽きます。

もちろん「たまたま近くに用事があったから」とか「お友達のお土産が欲しかったから」とかでも全然OKですし、美味しいお菓子を食べるのに理由なんて、あってないようなものなのですが。
それくらい、私にとってこのお店のお菓子は、他には変えられない唯一無二のものなんです。

御菓子TUGI

初めてお店に伺ったときも、「今日は絶対にここのお菓子を食べる! 」という強い決意で自宅からまっすぐお店に向かった私。「ラムのおはぎはまだありますか? 」なんてさりげなさを装っていましたが、実は「あれもこれも食べたい! 売り切れてたらどうしよう! 」とかなり鼻息荒い状態だったのでした……。

そこで出逢ったのが、今では毎回必ず購入するほど惚れ込んでいるお菓子「くろ」。
黒いキューブ状のこのお菓子、ぱっと見た感じでは和菓子なのか洋菓子なのかと迷われるかもしれません。

御菓子TUGI

でも、食べると、本当にすごいんです!
黒い部分は実はこし餡で、周りに目の細かいココナッツが散りばめられています。こし餡とココナッツ?と思うかもしれませんが、これがまた美味しいのです。

そして、一口目でほろほろっと崩れるほどの繊細な食感は、何度食べてもうっとり。
さらに食べ進めると、中にはラムレーズンとチョコレート、胡桃もゴロンと出てきます。

御菓子TUGI

初めて食べた時は、一口毎にいちいち「え?」「お?」と驚きながらも、美味しくて美味しくて、「ああもう食べちゃった……」とちょっと悲しくなったほど。
聞いただけでは分からないこのハーモニーの妙は、とにかく一度体験していただきたいです。

食べて驚くと言えば、「COCONUT餡」(240円)のおまんじゅうもお気に入りのひとつ。
見た目はシンプルなおまんじゅうなのですが、かじるとココナッツの風味が効いた餡と共に、濃厚なクリームチーズの味が!

御菓子TUGI

「これ、クリームチーズがキューブで入ってる?」と思うくらいしっかりその存在が感じられるのですが、おまんじゅうの断面を見ても、どこにも姿はないんです。
あまりに不思議で、食べている間中、小さなおまんじゅうをかじっては断面を見て、かじっては断面を見て……と繰り返してしまいました(笑)。

御菓子TUGI

見えないけど、ちゃんと存在感があって、それでいてあんこや他の素材とのバランスもいい。
これは「御菓子 TUGI」のお菓子、全てに当てはまることで、毎回どのお菓子を食べても、「うわー! そう来たかー! 」という予想を超えてくる美味しさと楽しさが感じられます。

「これってどんな味なんだろう? 」とワクワクするようなスタイリッシュな見た目も大好きなのですが、「うちのお菓子は見た目が地味なので……」と謙虚な店主の樫木さん。「でもその分、味と素材にはすごくこだわっています。奇をてらうのではなく、自分が食べて、本当に美味しかったものだけを使って、いろんな組み合わせを考えながら、これは絶対に美味しい!と思うお菓子を作っています」と話します。

御菓子TUGI

確かに、「御菓子 TUGI」のお菓子は、シナモンやレーズン、ココナッツやライムなど、和菓子としてはあまり聞かないものが多いのですが、食材としては一度は口にしたことのある馴染み深いものばかり。
そして、そんな知っているはずの味が、組み合わせでこんな風に美味しくなるのか……! という発見をさせてくれるのが、「御菓子 TUGI」の魅力のひとつなんです。

御菓子TUGI

以前は平尾の人気カフェ「はじめ」を営んでいたお2人で始めたという「御菓子 TUGI」。カフェでもオリジナリティのあるデザートを作っていたそうですが、大好きなあんこのお菓子に挑戦するために、カフェをクローズした後2年ほど研修や試作を重ねて、このお店をオープンさせました。

店内にズラリと並ぶ、定番商品のおはぎや酒まんじゅう、焦がしキャラメルとラベンダーの風味が味わえる羊羹や、虎の形がかわいい最中などの心惹かれるお菓子は、全て店内の小さな厨房で作られているというから驚きです。

御菓子TUGI

甘いものが大好きで、今までに全国を食べ歩いて美味しかったお菓子の記憶を引き出しては、あれこれ組み合わせながらさまざまなお菓子を生み出しているそう。お菓子づくりのことをお話する姿が本当に楽しそうで、「あんこが大好き!」という気持ちがひしひしと伝わってきました。
ちなみに、名前の由来は「はじめ」の次だから「TUGI」……。店名の理由さえもチャーミングです!

御菓子TUGI

こうして思い出しているだけでもう食べたい……。一度食べるとまたどうしても食べたくなる、記憶と気持ちを揺さぶる「御菓子 TUGI」のお菓子。定番はもちろん、これからどんなお菓子に出逢えるのか、本当に楽しみです。

いつもお小遣いを握りしめて通ってくるという近所の子どもさんや、季節限定の新作が出るたびに買いに来られる方など、根強いファンが大勢いらっしゃるという話にも頷けます。人気のお菓子は早めに売り切れてしまうことも多いので、逃したくない方は事前にお電話での予約がオススメです。

店舗名

御菓子 TUGI(ツギ)

ジャンル

  • スイーツ

住所

福岡市中央区白金1-10-15 KADONOビル1F

電話番号

092-521-3833

営業時間

12:00~(売り切れ次第閉店、11:00から電話でのみお取り置きや予約を受付)

定休日

火・水曜

メニュー

おはぎ(つぶ・こし・きなこ)各200円、おはぎ(ラム・しょうが)各220円、酒まんじゅう200円、あんなし130円、シナモン浮島330円、珈琲440円

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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