西山健太郎の福岡フルーツカクテル紀行【11】

「BAR SENDA」の「スイカのソルティドッグ」

公開日

最終更新日

ライター西山健太郎

カメラマン西山健太郎

「BAR SENDA」(中洲)の「スイカのソルティドッグ」

中洲

BAR SENDA

西山健太郎

福岡市役所に勤務するかたわら、2017年2月に樋口一幸氏(Bar Higuchi 代表)と非営利団体「福博ツナグ文藝社」を設立。福岡・博多の地域文化の魅力について独自の切り口で発信している。

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スイカの魅力を存分に活かした定番カクテル

BAR SENDA

今回は、中洲の「BAR SENDA」を訪問。
オーナーバーテンダーの千田博文さんは、サントリージガーバーの系列各店に9年、中洲の「Bar Higuchi」に7年勤めたのち、2009年3月、現在の場所に「BAR SENDA」をオープン。
カウンター9席とテーブル6席が1500本のボトルで囲まれ、真空管アンプとスピーカーへのこだわりが生み出すBGMの柔らかな響きが全身を包み込む。

「BAR SENDA」(中洲)の「スイカのソルティドッグ」

今回オーダーしたのは「スイカのソルティドッグ」。
冷蔵庫から取り出された小玉のスイカに目の前でナイフが入る。その断面を見ると皮がとても薄く、みずみずしい果肉がはち切れんばかりに詰まっている。
スイカの果汁にウォッカを加えシェイクするだけのシンプルなレシピながらも、ひと口味わうとスイカ特有の青臭さ、そして爽やかな甘みが口の中に広がり、思わず笑みがこぼれる。
グラスを縁取る塩はメキシコ産の岩塩と国内産の藻塩をブレンドしたもので、このカクテルに甘みと旨みを添えている。
「スイカというのは同じツルに何個も実が生るわけですが、季節の最初に生るものが一番美味しいと思います」と語る千田マスターは、スイカの季節になると名産地として知られる熊本県植木市まで自ら仕入れに出向くという。その素材を吟味する目と経験に裏付けられた腕が、季節感あふれる珠玉のカクテルを生む。
冬場には、こちらも生産者から直接仕入れる「豊前海一粒かき」とウイスキーのペアリングをぜひおすすめしたい。

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店舗名

BAR SENDA(店舗写真

ジャンル

  • バー

住所

福岡市博多区中洲2-6-23 コウフクビル1F

電話番号

092-262-3440

営業時間

19:00~翌4:00

定休日

日曜

席数

  • カウンター9席
  • テーブル6席

個室

なし

メニュー

チャージ500円、スイカのソルティドッグ1,600円、フルーツカクテル1,600円~、カクテル1,100~、ウイスキー1,300円~

喫煙について

店舗内喫煙可
  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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