福岡非豚骨の両雄「大重食堂」「はや川」がタッグを組む新店がオープン!

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最終更新日

ライター上村 敏行

カメラマン上村敏行

ラミョンハウスラーメン

上川端町

ラミョンハウス

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今夏最注目と言っていい、ビッグなラーメンニュースが飛び込んでまいりました!
あの超名店「大重食堂」と「はや川」がタッグを組んで全く新しいラーメン店を7月11日(月)に開業するとのこと。
え!? 最初は耳を疑いましたよ。
なんてったって前者は2017年に開催された「WRGP(ワールドラーメングランプリ)」で優勝、後者も、福岡の非豚骨シーンを引っ張り続ける実力者同士。僕らラーメンファンからすると、まさにドリームタッグなんですから。

うぉ、楽しみすぎる!

これまで取材を通じて両店主と長く親交があったので今回無理を言って、オープンの1週間前に試食をさせていただきました(感謝です)。
当日店を訪れるまでは僕も、どんなラーメンに仕上がっているのかは全く知りませんでした。独創性ありまくりの両名だけに、どんなジャンルかさえも想像できんなーと、ワクワク。
結果、食べた感想を簡単に。
辛っ! うまっ! 楽しい! そして超満腹!!
2人らしいラーメンセンス、遊び心が詰まったメニューでした。
まずは、「大重食堂」の大重洋平さん、「はや川」谷口しんさんについてと、どのような経緯でタッグを組むことになったかを紹介しておきましょう。

ラミョンハウス店内

大重さんは1976年鹿児島出身。フレンチなどで料理の腕を磨き、前身の居酒屋「ビッグヘビーキッチン」を2011年に開業。限定メニューとして始まった、コーヒーサイフォン抽出の「純らーめん 七節」で、2017年ワールドラーメングランプリで優勝。後にラーメン推しの店へと舵を切りました。いわば、名実ともに世界一となったラーメンの生みの親です。
一方、谷口さんは1979年福岡出身。脱サラ後に飲食の道に入り、ラーメンのキャリアのスタートは「博多弁天堂」。2019年、味噌ラーメン専門店へとリニューアルした福岡市・高宮「はや川」を引き継ぎました。中国でのイベント出店など、海外経験も豊富な方です。
非豚骨の名店として名を馳せ、同時期に活躍されていた2人だけに、お互いを意識していたと言います。

「僕は警固界隈に住んでいて、もとは『大重食堂』のいちファン。次第に大重さんと仲良くなり、それぞれのラーメン観や経営理念を話すようになりました。自分にはない彼の料理のセンスに惚れています。実はここ数年、2人で出店する話を温めていましたが状況や物件の折り合いなどで実現できずにいました。今回は満を持してのオープンなんです」と谷口さん(右)が言えば、
大重さん(左)も「それは僕も同じで、谷口さんには僕にないブランディングのうまさがあります。ラブコールを受けてすぐに快諾しました。じゃあ、2人で何を作ろうとなった時、すでにある僕らの店の延長線上のラーメンだとおもしろくない。真逆の豚骨ラーメンも考えましたが、2人でアイデアを揉み込んでいった結果“韓国ラーメン”にたどり着きました」と応えます。

ラミョンハウス谷口さん、大重さん

そう、そうなんです!
ようやく、ベールを取りますが、
「大重食堂」✖️「はや川」の新店のメニューは「韓国ラーメン」なんです!!
新店の名前は「ラミョンハウス」
ラミョンは韓国語でラーメンなので、直訳するとシンプルに「ラーメン家」になりますね。ここで声を大にしたいのは、これまでにないスタイルの“NEO韓国ラーメン”であること。
メニューがこちら!!

