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かしこまらずにフレンチを【5】
公開日
ライター江月義憲
カメラマン江月義憲
国体道路と大正通りが交差する警固四つ角から少し南に行った警固交番横の角地。2009年の開業以来、10年以上にわたってすっかりこの付近の景色になじんでいるのが「ビストロ・ラ・ポーレ」です。すぐ近くの薬院に事務所があった筆者もオープン当初からちょくちょく行ってた馴染みの店で、今回は久しぶりの訪問となりました。
内装は白いテーブルクロスに赤いギンガムチェックのカーテンという、いかにもパリの街角にありそうなクラシックなスタイルのビストロそのもの。明るい陽射しが射し込むランチタイムからシックな雰囲気に包まれるディナータイムまで、いつでも本格的なフランス料理を楽しむことができます。
この店のオススメは、前菜・スープ・メイン料理・デザートまたはチーズにコーヒーが付いた「プリフィクスコース」(3,800円)。多くの店が3〜4種類から選ぶのが一般的ですが、ここは前菜が約10種類、メイン料理にいたっては10種類以上と、そのバリエーションの豊富さが魅力。行くたびに違った料理を食べられるのが人気の秘密です。
多彩に揃う前菜の中で、不動の人気を誇るのがスペシャリテの「厚切りスモークサーモンのミキュイ」です。”ミキュイ”とはフランス語で「半生」の意味で、5〜6kgもあるサーモンの切り身をじっくり時間をかけて桜のチップで冷燻にしたもの。3cmほどの厚切りにゆで卵とピクルスをみじん切りにしたグリビッシュソースを乗せ、新鮮な野菜とエディブルフラワーがあしらわれています。ビネガーの程よい酸味にトビコのプチプチした食感がアクセントになり、一度食べるとヤミツキ必至の美味しさです。
オーブンで焼かれたアツアツの状態で提供される「オニオングラタンスープ」も、この店の看板メニューの一つ。まさに「食べるスープ」と呼ぶにふさわしく、パンの下にはびっしりと玉ネギが隠れています。しかもこの時期は新玉ネギを使っているので、牛のブイヨンで煮込まれた玉ネギの甘味がマックスに。ハフハフしながら、あっという間に平らげました。
市場直送の鮮魚や、ありた鶏、フランス産の鴨、スペイン産のイベリコ豚、黒毛和牛などの多彩な食材を使った10種類以上ものメイン料理の中から、悩み抜いて選んだのは「ナヴァラン」と呼ばれる仔羊とカブ、トマトの白ワイン煮込み。フランスを代表する家庭料理で、もっともビストロらしいメニューの一つです。隠し味にカレーのスパイスを加え、付け合わせにバターライスを添えた一皿はボリュームもたっぷりで、心から満足することができました。
プリフィクスの料理は単品でも注文できるので、黒板に書かれたアラカルトメニューをチェックしてみてくださいね。
シェフに就任して10年以上になる中川将和さんが得意とするのは、フランスの素朴な郷土料理や家庭料理。「本場の料理をお腹いっぱい食べてほしい」と、昼夜ともにリーズナブルな価格で提供してくれます。平日限定のランチはスープと肉料理、コーヒーが付いた「プティランチ」(1,100円)や、自ら糸島まで買い付けにいく野菜を使った「大地のサラダ」が付いた「レギュームランチ」(1,550円)など、コスパも最高です!
そんな中川さんが作るフレンチの虜になったなら、定番に加えて旬の食材を使ったシェフおまかせの「スペシャルコース」(5,600円)で、ビストロ料理の神髄を味わうことができますよ。
店舗名
Bistrot la paulee(ビストロ・ラ・ポーレ)
ジャンル
住所
福岡市中央区警固1-12-2 ヴィラージュけやき通り1F
電話番号
営業時間
11:30〜OS14:30/17:30〜OS22:00
定休日
水曜
席数
個室
なし
メニュー
ランチ1,100円〜、ディナーコース3,800円〜、大地のサラダ1,300円、オニオングラタンスープ1,000円(ハーフ500円)、仏産フォアグラのポワレ フレンチトースト添え2,500円、黒毛和牛イチボのポトフ3,200円
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