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週末グルメドライブVol.8 Presented by Audi福岡マリーナ
公開日
最終更新日
ライター毛利智子
カメラマン毛利智子、高倉勝士
今回ご紹介の唐津オススメスポット
①料理屋 あるところ
②KARAE(カラエ)
③洋々閣(ようようかく)
④からつバーガ― 虹ノ松原本店
⑤鏡山展望台
福岡市内から西に向かい、県境を越えて唐津へ。古くから大陸への玄関口として栄え、豊かな自然の中で多彩な文化が育まれてきた唐津は、シーサイドリゾートとしての華やかな一面を持ちながら、唐津城に見守られた城下町にはしっぽりとした大人の雰囲気が漂います。今回は唐津焼と唐津グルメを訪ねます。
202号線を少し山側に入っていくと「あるところ」に到着。こちらは築140年の古民家を店主・平河直さんが1年をかけて改修した和食店です。学生時代は工芸を学び、元来モノづくりに造詣が深かった平河さん。入った瞬間から、そのセンスと140年という時だけにしか為せない風格がひとつになった店構えに魅了されます。
実は平河さんが飲食の道に進むことになったきっかけが非常にユニーク。在学中、フィンランドに留学した際、暗く長い冬を経験。家で過ごす時間を大切にする現地の文化に触れ、友人たちと家で料理を楽しんでいるうちにその楽しさや奥深さに開眼。帰国してからは銀座の懐石料理店や割烹などで学んだとか。「和食を選んだのは、自分自身が歳をとってもずっと食べたいと思える料理だから」と平河さん。ここではそんな言葉にふさわしい飽きのこない料理がいただけます。
昼夜ともに料理は12,000円のおまかせのみ。お浸し、酢の物、お造り、碗物、焼物、揚物、煮物など全10品が登場します。食材はほぼ唐津産。「山海の滋味に恵まれた地なので、あえて手を加えすぎず、シンプルに調理するように心がけています」と平河さん。しかし、これが絶妙な塩梅。火の入れ方、塩の効かせ方などが素晴らしく、食材が喜んでいるような印象です。
この日の焼物は「閂針魚(かんぬきさより)の一夜干し」。サヨリの大きなものは閂もしくは閂サヨリと呼ばれます。脂は少ないのですが、身の旨味は濃厚! 器は唐津焼の人気作家・矢野直人さんのものです。食材はもちろん、器と料理のマリアージュが楽しめるのもこの店の醍醐味です。
最後を締めくくるのは「おにぎり」。食事の進み具合を見ながら、薪釜戸に火をくべ、羽釜で炊き上げてくれます。パチパチと聞こえる薪の音もごちそうです。このおにぎりの美味しいこと。
店内はテーブル席のほか、広々とした和室も。カウンターの向こうで調理する平河さんの姿もすべて見え、まさにご自宅に招かれたような印象です。日本人の心の原風景を感じる空間と、唐津の幸、ゆったりとした贅沢な時間に心まで癒されました。あー、お昼寝して帰りたかった。
2019年10月に駅前の商店街入口に誕生した複合商業施設「KARAE(カラエ)」。ホテルや映画館、カフェや中国料理店、アンテナショップ、やきものギャラリーなどが入っています。唐津でどこに行って何をしたらよいかわからない人は、まず1階の「インフォメーション」を訪ねてみましょう。唐津の魅力をいろいろな角度から教えてくれます。
また、ここでは「歩唐(あるから)」というガイド付きまち歩きツアーも開催しています。「歩いて感じる唐津城下町巡り」「唐津ヘリテージ&偉人巡り」「唐津くんちも一緒に楽しめる!唐津焼まちなかスポット&窯元巡り」「江戸から令和まで!唐津の観光を一度でまるごと楽しむまち巡り」の4コース(所要約2時間30分、参加料3,500円)。どれも面白そうです。
インフォメーションはギャラリーも併設していて、唐津で活躍の作家さんたちの器が並び、購入することもできます。
施設内には唐津の食材を使ったモーニングやランチ、スイーツが楽しめるカフェ&ダイニング「KARAE TABLE(カラエ・テーブル)」や陳健一氏の兄弟子である立岡池敏氏が手掛ける佐賀で人気の本格中国料理店「Xiang Li(シャン・リー)唐津」など、飲食店も充実しています。5月中旬には唐津焼で和食を楽しませてくれる店もオープン予定だとか。
