good titles books

薬膳をマンガで学ぶ「しあわせは食べて寝て待て」

公開日

ライター倉成英俊

しあわせは食べて寝て待て:水凪トリ作 (秋田書店 2021年 )

倉成英俊

1975年佐賀県生まれ。コピーライターとして電通入社後、広告のスキルを超拡大応用し、各社新規事業部の新プロジェクト創出などを支援。2014年より、電通社員でありながら個人活動(B面)を持つ社員56人と「電通Bチーム」を組織。2020年Creative Project Baseを起業。2022年タイトルが良い本のみを扱う本屋「good title books」を開業。

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クリエイティブ・プロジェクト・ディレクターとして、様々なプロジェクトに携わる倉成英俊氏は、自身がタイトルが良いと思う本を長い間収集し続けてきました。そして2022年、タイトルが良い本のみを扱う本屋「good title books」をオープン。そこから店主・倉成氏お薦めの“食に関わる一冊”をご紹介します。

僕はこの本を読んでから、毎日の食べ物が気になり始めた。

なんとなく、この本の紹介文を書くなら気持ちの良いカフェかなと思って、よく行く近所のカフェでコーヒーを飲みながらこの文章を書いている。

いつも頼むのはブラジルだけど、メニューに「屋上に流れてくる歌」みたいなコピーが書いてあったから、ルーフトップブレンドという名前のブレンドを初めて注文してみた。

そんな気分になる漫画。しあわせは食べて寝て待て。

持病とストレスに悩む主人公(30代女性)が、引越し先の団地の大家さん(93歳のおばあさん)と、住み込みで手伝う笑顔の素敵なイケメンと出会う。2人の特徴は親切なこと。そして薬膳に詳しいこと。

ダイコン。とうもろこし。山芋。鶏団子のスープ。ドライフルーツのあんず。梅シロップ。ジャスミン茶に陳皮。

都会暮らしでの不調が、医食同源の食べ物と、近所付き合いで、徐々に回復していくストーリーが心にしみ込む。そして、読んでる方も癒される。「このマンガがすごい!2022 オンナ編8位」なのもなんだか納得。

僕はこの本を読んでから、毎日の食べ物が気になり始めた。これは何に効くかな、とか、この季節にこの色の食べ物を食べるとどうなるのかな、とか。この本きっかけで薬膳を始められる方も多いんじゃないかな。

おばあさんが主人公にこう言う。

「それ これまでの自分と比べるからしんどくなるのよ こう考えるのはどうかしら 新しい自分になったのだって」 

「運が巡ってきたときのために 少しでも元気になっておきなさいよ」

しあわせを。食べて寝て、待とう。

ここでは1巻だけ販売しますので、あとは本屋さんで買ってください。できれば、ネットでなく。近所の本屋さんで。この漫画みたいに、あったかい人間関係が始まるかもしれないから。

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タイトル

しあわせは食べて寝て待て

著者

水凪トリ

発行

秋田書店 2021年

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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