ラミョンハウス料理

小鉢もひっくるめた、全部がデフォルトのメニュー。ラーメン以外は韓国海苔や小鉢やごはんはお代わり自由です。写真のソーセージ、スパムが入った「プデチゲラミョン」(1400円)ほか「タクコギラミョン」(鶏肉)、デジコギラミョン(豚肉) 、コプチャンラミョン(牛モツ)と、ラーメンは4種から選べます。

「僕は韓国料理の卓上がにぎやかな感じが好きなんです。ですから複数の小鉢に、韓国海苔も付け、それらを食べ放題にしました。今は辛い麺といえば宮崎系の辛麺が主流で選択肢が少ないし、韓国料理もサムギョプサルとかがメインの居酒屋が多いですよね。ちょうど良い感じの“韓国麺食堂”を作りたかったんです」と大重さん。
チヂミやヤンミョムチキンなど小鉢も一品ずつ丁寧に手作りしされていて美味しい。
卓上バーナーを使ってシメの雑炊も作れる。
など特記事項はたくさんありますが、僕的にズバリ言うと、このラーメンはぜひ“麺”に注目してもらいたい! 麺にこそ2人のこの店にかける思いとこだわりが表れていると思いました。

ラミョンハウス麺

実は、揚げた麺を使っているんですね。韓国の「サリ麺」風といえばわかりやすいでしょうか。もちろんインスタント麺を使っている訳ではなく、「博多製麺処」に特注したラー麦ベースの生麺を、手間をかけて都度、厨房で揚げたものです。
それをグツグツたぎらせた鍋で炊くので、食べる時はパリパリとはしてはいませんが、生麺をそのまま茹でるのに比べ、揚げをほどこした麺は表面に凹凸ができているので、独特のワシッとした口ざわりを生みます。つまり、よりジャンキー! な感じ。蒸し麺にも似た風合いもありますね。

「大重食堂」の「七節」の麺も作った「博多製麺処」の担当者、中野監さんに話を聞くと、
「今回は本当に難しいオーダー。私も長く麺を作っていますが初めての経験でした。ラーメンの生麺を揚げてから使うとなると、水分が抜けて油が入りますから加水率の調整、油っぽさを出さずに小麦の風味も生かすという点が特に大変でしたね。麺を作る側としても勉強になりました」とのこと。

ラミョンハウス麺持ち
ラミョンハウス雑炊

スープは鶏ガラと牛骨がベース。辛さは自在に選べます。僕は1辛で食べましたが、ちょうどいい辛さでした。
そしてシメの楽しみも自由自在。写真のように、お代わりした小鉢の具をごはんにのせてスープをかけてもいいですし、卓上バーナーの鍋の中にごはんを入れて、チーズ(有料)とグツグツやってもうまいですよ。

店の場所は元「月光軒」があった場所。川端商店街のビルの地下1階にあります。
ちなみにこの2人、今回「ラミョンハウス」を開業するのをきっかけに新しい会社を立ち上げました。社名は、それぞれの苗字を取って「株式会社 大谷」。
「これから世界で勝負しますからねー」と2人は笑います。

ラミョンハウスメニュー

《ラミョンハウス》
福岡市博多区上川端町11-1 新川端グレイスマンション地下1F
092-261-3300

店舗名

ラミョンハウス

ジャンル

  • ラーメン

住所

福岡市博多区上川端町11-1 新川端グレイスマンション地下1F

電話番号

092-261-3300

営業時間

11:30〜15:00/17:30〜21:00

定休日

火曜

席数

  • カウンター7席
  • テーブル10席

メニュー

プデチゲラミョン(1400円)、タクコギラミョン(1500円)、デジコギラミョン(1600円) 、コプチャンラミョン(1800円)

  • ※この記事は公開時点の情報ですので、その後変更になっている場合があります。
  • ※「税別」という記載がない限り、文中の価格は税込です。
  • ※掲載している料理は取材時のもので、季節や仕入れにより変更になる場合があります。
  • ※OSはオーダーストップの略です。
  • ※定休日の記載は、年末年始、お盆、祝日、連休などイレギュラーなものについては記載していません。定休日が祝日と重なる場合は変更になる場合があります。
  • ※編集部の都合により撮影時にマスクをはずしていただいたり、アクリル板をはずしていただいて撮影している場合があります。
  • ※掲載しているメニュー内容、営業時間や定休日等はコロナ禍ではない通常営業時のものですので、おでかけの際にはSNSや電話でご確認ください。

記事に関する諸注意

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