また、ちっちゃなおみやげやギフト探しなら「KARAE SHOP(カラエ・ショップ)」を覗いてみて! 唐津はもちろん、佐賀や九州からセレクトされたおしゃれなグッズやおみやげによさそうなお茶やお菓子が並んでいます。
人気は唐津名物「松原おこし」(425円)や「からつ茶」(432円)など。イラストレーターの「Rooo Lou(ルー)」氏と「KARAE」の共同プロジェクトによる唐津くんちの曳山ポストカードやTシャツなどもユニークです。
唐津の歴史と文化を空間で表現したような明治26年創業の老舗旅館「洋々閣」。大正時代に建てられた築110年の建物は、凛とした佇まいの中に温かさや心地よさが感じられます。一度は泊まってみたい憧れの宿ですが、こちらのギャラリーは宿泊者以外でも見学することができます。入口でお出迎えしてくれたのは「隆太窯」の中里隆氏が80歳の記念に作陶した80の壺のうちのひとつだそうです。
ギャラリーは3か所に分かれており、2か所は「隆太窯」の中里隆氏、中里太亀氏・中里健太氏の3世代の作品と、1か所は中里隆氏の次女・花子氏の窯である「monohanako」の作品が展示販売されています。作品にはそれぞれの作り手の個性が出ていて、どれも素敵な作品ばかり、見ているだけでうっとりします。
「洋々閣」と「隆太窯」とのお付き合いは、中里隆氏が窯を開かれた時からかれこれ50年近くになるそうで、ギャラリーでは常設展示もされていますが、年に一度は個展が開かれています。このGW(4月29日~5月8日)は「monohanako」展を開催。5月9日ごろ以降は通常展示になります。
お天気がよかったので、お庭も少し見せていただきました。虹ノ松原をイメージして作られた日本庭園で、手入れが行き届いていてとても気持ちのよい場所でした。庭から見る宿も堂々たる構えです。
※Audi Q5
「洋々閣」から虹ノ松原へはすぐ。長さ約4.5㎞、幅約500mにわたって約100万本の松が植えられた松原は、唐津藩の初代藩主によって防風・防潮淋として植林されたもので、唐津湾沿いに虹の弧のように連なることからこの名が付けられています。
虹ノ松原を通る時、目に留まったら素通りできないのが「からつバーガー」です。休日は車がびっしり並んでとても混み合っていますが、平日の昼過ぎだと比較的すいています。車を停めて松原を散策したり、ハンバーガーを買って海まで歩き、浜辺でハンバーガーをほお張るのもいいですよね。
カリッと焼かれたバンズに、玉子、分厚いチーズ、パティ、ハム、レタスがサンドされた「スペシャルバーガー」(550円)をオーダー。デミグラスのような手作りのソースがクセになります。
せっかく車で来たならぜひ鏡山に上ってみませんか。大きな鳥居をくぐって、ワインディングロードを上ること約10分。頂上にある公園は、春は桜やつつじ、秋は紅葉が美しく、散策するのにぴったりです。お目当てはもちろん公園奥にある展望台。駐車場から展望台までは遊歩道が整備されていて徒歩7~10分ほどです。
展望台からは、虹ノ松原、唐津城、高島などが一望できます。ドライブの締めくくりに、唐津の絶景を満喫しました。今度は夕日の時間に来てみたいな……。
この記事はAudi正規ディーラーAudi福岡マリーナの提供でお届けしました。
店舗名
料理屋 あるところ
ジャンル
住所
佐賀県唐津市鏡732
電話番号
0955-58-8898(2名より※前日までに要予約)
営業時間
11:00~15:00/17:00~22:00
定休日
不定
席数
個室
2~12名
メニュー
おまかせコース12,000円
店舗名
KARAE(カラエ)
ジャンル
住所
佐賀県唐津市京町1783
電話番号
営業時間
店舗により異なる(ギャラリー&インフォメーション、KARAE SHOP 10:00~18:00)
定休日
店舗により異なる
店舗名
からつバーガ― 虹ノ松原本店
ジャンル
住所
〒847-0022 佐賀県唐津市鏡4
電話番号
営業時間
10:00~20:00
定休日
なし
メニュー
スペシャルバーガー550円、エッグバーガー430円、ハムエッグバーガー430円、チーズバーガー430円、ハンバーガー370円、コーヒー250円、ポテト370円、生搾りみかんジュース500円
記事に関する諸注意
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