「Bar Hermanos（バー エルマノス）」の「ラ・フランスのホワイトレディ」

今回はJR九産大前駅の目の前にある「Bar Hermanos（バー エルマノス）」を訪問。
オーナーバーテンダーの折居最史さんは、平尾の「Je ne sais pas. KITAJIMA」（現店名「Bar 㐂多島」）でバーテンダーとしての基礎を学び、2008年2月29日、この地に「Bar Hermanos」をオープン。今年、開店15周年の節目の年を迎えた。

この日オーダーしたのは「ラ・フランスのホワイトレディ」。
カットした洋梨「ラ・フランス」にジンとオレンジリキュール「コアントロー」を合わせてブレンダー（ミキサー）にかけ、シェイクで仕上げて完成となる一杯。
「ラ・フランス」のエレガントな風味にジンの余韻が重なり、食後の一杯にぴったりのカクテルだ。

「Hermanos」とはスペイン語で「兄弟姉妹」のことを指し、語り口の中にも優しさと温かさがあふれる店主の人柄に相応しい店名だ。
バックバー（酒棚）にはシングルモルトを中心に、「プライベートボトル」と呼ばれる一般流通することのない稀少なウイスキーがズラリと並ぶ。
博多駅から普通列車で14分。わざわざ電車に乗って足を延ばすだけの価値がある名店である。