






〈Made in KYUSHU 物語〉できたてめんたいと釜炊きご飯。究極の博多ランチ見つけました
記事検索
人気記事ランキング
〈Made in KYUSHU 物語〉できたてめんたいと釜炊きご飯。究極の博多ランチ見つけました
町内移転して進化めざましい大手門の立ち飲みバー
〈居心地抜群の大衆酒場〉多彩な料理から寿司まで楽しめる薬院六つ角の名酒場
福岡の人気イタリアン「Cernia」、田主丸移転の真相
〈愛しき肉屋のお惣菜〉ガツンと生姜! 唐人町「とり万」の「鳥肝煮」
舞台は薬院から清川へ。「磯ぎよし」新業態、角打ちも誕生!
〈Made in KYUSHU 物語〉できたてめんたいと釜炊きご飯。究極の博多ランチ見つけました
舞台は薬院から清川へ。「磯ぎよし」新業態、角打ちも誕生!
ナポリピッツァの名店から、イタリア野菜の生産者に転身
福岡の人気イタリアン「Cernia」、田主丸移転の真相
〈博多駅直結の魅惑のグルメ〉博多駅地下の食堂街は地元の人気店が大集結!
魅力満載! 4月29日オープンの「天神イナチカ」
〈博多駅直結の魅惑のグルメ〉博多駅地下の食堂街は地元の人気店が大集結!
福岡の人気イタリアン「Cernia」、田主丸移転の真相
〈2021〜2022年〉福岡最旬スイーツ手みやげ5選
〈酒場ポテサラ巡り〉「鮨・酒・肴 杉玉」の「杉玉ポテトサラダ」
魅力満載! 4月29日オープンの「天神イナチカ」
〈Made in KYUSHU 物語〉できたてめんたいと釜炊きご飯。究極の博多ランチ見つけました
記事検索
あんこ大好きコピーライターのヤミツキあんこ【第3回】
公開日
最終更新日
ライター亀井玲奈
カメラマン亀井玲奈
亀井玲奈
白米よりもおはぎを食べる日のほうが多い、あんこ大好きコピーライター。日本あんこ協会あんバサダー。広告制作に携わる傍ら、福岡を中心に全国のあんこのお菓子を食べ歩きながらあんコラムを執筆中。
Instagram:everyday_ankovsky
ワイン通の知人から、「ワインとドライフルーツ入りの羊羹って、けっこう合うんだよね」と聞いて以来、そのマリアージュが気になって仕方がなかった私。密かに全国のいろいろな羊羹を買い求めてはチェックする中でたどり着いたのが、地元福岡の「博多運盛」の「運盛ようかん」です。
そんな中で出逢った「博多運盛」の「運盛ようかん」は、ちょっと個性的なお品。私のイチ押しは、黒餡にたっぷりとダークチョコレートを練り込んだ「黒」です。一口めから濃厚なダークチョコレートの味と香りがぐっと迫ってきて、いわゆる“ドライフルーツ入りの羊羹”とは全く違う代物。ダークチョコレートのほんのりとした苦みと、黒餡のしっかりした甘さが感じられて、和とも洋とも言い難い複雑な味わいが楽しめます。
しっかりしたボルドーの赤ワインや、深煎りの珈琲にも負けない個性を持っているので、昼と夜、アルコールの有無など、どちらの席でもいける頼もしい存在です。
こちらの「運盛ようかん」、白餡にホワイトチョコレートを練り込んだ「白」も人気。乳白色のやさしい色合いの中にオレンジ・アーモンド・レモン・レーズン・パインなどのドライフルーツやナッツが贅沢に散りばめられた様は、断面マニアじゃなくてもかなりときめきます……。
柑橘の爽やかな味と香り、さらにホワイトチョコレートと白餡のまったりとした甘さが楽しめる、見た目以上にインパクトのあるお味で、フレーバーの効いた紅茶とも相性抜群です。
そして、お味や見た目以外にも、私がこの「運盛ようかん」を推す理由は、商品への並々ならぬこだわりにぐっときたからなんです。
「博多運盛」のお菓子は、“「ん」のつく名前の野菜を食べて「運」を盛る”という昔ながらの縁起担ぎ「運盛り」がテーマで、看板商品の「うんどら」にはさむ餡も、「ぎんなん」「にんじん」「いんげん」「れんこん」……と、すべて「ん」のつく食材を使用しています。
さらにこのこだわりは、羊羹に使われる素材にも活かされていて、ジンジャー・マロン・マンゴー・ピーカンナッツ・いよかん・レモン・オレンジ……と全て「ん」がつく食材で統一されているんです!
「ん」のつく食材を探すだけでも大変ですし、お菓子づくりに使えるかどうかや、ほかの材料との組み合わせやバランスも難しいはず。看板商品だけならいざ知らず、他の商品にもしっかりこだわり抜くその姿勢に、「美味しい縁起菓子をお届けしたい」という強い想いを感じました。
その想いは、お菓子だけでなく、「博多運盛」のさまざまな場所に散りばめられています。
例えば、お店の内壁やパッケージには、「長寿吉兆」の象徴とされ、金運上昇にも良いとされる亀甲模様があしらわれ、贈答用には「運が重なる」お重箱や「運やご縁を結ぶ」水引などもお願いできます。
店舗より提供
そして、「うんどら」のちょっと変わった形のパッケージにも理由が。こちらのパッケージは、「うんどら」4個入りをご購入の際、ご希望のお客様へ無料サービスでお付けしているもので、「真四角ではなく、横から見ると台形になっているんです。転ばない、たためない、つぶれないということから、開店祝いとしても喜ばれています」と店長の前島洋子さんから教えていただきました。
可愛くて縁起がよく、しかも美味しい「博多運盛」のお菓子は、界隈の秘書の方々からも、お客様へのお土産品として人気なのだとか。
「お土産にいただいたものが美味しくて、と買いに来てくださるお客様もいらっしゃいます。親子で買いに来られる方や、男性のリピーターの方も実は多いんですよ」と前島さん。
甘いものを食べるとなんだか元気がでるけれど、縁起物の「博多運盛」のお菓子なら、さらに運気まで上がりそう! 大切な人へのお土産にはもちろん、頑張る自分をちょっと労わりたいときにもオススメです。
店舗名
博多運盛
ジャンル
住所
福岡市博多区上川端町12-31 小河ビル1F
電話番号
営業時間
10:30〜18:30
定休日
日祝日
メニュー
うんどら(4個入り)648円、(8個入り)1,404円、麩のよかラスク(和三盆・博多生しょうゆ・林檎シナモン・黒胡椒チーズ)各778円、いつのよも1,404円
記事に関する諸注意
人気記事ランキング